冬の大自然を満喫できる フィンランドならではのアクティビティー!

森と湖にあふれ、国土の3分の1が北極圏に位置する国フィンランド。

冬の観光というと、オーロラ、犬ぞり、クリスマスにはサンタクロースが思い浮かぶかもしれませんが、
その他にも、この時期に大自然の中体験できるアクティビティがありました!
しかも首都ヘルシンキから、車でわずか30分という距離で!

この日訪れたのは、ヘルシンキの東にあるシポーという地域。



|フィンランド湾で体験する冬ならではのアクティビティー

LifTe シポー

ボートハウスで荷物を預けてから早速着替え。コートを脱ぎその上にこのつなぎタイプのウエアー、そしてグローブ、ニット帽、ブーツも身につけます。重装備に見えますが、この日の気温は-5度くらい。目の前はバルト海に面したフィンランド湾なので、風も強く、納得の装備です。もちろん事前に身長や足のサイズなどを伝える仕組みなので、ウェアーからブーツまで一式が用意されているので安心です。

LifTe レッドリブ・エクスペリエンス ウェアー

アクティビティー中に物を置ける場所が氷上になるので、カメラなどちょっとした物を入れる為の防水性バックがあると便利!
着替えが終わり準備が出来たら、いざホバークラフトに乗船♪

LifTe レッドリブ・エクスペリエンス ホバークラフト

日本でも、瀬戸大橋開通前に「とびうお」と呼ばれていた本州と四国を結ぶ線や、大分空港と国東半島を結んでいた線等ではホバークラフトが運航されていましたが、大分空港航路の廃止に伴い2009年10月末にホバークラフトによる民間定期航路は全て終了しています。つまりホバークラフトに乗ることも珍しい体験なのです!

ホバークラフトは運転席を別にして2シート(今回は運転手含めて6名で乗船)。海が凍っているので、一直線に目的地に行けそうなものですが、群島なので島はもちろん、岩などを避けながら運航されるので、氷の上を滑りながら曲がる、いわゆるドリフトを何回もしながら、目的地である群島エリアのOstholmen(オストホルメン)に向かっていきます。運転席は目の前で、ハンドルを切る方向と逆にドリフトしていくホバークラフトが面白く、運転してみたくなりました♪

LifTe レッドリブ・エクスペリエンス 氷上のメリーゴーランド
出向してから15分程度で目的地の島に到着。まずは雪遊び定番のそり遊びや、雪に寝転んで手足を広げて閉じ、その後立ち上がると動かした雪の部分が天使の姿のようになることから名付けられた「スノーエンジェル」も体験。その後、円形にくりぬかれた氷の上に案内されます。。

|氷が回る!フィンランドで人気の氷のメリーゴーランド!

LifTe レッドリブ・エクスペリエンス クランベリージュース
これは「氷のメリーゴーランド」と呼ばれていて、フィンランドでブームになりつつある遊びです。
氷を円形にチェンソーで切り、その氷をモーターエンジンとスクリューや小さい氷だと足で(!!)ゆっくり回し、食事をしたり、ゆっくり景色を楽しむフィンランドらしい遊び。今年の2月にはフィンランドのLohja(ロハ)で世界大会が開催され2万人も集まったとのことで注目度も上がっています。参加者には温かいクランベリージュースが配られました。ゆっくりと回転していく景色を眺めながら飲む温かいクランベリージュースは格別としか言いようがない味わいでした。

島にあるコテージでつなぎのウエアーからオレンジ色のサバイバルスーツに着替え、こちらのアクティビティーに。

|氷と一緒に浮かぶ自然と一体になれる時間

LifTe レッドリブ・エクスペリエンス サバイバルスーツ1 LifTe レッドリブ・エクスペリエンス サバイバルスーツ2 LifTe レッドリブ・エクスペリエンス サバイバルスーツ3

決してザリガニやロブスターではありません(笑)。サバイバルスーツの浮力によって、自然と体が浮き上がり、ゆったりと漂うことができます。サバイバルスーツの内部には全体的に空気が入っていて、正直動きづらく、最初はなにもできません。ただ浮かぶのみなのですが、浮かんでいるだけでも自然と一体になる感覚になれます。その後時間が経つとサバイバルスーツに慣れてきて上体を起こすことが可能になり、最終的には立ち漕ぎまでできるとさらに楽しみが増えますが、バランスを崩すと顔の部分から冷水が入ってしまうので、スリル感も満点。

|雪を眺めながら食べるフィンランドを代表する料理

LifTe レッドリブ・エクスペリエンス スモークサーモンカナッペ

LifTe レッドリブ・エクスペリエンス サーモンクリームスープ

LifTe レッドリブ・エクスペリエンス レットゥ

一通り遊んだあとは焚き火を囲んでのアウトドアランチ♪
スモークサーモンのカナッペ、フィンランドを代表する料理のサーモンクリームスープ、良く森の中で作ると言われるレットゥ、そしてフィンランドならではの焚き火コーヒー。どれも素朴な味わいで冷えた体を芯から温めてくれます。

LifTe レッドリブ・エクスペリエンス 山小屋
実際に食事をしたのがこの山小屋みたいなところですが、ちょっと頼りなさそうにも見えますが風は殆ど入らず、中に入ると快適そのもの。何より良かったのが周りの自然と近いというか、自然の中にいることを存分に感じさせてくれるところ。景色は最高の調味料と良く言ったものですが、フィンランド料理を冬の大自然の中で味わえる体験ができるこの小屋は、最高のロケーションでした。

LifTe レッドリブ・エクスペリエンス トナカイの皮

スタート地点のボートハウスに戻り着替えを終え、一度は座ってみたかった、トナカイの皮が敷いてある椅子に座ると、目の前には先ほど乗船したホバークラフトが。ホバークラフトを含め全てが初体験のアクティビティーでしたが、冬のアウトドアでの楽しみ方がここまで多岐に渡るとは思ってもいませんでした。アイディア次第で広がる楽しみはフィンランドの暮らしの基礎とも言えます。全行程4時間程度ですが、是非多くの方に体験してみて欲しいアクティビティーです。

問い合わせ:REDRIB ICE EXPERIENCE
※動画・一部画像提供「REDRIB ICE EXPERIENCE」




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