2026年3月10日(火)〜13日(金)に東京ビッグサイトで開催された、アジア最大級の食品・飲料展示会「FOODEX JAPAN 2026」。
会場のデンマークブースで見つけた、注目の食品ブランドをご紹介します。
数滴で料理が変わる、リキッドハーブという新しい選択肢「Northern Greens」

デンマークブースで目を引いたのが、オーガニックブランド「Northern Greens(ノーザン・グリーンズ)」が展開する、リキッドタイプのハーブ調味料シリーズ。
バジルやディル、チリ、ガーリックなど、さまざまなフレーバーが揃い、料理に数滴加えるだけで香りと味わいに奥行きをもたらしてくれるのが特徴です。
オイルベースでありながら軽やかな使い心地で、ドレッシングや仕上げのアクセントとしてはもちろん、グリルやパスタなど幅広い料理に活用できるアイテム。

会場では、日本のシェフたちが実際に味を確かめる様子も見られ、「日本で展開が決まったらぜひ使いたい」といった声も聞かれるなど、プロの料理人からも高い関心を集めていました。
なかでも印象的だったのが、ディルのフレーバー。
北欧料理では魚料理をはじめ、さまざまなメニューで親しまれているハーブですが、このリキッドタイプのディルは、ひとさじでぐっと北欧らしい香りが立ち上がるのが魅力です。
実際に試してみると、それだけで一気に“北欧の味”を感じられ、料理に手軽に北欧らしさを取り入れられるアイテムだと感じました。
シンプルな料理にひとさじ加えるだけで印象を変えてくれる、これからの調味料として注目したい存在です。
果実とハーブを楽しむ、北欧発のナチュラルドリンク「Østerberg」

こちらは、フルーツやハーブの風味を活かしたドリンクブランド「Østerberg(オスターバーグ)」。
シトラスやエルダーフラワー、パッションフルーツ、ジンジャーなど、素材の個性をそのまま閉じ込めたラインナップが並び、会場でも華やかな存在感を放っていました。

果実のフレッシュな香りと自然な甘みが特徴で、炭酸で割って楽しむスパークリングタイプを中心に、日常のリフレッシュドリンクとしてはもちろん、カクテルのベースとしても活用できるアイテムです。
ボトルにはそれぞれの素材を繊細に描いたイラストがあしらわれており、北欧らしいナチュラルで洗練されたデザインも印象的。
見た目の美しさと味わいのバランスを兼ね備えた、ギフトとしても選びたくなるシリーズです。
北欧の魚介を手軽に味わう、シーフードの新しいかたち「Munkebo Seafood」

こちらは、デンマークのシーフードブランド「Munkebo Seafood(ムンケボ・シーフード)」が展開する、手軽に楽しめる魚介の加工食品シリーズ。
サーモンやニシン、ムール貝など、北欧の食文化を象徴する魚介をベースに、オリーブオイルやレモン&バジル、ガーリックバターなどで味付けされたラインナップが揃います。

パッケージはシンプルで洗練されたデザインながら、箱の中にはサーモンやニシンなどの魚介が缶詰として収められており、保存性と手軽さを兼ね備えているのが特徴。開けるだけですぐに楽しめる気軽さも魅力です。
会場では、ライ麦パンにのせて提供される試食スタイルで紹介されており、素材の旨みと程よい味付けのバランスが印象的でした。
北欧らしい“日常の中の豊かさ”を感じさせる一品として、自宅での軽い食事やおつまみとしても取り入れたくなるアイテムです。
味わいとデザインで魅せる、北欧チョコレートの世界「Chocolate and Love」

デンマーク発のチョコレートブランド「Chocolate and Love(チョコレート・アンド・ラブ)」。
オーガニック&フェアトレードのカカオを使用したチョコレートを展開し、素材へのこだわりと倫理的なものづくりを大切にしているブランドです。
フレーバーは、オレンジやラズベリー、ミント、シーソルトなど多彩に揃い、カカオの風味に果実やハーブのアクセントを掛け合わせた、奥行きのある味わいが楽しめます。

印象的なのは、その華やかなパッケージデザイン。
実はこのビジュアルは、ブランド創業者のパートナーでありアーティストでもあるデザイナーが手がけており、自然や文化からインスピレーションを受けた色彩豊かな世界観が表現されています。
会場でもひときわ目を引く存在で、思わず手に取りたくなる美しさは、ギフトとしても魅力的。
味わいはもちろん、背景にあるストーリーやデザインまで含めて楽しみたくなる、北欧らしいチョコレートブランドです。
日常に寄り添う、シンプルでやさしいデンマークジャム「Fynbo」

こちらは、ジャムブランド「Fynbo(フィンボ)」。
オレンジ、ブルーベリー、ストロベリーといった定番のフルーツを使用し、素材本来の風味を活かしたシンプルな味わいが特徴です。
果実の自然な甘みとほどよい酸味のバランスが心地よく、パンやヨーグルトはもちろん、日常のさまざまなシーンで取り入れやすいアイテム。
フェアトレード認証の原料を使用するなど、品質だけでなくサステナビリティにも配慮したものづくりも印象的でした。
実は日本国内でも、一部のスーパーや業務スーパーなどで取り扱われているケースがあり、すでに身近に手に取れる北欧ブランドのひとつ。
パッケージはフルーツのイラストをあしらった親しみやすいデザインで、北欧らしいやさしさと清潔感を感じさせます。
毎日の食卓にさりげなく彩りを添えてくれる、長く愛される理由が伝わってくるジャムブランドです。
空間を彩るフラワーアートが生む、北欧らしい世界観ニコライバーグマン

なお、ブースの装飾を手がけていたのは、デンマーク出身のフラワーアーティストのニコライ・バーグマン。
ナチュラルな色彩と、繊細なバランスで構成されたフラワーアレンジメントが空間全体にやさしい華やかさを添え、食品の魅力をより引き立てていました。
さりげない存在感ながら、空間の印象を大きく左右するその演出力も、北欧デザインの魅力のひとつといえそうです。
デンマークブースで印象的だったのは、素材の魅力をシンプルに引き出しながら、デザインやストーリーまで丁寧に作り込まれている点。
料理を引き立てる調味料や、日常に寄り添うドリンクやジャム、そして空間を彩るフラワーアートまで、それぞれが“暮らしを豊かにするための工夫”としてつながっているのが、デンマークらしい魅力だと感じました。
日本でも少しずつ手に取れる機会が増えてきているこれらのブランド。
日々の食卓や時間の中に、デンマークのエッセンスを取り入れてみるきっかけとして、これからさらに注目していきたい存在です。
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