スウェーデンの人気陶芸作家リサ・ラーソンが手がける「にっぽんのリサ猫」シリーズから、新作が登場しました。
今回の舞台は兵庫県丹波篠山市。日本六古窯のひとつとして知られる“丹波焼”とリサ猫が出会い、表情豊かで味わい深い2匹の猫が誕生しました。
2025年7月4日(金)より予約販売がスタートしています。
丹波焼の技法を活かした「五番・六番」のリサ猫たち

「にっぽんのリサ猫」は、リサ・ラーソンが日本各地の窯元とコラボして作り上げる陶器の猫シリーズ。
2023年からスタートし、各地の伝統技法とリサの感性が融合した、唯一無二の作品が誕生しています。
これまでに第一弾(信楽焼)、第二弾(益子焼)が登場し、それぞれ「一番」「二番」などの番号がつけられてきました。
そして今回は、兵庫県丹波篠山市の「丹波焼」が舞台に。そこで新たに「五番」と「六番」の猫が誕生しました。
職人の手仕事で仕上げられた2匹は、それぞれ異なる土や釉薬を使い、個性のある風合いに。数量限定での販売となっています。

凛々しく、荒々しく。しのぎを削るリサ猫
今回のリサ猫には、「鎬(しのぎ)」という伝統技法をアレンジした模様が使われています。
鎬とは、陶器の表面を削って彫り模様をつける技法で、まるで刀のようなシャープな線が特徴。
この技法を猫の毛並みに見立てて、たくましく生きる野良猫の姿が表現されています。細い針で丁寧に彫られたラインには、どこか荒々しくも誇り高い雰囲気が漂います。

表情も模様も、すべて職人がひとつひとつ手作業で仕上げています。
だからこそ、どの子も世界にひとつだけの特別な猫なのです。

丹波焼
丹波焼は、兵庫県丹波篠山市周辺で作られている伝統的な陶器です。
瀬戸焼や信楽焼などと並んで、「日本六古窯(にほんろっこよう)」と呼ばれる歴史ある産地のひとつで、約850年の長い歴史を持ちます。
焼くときに出る灰が自然に釉薬(ゆうやく:器の表面のガラス質のコーティング)になる「自然釉」や、焼き上げる過程で色が変化する「窯変(ようへん)」など、自然の力を活かした独特の表情が魅力。
素朴であたたかみのある風合いが、多くの人に親しまれています。
商品紹介

にっぽんのリサ猫(五番、丹波)きりしろ
赤土の素地に、白い泥状の粘土をスポンジで重ねて仕上げた一匹。
表面にはガサガサとした独特の手ざわりと、ところどころにムラが生まれ、手仕事ならではの温もりが感じられます。
ざらりとした質感は、丹波篠山の寒い朝に立ちこめる「丹波霧(たんばぎり)」の景色を思わせる、しんとした美しさ。
シンプルながらも、見るほどに表情が深まるような存在感を放ちます。
■価格:6,600円(税込)
■サイズ:W13.5×H8×D9.5cm
■素材:陶器(丹波焼)
■重量:50 g
■生産国:日本

にっぽんのリサ猫(六番、丹波)つちまさ
丹波の赤土に白化粧をほどこし、さらに伝統的な「飴釉(あめゆう)」を重ねて焼き上げた、丹波焼らしい存在感をもつ一匹です。
深みのある茶色のグラデーションには、土そのものの力強さと、長年受け継がれてきた職人技が感じられます。
素朴ながらもどこか凛とした佇まいが、そっと日常に寄り添ってくれるようです。
■価格:6,600円(税込)
■サイズ:W13.5×H8×D9.5cm
■素材:陶器(丹波焼)
■重量:50 g
■生産国:日本

にっぽんのリサ猫(丹波の二匹セット)
白の「きりしろ」と、茶色の「つちまさ」がセットになった二匹組。
色も風合いも異なるふたつの表情を、一緒に楽しめる贅沢なセットです。
並べて飾ると、それぞれの個性がより引き立ち、まるで仲良し兄弟のようなあたたかさが漂います。
リサ猫をはじめて迎える方にも、すでにファンの方にもおすすめです。
■価格:13,200円(税込)
■サイズ:W13.5×H8×D9.5cm
■素材:陶器(丹波焼)
■重量:50 g
■生産国:日本
リサ・ラーソンと日本の伝統が出会って生まれた、世界にひとつだけの特別な猫たち。
職人の手仕事と素材の魅力が詰まった「にっぽんのリサ猫」は、自分へのごほうびにも、大切な人への贈り物にもぴったりです。
丹波焼ならではの深みと味わいを、ぜひ手にとって感じてみてください。
👉「にっぽんのリサ猫」シリーズ 丹波焼「第五」「第六」詳細はこちら
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