旅行をする際、ホテル選びはとても重要ですよね。
ラグジュアリーな空間を楽しむホテルもあれば、個性的な雰囲気を楽しむホテル、そしてリーズナブルなホテル。
旅のスタイルでホテル選びは実にさまざまです。
今回はフィンランド旅行の際におすすめしたいホテルをご紹介!すべて編集部が実際に宿泊した場所なので、次のフィンランド旅行の参考に♪
映画のロケ地としても使用された「Glo Hotel Art(グロー・ホテル・アート)」
まずご紹介するのは、ヘルシンキの中心地にある「グロー・ホテル・アート」。
ここは、フィンランドと日本を舞台にした映画『雪の華』でも登場したホテルなので、知っている方も多いのではないでしょうか。
外観は石造りなので、遠くからは目立たないのですが、建物の近くに来ると重厚さを感じて圧倒されます。
歴史を感じる建物とモダンな客室の融合
重い木の扉を開けると中世のお城に迷い込んだ感覚になってしまいそうな空間が広がります。
この建物は1903年に建設され、実に100年以上の歴史を持ちます。当時はフィンランドでもアールヌーヴォー建築が多く建設された頃で、この建物もフィンランドにおけるアールヌーヴォー建築の代表とも称されています。
受付がある1Fはもちろん、受付の反対側にある階段を登っていくと、手すりや壁面などにアールヌーヴォー様式を目の当たりにします。
「Glo Hotel Art」は、新館も併設されており、今回は新館での宿泊となりました。
室内はモダンでシンプル。まさにフィンランドスタイルを体感できます。この新旧が高いバランスで融合しているのが「グロー・ホテル・アート」の素晴らしさ。
朝ご飯はカルヤラン・ピーラッカやレイパユースト、レットゥなどフィンランドらしいメニューが提供されるのも嬉しいポイント。他にも野菜、パン、ヨーグルト、卵料理なども揃っているので朝ご飯をしっかり食べたいという方も満足度が高いはず。
人気老舗ベーカリー&カフェ「エクベリ」も徒歩圏内で立地も良いので、多くの方にオススメしたいホテルです♪
「「Glo Hotel Art」オフィシャルサイトはこちら(英語)」
「Glo Hotel Art(グロー・ホテル・アート)」アクセス
電話: +358 10 3444100
住所: Lönnrotinkatu 29, 00180 Helsinki, フィンランド
フィンランドらしい大自然を堪能できる「Haltia Lake Lodge(ハルティア・レイク・ロッジ)」
次に紹介するのは、ヘルシンキ中心地から北西に車で40分程度行った場所にある「ヌークシオ国立公園」の入り口にあるホテル「ハルティア・レイク・ロッジ」。
2021年8月にオープンしたばかりのホテルですが、フィンランドで大きな注目を浴びている場所でもあるのです。
ヨーロッパで最もサスティナブルなホテルとして認定!
注目を浴びている理由は、小規模で上質なサービスを提供するホテルを対象とした「ブティックホテル・アワード・ヨーロッパ」で、2022年の"最もサスティナブルなホテル"に選出されたから。
オープンしてまだ日は浅いのですが、サスティナブルに対しての取り組みを実に細かく実施しています。
客室に設置されたランプシェードは空き缶を再利用したり、ハンガー掛けは使用しなくなったスキー板を活用したりもしています。
得てしてこういった再利用は、見た目がチープになりがちですが、どれも再利用したとは思えないほど洗練されたできばえ。サスティナブルを北欧デザインで昇華させたような素晴らしさがあります。
他にも朝食はフードロス削減のためにブッフェ形式では無くしたり、ホテル内で使用する電力を風力発電などでまかなうなどの姿勢も評価されています。
そして「ヌークシオ国立公園」に隣接しているので、静寂も満喫できます。宿泊者はサウナが利用できますが、サウナ後の外気浴は、人の目を意識することが無いので、最高のととのいを体験できます♪
「「Haltia Lake Lodge」詳細はこちら(英語)」
「Haltia Lake Lodge(ハルティア・レイク・ロッジ)」アクセス
住所: Solvallanrinne 2, 02820 Espoo, フィンランド
アパートメントホテル「Helsinki Apartments(ヘルシンキ・アパートメンツ)」
こちらは、ヘルシンキ滞在で3日間ほど使用したアパートメントホテル。
場所はヘルシンキ中央駅からトラムで10分ほど行ったトーロー地区という場所にあります。アパートメントホテルなので、朝食は付きませんが、通常のホテルより格安で広い部屋に泊まれる点と、現地で生活をしているような雰囲気を存分に味わうことができる、この2点が最大の強み♪
出張などの長期滞在にもぴったり!
