1970年代後期、デンマークのデザイナー ニールス・ヨルゲン・ハウゲセンが生み出したアイコニックなチェア「X-LINE CHAIR」。
北欧デザイン好きの間で伝説的な存在だったこのチェアが、HAYによって現代の暮らしに合う新しい姿で甦りました。
シンプルなワイヤー構造の美しさは、まさに「1970年代のハイテクムーブメント」を象徴するデザイン。
余計な装飾を排した透明感のある造形は、北欧のミニマルな暮らしにぴったり寄り添います。
「X-LINE CHAIR」とは?

デンマークデザインの黄金期が一段落し、次の方向性を模索する過渡期に生まれたX-LINE CHAIR。
限られた素材を最大限に活かし、軽やかで機能的、そして知的な美しさを実現しています。
HAY共同設立者のロルフ・ヘイは、この椅子を「材料を抑えながらも機能と美を両立させたチェア」と評しています。
効率的でサステナブルな設計は、HAYの掲げる「質の高いデザインを多くの人に届ける」というミッションにも重なります。

ハウゲセンはアルネ・ヤコブセンのもとで工学的アプローチを学び、強度・軽さ・柔軟性を兼ね備えた特徴的なX構造を開発。
構造そのものを見せる透明感のあるデザインは、シンプルながらも計算され尽くした美しさがあります。
カラーとシーンで選べる3タイプ
北欧インテリアに馴染むやさしいニュアンスカラーから、アクセントになる鮮やかな色まで展開。
屋内外のさまざまなシーンで楽しめるラインナップになっています。

X-Line Chair
屋内外で使える標準タイプ。
パウダーコート仕上げでアウトドアにも対応。
■定価:46,200円
■カラー:Chalk white / Pale linden / Iron red / Autumn green / Leek green / Moss / Powder blue / Black
■サイズ:W50 x D45.5 x H77.5 cm
■シーン:INDOOR / OUTDOOR

X-Line Chair Chrome
光沢のあるクローム仕上げ。
屋内専用で、洗練された雰囲気に。
■定価:57,200円
■カラー:Chalk white / Pale linden / Iron red / Autumn green / Leek green / Moss / Powder blue / Black / Chromed
■サイズ:W50 x D45.5 x H77.5 cm
■シーン:INDOOR

X-Line Chair Hot Galvanised
耐久性を高めた仕上げで、屋外でも安心。
庭やテラスにおすすめ。
■定価:63,800円
■カラー:Chalk white / Pale linden / Iron red / Autumn green / Leek green / Moss / Powder blue / Black
■サイズ:W50 x D45.5 x H77.5 cm
■シーン:INDOOR / OUTDOOR
暮らしをさらに快適にするオプション
座り心地をアップしてくれるクッションや、しっかりとした厚みの レザーシートパッドもラインナップ。
どちらもシンプルな椅子に温かみをプラスし、リビングやダイニングをより居心地よい空間にしてくれます。

Seat Cushion for X-Line
■カラー:Sky grey / Iron red / Olive / Anthracite
■サイズ: W42.5xD39xH0.5 cm
■定価:9,900円

Seat Pad for X-Line
■カラー:Cognac / Black
■サイズ: W42,5 x D39 x H2 cm
■定価:15,400円
HAYが復刻した「X-LINE CHAIR」は、過去の名作を現代の暮らしに溶け込ませるプロジェクトそのもの。
室内でも屋外でも、暮らしに合わせて選べるのが魅力です。
北欧らしいシンプルさと、1970年代のエッジの効いた美しさを同時に楽しめるチェア。
お気に入りの一脚を見つけて、日常の風景をちょっと特別にしてみませんか?
デザイナー ニールス・ヨルゲン・ハウゲセンについて

デンマークを代表するデザイナー、ニールス・ヨルゲン・ハウゲセン(1936-2013)。
アルネ・ヤコブセンのもとで経験を積み、機能美と細部へのこだわりを学びました。
「X-LINE CHAIR」は1977年に発表された彼の代表作。
正直さと謙虚さを大切にしながら、日常に寄り添うデザインを追求し続けた彼の哲学が凝縮されています。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)







この記事へのコメントはありません。