2026年3月10日(火)〜13日(金)に東京ビッグサイトで開催された、アジア最大級の食品・飲料展示会「FOODEX JAPAN 2026」。
会場のスウェーデンブースで見つけた、注目の食品ブランドをご紹介します。
静かな時間を味わう、ストックホルム発の紅茶ブランド「The Tea Centre of Stockholm」

スウェーデンブースでひときわ落ち着いた存在感を放っていたのが、ストックホルム発の紅茶ブランド「The Tea Centre of Stockholm」。
会場では、茶葉の香りや色合いを実際に体験できるディスプレイとともに、多彩なブレンドティーが紹介されており、ゆったりとした時間が流れるような空間が印象的でした。
このブランドは、LifTe北欧の暮らしの雑誌でも過去に現地ストックホルムで取材を行っており、長年にわたり地元で愛されてきた老舗ティーショップとして知られています。

さらに、その品質の高さは世界的にも評価されており、ノーベル賞の晩餐会でも提供される紅茶としても知られる存在。
店内には世界各国から厳選された茶葉が並び、クラシックなブレンドから個性的なフレーバーティーまで幅広いラインナップを展開。香りや味わいだけでなく、紅茶を楽しむ時間そのものを大切にする姿勢が、多くの人々を惹きつけています。
会場でも、実際に抽出された紅茶の豊かな香りが広がり、訪れた人々が足を止めて味わいを確かめる姿が見られました。
日常の中に静かな豊かさをもたらしてくれる存在として、北欧らしいライフスタイルを体現するブランドのひとつといえそうです。

※雑誌「LifTe北欧の暮らし」vol.03では、ストックホルムのセーデルマルム地区にある本店を取材した記事を読むことができます。
スウェーデンの食卓に広がる、みんなで楽しむタコス文化「Santa Maria」

こちらは、北欧で広く親しまれている食品ブランド「Santa Maria(サンタ・マリア)」。
メキシコ料理をベースに、アメリカ・テキサス州で発展した“テックスメックス(Tex-Mex)”と呼ばれるスタイルの料理を、北欧の食卓に取り入れたブランドとして知られ、タコスやナチョス、各種ソースなど幅広い商品を展開しています。
会場では、タコソースやトルティーヤチップスなどが並び、「TEXMEX IS FOR SHARING」というメッセージとともに、みんなで楽しむ食文化として提案されていました。
スパイスの効いたソースは、辛さのレベルごとにバリエーションが用意されており、好みに合わせて選べるのも魅力。
手軽に本格的な味わいを楽しめるアイテムとして、北欧では日常的に取り入れられている存在です。

近年では、日本国内でも取り扱う店舗が少しずつ増えており、身近な場所で手に取れる機会も広がりつつあります。
北欧のシンプルな食文化に、スパイスや賑やかさをプラスする“テックスメックス”。
そのユニークな広がり方もまた、現代の北欧の食の多様性を感じさせてくれます。
👉「Santa Maria(サンタ・マリア)」を紹介した記事はこちら
料理に奥行きを添える、果実から生まれたバルサミコ「Odensjö Hemlagad」

スウェーデンブースで多くの来場者の関心を集めていたのが、ローカルブランド「Odensjö Hemlagad(オーデンショー・ヘムラガド)」。
地元で採れたリンゴやベリーなどの果実を発酵させて作る、フルーツベースのバルサミコ(ビネガー)を展開しています。
素材の甘みと酸味が凝縮された味わいは、サラダや肉料理のソースとしてはもちろん、デザートのアクセントとしても使えるのが特徴。

会場では、来場していたレストラン関係者からも高い関心を集めており、実際に味を確かめながら「料理に取り入れたい」という声も多く聞かれました。
シンプルな一皿に奥行きを与えてくれる、料理の仕上げを引き立てる存在として、プロの現場でも注目されているアイテムです。
ストックホルム発、日常に寄り添うスペシャルティコーヒー「LYKKE」

スウェーデンブースでポップな存在感を放っていたのが、ストックホルム発のコーヒーブランド「LYKKE(リッケ)」。
カラフルで遊び心のあるパッケージやグッズが並び、思わず足を止めたくなるような空間が印象的でした。

LYKKEは、コーヒーの焙煎から手がけるスペシャルティコーヒーブランドとして知られ、サステナブルな取り組みにも力を入れているのが特徴。
生産者との関係性を大切にしながら、品質の高いコーヒーを届けるスタイルは、北欧らしい価値観とも重なります。
会場ではコーヒー豆やドリンクだけでなく、キャップやバッグなどのオリジナルアイテムも展開されており、ブランドの世界観をトータルで楽しめるのも魅力のひとつ。

さらに、LYKKEはストックホルム市内にカフェも構えており、LifTe編集部が現地を訪れた際にも実際に足を運んでいます。
店内は明るく開放的で、地元の人々が思い思いに過ごすリラックスした雰囲気が印象的。
丁寧に淹れられたコーヒーは、すっきりとした飲み口の中にしっかりとした風味が感じられ、日常に寄り添う一杯として親しまれていることが伝わってきました。
北欧のコーヒーカルチャーを体現する存在として、味わいだけでなく空間や思想まで含めて楽しみたくなるブランドです。
今回のスウェーデンブースでは、紅茶やコーヒー、スパイス、スナックなど、多彩なジャンルのブランドが並びながらも、どこか共通して感じられたのは「日常を少し豊かにする」という視点でした。
素材の良さを活かしたシンプルな味わいに、現代的なアイデアやデザインが重なり、無理のないかたちで暮らしに取り入れられる——そんなスウェーデンらしい食の在り方が、ひとつの空間として表現されていたように感じます。
すでに日本でも手に取れる商品も増えつつある中で、こうした取り組みを通じて、スウェーデンの食文化がより身近な存在になっていくのかもしれません。
TRY SWEDISH!とは

今回のスウェーデンブースは、スウェーデン大使館商務部/ビジネススウェーデンが手がけるフードプロジェクト「TRY SWEDISH!」のもとで展開されていました。
「TRY SWEDISH!」は、スウェーデンの食文化や食材の魅力を世界に発信する取り組みで、これまで各国でイベントやプロモーションを通じてその価値を伝えてきたプロジェクト。
今回のブースでも、紅茶やコーヒー、スパイス、テックスメックスといった多彩なブランドが並び、伝統と現代性が共存するスウェーデンの食の魅力が、ひとつの空間として表現されていました。
👉「TRY SWEDISH!」オフィシャルInstagramはこちら
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