日本と比較すると物価が高いフィンランド。できるだけコストを削減しながら旅行を楽しみたいというのは多くの方が思っているのではないでしょうか。
こちらのホテルは、編集部が利用した時期(2024年3月上旬)だと、通常のホテルと比較しておよそ半額程度でした。もちろん時期にもよりますし、一概には言えませんが、あきらかに通常のホテルよりは安く宿泊することが可能です。
徒歩1分圏内に、スーパーマーケットもあるので食材を買ってきて、アパートメントホテルのキッチンで料理を楽しむという、まさにヘルシンキで生活をしているような雰囲気を満喫することも可能です。
外食が良いと言う方にも少し足を伸ばせば評判の良いレストランもありますし、人気ベーカリーも近くにあります。そして何よりアパートメントホテルの1Fに人気カフェ「Tin Tin Tango(ティン・ティン・タンゴ」が入っているのです。
ここは1日中「Breakfast Menu」を楽しむことができるカフェとしても有名で、朝から多くの地元客で賑わいます♪
料理するのが苦手だったり、せっかく海外に来たのに料理はしたくない!という方にもオススメできます。
宿泊費を抑えて他に費用を使いたい方や、今までとちょっと違う滞在にしたい方にまさにぴったりなのが「ヘルシンキ・アパートメンツ」なのです。
「「Helsinki Apartments」詳細はこちら(英語)」
「Helsinki Apartments(ヘルシンキ・アパートメンツ)」アクセス
住所: Töölöntorinkatu 7, 00260 Helsinki, フィンランド
チェックインからチェックアウトまでオートマティックな「Citybox Helsinki(シティボックス・ヘルシンキ)」
最後に紹介するのが、ヘルシンキのハカニエミマーケット付近に最近できたホテル「シティボックス・ヘルシンキ」。
「Citybox」は2006年ノルウェーのベルゲンでスタートし、北欧を中心に近年シェアを拡げています。
洗練された北欧デザイン、リッチの良さ、そしてお手頃な値段で評価を高めているホテルなのです。
無人のチェックイン/チェックアウト シンプルな滞在が可能!
建物に入ると、スタッフが常駐しているフロントは無く、大型の機械が数台設置されています。
そう、「シティボックス・ヘルシンキ」はチェックイン、チェックアウトはすべてこの機械を通して宿泊者がおこないます。予約をした際に発行される予約番号を入力するとチェックインが完了。
また、部屋にはTVや冷蔵庫などはなく、朝食も付いておらずシンプルな滞在となります。
ただ、ヘルシンキにオープンしたのが2024年2月なので、建物はとても綺麗で居心地は抜群。そして1階の共用部には卓球台や、ボードゲームなどが置かれていて宿泊者は自由に楽しむことができますし、館内はもちろん無料Wi-fiが飛んでいるのでネット回線に困ることもありません。
常駐するスタッフを最小限にすることによって、リーズナブルな宿泊体系を作り上げている「シティボックス・ヘルシンキ」。
ホテルは眠ることができさえすればいい方や、宿泊費を少しでも抑えたい方などにはオススメできるホテルです♪
「Citybox Helsinki(シティボックス・ヘルシンキ)」アクセス
電話: +358 40 0416611
住所: Siltasaarenkatu 13, 00530 Helsinki, フィンランド
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