ヘルシンキで出会った、日本デザインショップ

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LifTe common 5corners

LifTe common 外観

ヘルシンキの「聖ヨハネス協会」近くの5差路(5corners)付近にあるのが、こちらの「COMMON」。

|フィンランドなのに日本

LifTe common 内観

入ってびっくりするのは、並んでいる商品は殆ど日本製の日本商品。そしてお店のオーナーはこれまた日本人。ヘルシンキに来たはずなのに、いきなり日本に舞い戻ったかのような錯覚になる不思議なお店「COMMON」。

LifTe common オーナー 中村浩介さん

髭を蓄え、優しい目をしたオーナーの中村浩介さんにお話を伺いました。

|日本から北欧への転身

LifTe common 内観_2

中村さんは元有名セレクトショップ勤務。北欧家具セクションに所属をした中村さんは、最初に北欧デザインに触れてセンセーショナルを受けたそうです。その後、仕事を通じ北欧デザインへの造詣を深めていく中村さんは、フィンランドの魅力にはまり、夫婦でフィンランドへの移住を決めます。

学校に通いながらも、まずは日本に、北欧ヴィンテージの物を輸出しようとwebビジネスを開始します。ただ、フィンランドでの生活が長くなるにつれてあることに気づきます。

-商品の背景、ストーリーをとても知りたがる-

LifTe COMMON 白山陶器

「フィンランドの人々は、デザインはもちろん、商品が生み出されるストーリー、デザイナーの背景の話を聞くことがとても好き」

そこに気づいた中村さんは、日本向けではなく、フィンランドに住むフィンランドの方々向けに日本の商品展開を始めていきます。もちろん最初から大々的にやることはできず、中村さん出身の長崎県にある会社に話をし、ある醤油差しの展開を少しずつ始めていきます。

|ストーリーを届ける

最初は実験的だったと言いながらも、全く当てずっぽうではなくある程度の計算も中村さんにはありました。当時フィンランドでは空前の寿司ブームが到来していたのですが、お寿司を出すお店で醤油差しがなかったのです。そしてもちろんアラビアでもシンプルで機能的な醤油差しは作っていませんでしが、それを知っていた中村さんは、近所のお寿司やさんをめぐり、ストーリーを伝えながら、少しずつ顧客を増やしていきました。

LifTe Common 吉井タオル

そこで自信をつけた中村さんは、ツバメノート、今治タオル等、徐々に展開の幅を広げていき、今人気の商品はこの吉井タオルのラインナップ。来店されたお客様との会話をとても大事にする中村さんは、フィンランドの方々の声を日本のメーカーにフィードバックも行っています。そのリアルな声を元に、また商品開発や違う商品導入を行い、そしてバッグストーリーを伝えていく。まさに日本デザインの伝道師。

LifTe common 内観_3

現在ヘルシンキにお店を構えて11年目、フィンランド、いや北欧の方々に日本の魅力をこれからも伝えて行ってくれることでしょう。

|編集部オススメはこれ!

LifTE common 玉の肌石鹸
お店に入って一番最初に目に入ったのが、これ。
実はこれ石鹸です。もちろん日本製で、創業明治25年(1892年)の玉の肌石鹸のもの。インパクトがありながら、「日本では何かのお祝い事だったり、節目の時に鯛を食べる習慣があり、それはめでたいという言葉とも繋がりがある」というストーリーはフィンランドの方々にとても喜ばれ、ギフトでの需要も多いのだそうです。

LifTe common 外観

COMMON
住所:PURSIMIEHENKATU 1
00120 HELSINKI
電話: +358 (0)9 670 385
営業時間:11:00〜18:00(月~金)
11:00~16:00(土)
日曜日はお休み
COMMON オフィシャルサイト

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