フィンエアーは、ヘルシンキのヴァンター空港内"シェンゲン協定加盟国エリア"のラウンジを7月9日(火)にリニューアルオープンします。
スペースを大幅に拡張したことで以前のラウンジより150席ほど多い440席が設けられ、お食事、お仕事、休憩、ご旅行仲間とのおくつろぎの時間など、さまざまなニーズに合わせてご利用いただける空間がさらに充実しました。
新ラウンジは、「Café Savoy」や、ミシュラン星付きの「Grön」などを手がけたことでも有名な「Studio Joanna Laajisto」によるデザイン。
北欧のエッセンスである、穏やかさをたたえた、自然で心地よい空間を表現しています。
木の質感、柔らかなフォルム、温かみのある色彩は、フィンランドの穏やかな風景を想起させ、Artek、Nikari、Gubiといった有名デザインブランドの家具が、空間に北欧のクラフトマンシップを添えます。
さらに、滑走路を航空機が行き交う、素晴らしい眺望を楽しむことも可能。
フィンエアーのフリークエントフライヤー制度Finnair PlusのPlatinum LumoおよびPlatinum会員の方専用「Finnair Platinumコーナー」
フィンエアー・チーフ・コマーシャル・オフィサーのオーレ・オルベールは次のようにコメントをしています。
「シェンゲン協定加盟国エリアの新しいラウンジを発表できることをうれしく思います。Finnair Plus会員の皆様からのご意見にお応えして、ラウンジには、Finnair Plus の Platinum LumoおよびPlatinum会員のお客様専用のFinnair Platinumコーナーも設けました」。
ラウンジの場所と利用条件は?
新しいラウンジはヘルシンキ空港の21番ゲート付近にあり、シェンゲン協定加盟国エリアから搭乗便が同日中に出発し、かつoneworld加盟航空会社の販売・運航便の場合に利用が可能。
フィンエアーのBusiness Saver、Business ClassicまたはBusiness Flexの航空券をお持ちのお客様、およびFinnair PlusのGold以上のランクの会員の方は、同ラウンジを無料で利用が可能です。
その他の方は、追加料金でラウンジパスを購入してのご利用が可能です。ラウンジパスは、航空券予約時、予約管理画面、またはフィンエアーのアプリから、購入することができます。
シェンゲン協定とは
1985年に締結された協定で「ヨーロッパ内での人や商材の移動を自由にする」ことを目的としたもの。ルクセンブルグのシェンゲン村で締結されたためこの名前になっています。
現在ヨーロッパの29カ国が加盟(2024年4月現在)していて、日本からだと、1度対象国に入った後は、他の加盟国への渡航の際出国、入国手続きが不要となります(滞在日数制限あり)。
29カ国の中に、フィンランド、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、アイスランド、エストニア、ラトビア、リトアニア、北欧8カ国はすべて含まれますので、フィンランドに入国後、北欧各国へ周遊する際は出入国手続きがないと言うわけです。
今回リニューアルとなったフィンエアーのラウンジはヴァンター空港の"シェンゲン協定加盟国エリア"内にあります。
つまり、このラウンジは、保安検査場を通過して、ヨーロッパエリアへの渡航に向かう際のエリアにあります。日本へ向かう際のエリアにあるフィンエアーのラウンジとは異なりますのでご注意ください。
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