世界各国にはさまざまな見所があります。観光として分かりやすいのが「世界一」という言葉ですが、そのなかにも多種多様な世界一があります。
世界最大、世界最長、世界最古などなど。
今回ご紹介する⼆見書房から出版されている『世界の歴史・経済・自然環境がわかる!なんでも世界一図鑑』はその世界一を網羅した書籍です。
分かりやすいものから面白いものまで 112種類以上の世界一がずらり!
冒頭でも触れましたが、本書ではさまざまな世界一が紹介されています。
世界最大・世界最長・世界最古・世界最多などの分かりやすい物から、世界最長の植物、世界最小のカエルなどの自然に関わるもの、消費者物価上昇率が世界一の国など経済に関わるものまで、なんと112以上の「世界一」が紹介されています。
たとえばこんな世界一が!
●創業700年!ポルトガルにある世界最古の書店
●平和度指数もジェンダーギャップ指数も世界一の国、アイスランド
●世界最北のマクドナルドはフィンランドのサンタクロースの村にある
●世界で一番重いイチゴを収穫した意外な国
●世界最古のビール醸造所跡が発見されたエジプト
●選挙投票率が世界一高い98%の国はどこ? 他
解説ページでさらに情報を深掘りできる!
本書の特徴は、見開きで「世界最大の○○は?」「世界最古の○○は?」などの質問ページがあり、次の見開きページで答えに対する深掘りの情報が掲載されているところ。
これによって、さらになぜ世界一なのか、どういった背景があるのかが分かるようになります。
単純に答えだけ掲載しているだけではないので、例えば親子や友達同士で問題を出し合ってクイズをしながら学んでいくのも楽しそうです。
予備校で人気の世界史講師による監修で楽しく読み進められる!
本書の監修を手がけたのは、代々木ゼミナールの名物世界史講師の佐藤幸夫さん。
じつは、僕も予備校時代佐藤先生の講座を受けたていましたが、最初はちょっと衝撃的でした。
今までは世界史の例えばトルコ、ドイツなどの国や地域にフォーカスして学んでいくことが多かったのですが、佐藤先生は時代の流れを俯瞰的に説明する講座だったので、国同士のつながりがとてもわかりやすく、頭にすっと入り理解が深まったのです。
そして、試験には出題されなさそうなちょっとした知識がふんだんに盛り込まれていたため、楽しく世界史を学べました。
本書でも世界史の大まかな流れの年代表があったり、答えの説明ページでちょっとした知識がちりばめられているので、楽しみながら読み進めることができます。
監修者 佐藤幸夫(さとう・ゆきお)プロフィール
代々木ゼミナール・ユーテラ(YouTubeの寺子屋)の世界史講師。
通史・文化史・テーマ史から早慶・関関同立などの大学対策講座まで多数の講座を担当。特にYouTubeでは、大学受験のみならず、社会人のための学び直し世界史のため、精力的に配信活動を行っている。個人のYouTube チャンネルでは、〈社会人のための世界史class(セカシャカ)〉〈受験生のための世界史class(セカジュ)〉などターゲットを分けた配信を主に月一で行う。
現在はエジプトに住み、授業収録のために年3~4ヶ月帰国し、その際、イベントなども開催している。また、エジプト・トルコをはじめとする中東やスペイン・東欧・インド・カンボジアなどを訪れる〈旅する世界史ツアー〉を企画。訪れた国は100ヶ国以上、目にした世界遺産は400を超える。これらの旅のエピソードを授業のスパイスに、楽しくかつ興味がわき、成績も上がる予備校界&YouTube界屈指の世界史講義を全国に届けている。
『人生を彩る教教養が身につく 旅する世界史』(KADOKAWA)はじめ著書多数。
『世界の歴史・経済・自然環境がわかる!なんでも世界一図鑑』書籍概要
■判型:A5判
■ページ数:144ページ
■価格:本体1,700円
■監修:佐藤幸夫
いかがでしたか?
『世界の歴史・経済・自然環境がわかる!なんでも世界一図鑑』は、世界各国に散らばるさまざまな「世界一」が深く分かる書籍です。
意外な物も多いので、読んだらその日のうちに誰かにしゃべりたくなってしまいます。
子どもへのクリスマスプレゼントや、年末年始で親族が集まるときのゲームの一つとして活用するのもおすすめです。
もちろん北欧諸国の「世界一」も掲載されているので、気になった方は、下記のリンクをチェックしてみてはいかが?
「『世界の歴史・経済・自然環境がわかる!なんでも世界一図鑑』詳細はこちら」
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