スウェーデン傑作推理小説「ミレニアム」を北欧好きに読んでほしい5つの理由

北欧好きの方なら、一度は聞いたことがあるであろう、スウェーデンが誇る推理小説の名作「ミレニアム」シリーズ。映画化、ドラマ化もされ、注目を浴び続けています。

LifTe ミレニアム1

みなさんがどれだけ推理小説をお好きかは分かりませんが、小さい頃から推理小説を愛読している僕としては、本当に太鼓判を推せる出来栄えです。

現在ミレニアムシリーズは最新刊で「5」まで発刊されています。

今回はミレニアムシリーズの何が素晴らしいかをお話させていただきます。



1:スウェーデンの社会背景がわかる

推理小説って様々なパターンがあります。基本パターンは何か事件が起こって犯人を突き止めていく形。

もちろんミレニアムもその路線には入っているのですが、社会的背景をとても上手く取り入れています。特にこの社会背景、スウェーデンの闇の部分に触れています。

女性に対する蔑視や暴力、人身売買、トラウマ、政界の腐敗等、スウェーデンという国に対して持っているイメージとはかけ離れてしまうかもしれませんが、歴史的な勉強も含めて、自分にとってはとても新鮮に感じました。

こういった話は、俗に「重い」部分ではあるのですが、本質のミステリーに深く関わり、絡んでいくので、特に難しい印象はなく、すっと頭に入っていきます。

LifTe ミレニアム2

2:登場人物の魅力が高い!

ミレニアムシリーズの主役は、ミカエルとサランデルという2人の人物ですが、まあこのキャラクターがしっかり作り込まれています。

ミカエルはタイトルにもなっている「ミレニアム」という雑誌の共同経営者でもあり記者(ジャーナリスト)でもあります。ミカエルはひょんな事から大きな事件に巻き込まれていき、そこにサランデルが絡んでいきます。

サランデルは黒のジャンパーにピアス、まるでパンクロッカーの出で立ちで、社交性もない。背中には見事なドラゴンの刺青が入っています。そんなサランデルが大きな鍵となり、物語は怒涛の展開を見せていきます。

その他に出てくるキャラクターもしっかり立っていて、読者を飽きさせません。
まあ、キャラクターの名前が長いので慣れるのに少し時間がかかりますが(笑)。

LifTe ミレニアム3

3:シリーズ3巻で様々な推理小説パターンが読める!

ミレニアムシリーズ1~3巻は主要登場人物は一緒ですが、シリーズ1は社会派ミステリー、シリーズ2は国家機密が絡むミステリー、そしてシリーズ3は法廷劇と、シリーズで様々なパターンのミステリーを堪能できます。

4:緻密なストーリー、伏線

そして何より素晴らしいのは、緻密なストーリー展開。登場人物が多いのにもかかわらず、伏線をしっかり張りながら、絶妙なタイミングで次節に移っていきます。まさに読み始めたら止まらない状態がずっと続く感じ。

5:作者の件が悲しすぎる

作者はスティーグ・ラーソンさんという方ですが、この3部シリーズを一気に書き上げたとのことです。ただ、シリーズ1が発売される前2004年11月、心筋梗塞で死去してしまいます。2005年にシリーズ1が発売され瞬く間に世界的なヒットとなります。つまり、著者は世界的なブームになったことを見ずに世を去ったのです。なんとも言えない悲劇です。。

LifTe ミレニアムシリーズ

じゃあ4作目は誰が書いているの?

スティーグ・ラーソンが亡くなっている以上、もちろんシリーズ4、5を書いているのは彼ではありません。主要登場人物は一緒で、ダヴィド・ラーゲルクランツという方がシリーズ4、5を書いています。

正直この4以降は賛否両論が出ています。僕的な評価を結論から言うと「別のシリーズとして読めばいい」でした。

細かい部分はやはり気になります。例えばこのセリフ、シリーズ3までだったら絶対言わないでしょ、とか。ただ、エンタテイメント性が増して読み応えがあるのは間違い無いですし、3まで名前だけ出てきたある女性が実際に4から出てくる、みたいな楽しみもあります。

例えば映画でいうと「007シリーズ」も監督や主演が変わっても一定水準の楽しみを与えてくれます。それと同じようにミレニアムシリーズ4以降を読み進めると楽しめると思います。

「ミレニアム」シリーズ。
推理小説が好きな方は是非一度手に取ってみてください。北欧好きの方も社会背景が丁寧に書いてあるので勉強の一環にもなると思います。

スティーグ・ラーソン (著), ヘレンハルメ 美穂 (著), 岩澤 雅利 (著), ヘレンハルメ 美穂 (翻訳) 早川書房 2011/9/8
スティーグ・ラーソン (著), ヘレンハルメ 美穂 (著), 岩澤 雅利 (著), ヘレンハルメ 美穂 (翻訳) 早川書房 2011/9/8
スティーグ・ラーソン (著), ヘレンハルメ 美穂 (翻訳), 山田 美明 (翻訳) 早川書房 2011/11/10
スティーグ・ラーソン (著), ヘレンハルメ 美穂 (翻訳), 山田 美明 (翻訳) 早川書房 2011/11/10
スティーグ・ラーソン (著), ヘレンハルメ 美穂 (翻訳), 岩澤 雅利 (翻訳) 早川書房 2011/12/5
スティーグ・ラーソン (著), ヘレンハルメ 美穂 (翻訳), 岩澤 雅利 (翻訳) 早川書房 2011/12/5

|kindleやkoboだったらお得に読める!!

『ミレニアムシリーズ』は文庫での販売ですが、ページ数が400ページを優に超えることもあり、1冊あたり800円以上という金額感です。

一気に読みたいという方は、3シリーズ全部まとめ買いすると5,000円程度の出費となります(中古で買い求めの場合は別ですが)。電子書籍を読める環境があり、少しでもお得で読みたいという方に朗報です!

KindleやKoboだとそれぞれのシリーズがまとめてお得に購入できるので要チェックです♪

スティーグ・ラーソン (著), ヘレンハルメ 美穂 (著), 岩澤 雅利 (著), ヘレンハルメ 美穂 (翻訳) 早川書房 2011/9/8
スティーグ・ラーソン (著), ヘレンハルメ 美穂 (翻訳), 山田 美明 (翻訳) 早川書房 2011/11/10
スティーグ・ラーソン (著), ヘレンハルメ 美穂 (翻訳), 岩澤 雅利 (翻訳) 早川書房 2011/12/5

北欧の今を知ることができるライフスタイルマガジンLifTe!

地元客にも長年愛される北欧各国の絶品レストラン

人気ブランドのテキスタイルデザイナーが明かす制作秘話!

そして観光定番から最新スポット情報も!

北欧の今を知ることができるライフスタイルマガジンLifTe「Vol.01」「Vol.02」は、絶賛発売中!
↓ ↓ ↓ ↓

北欧ライフスタイルマガジン「LifTe vol.02」




関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

Translate

sponsored

sponsored

ページ上部へ戻る