香りを感知する「嗅覚」は、五感の中でも特殊な存在だということをご存知でしょうか。
|「失われた時を求めて」と香りの関係
「プルースト効果」
これは、香りによって記憶がよみがえる現象を指します。
歴史的名作と言われる長編小説「失われた時を求めて」の中で、主人公が紅茶にマドレーヌを浸した時に、幼い頃の記憶がよみがえるシーンがあります。そこから著者マルセル・プルーストの名前を取り命名をされています。
皆さんも、ある香りで過去のある瞬間を思い出したことが少なからずあるのではないでしょうか。ちなみに私は金木犀の香りで高校生の文化祭を思い出したりします。
嗅覚は、食欲や喜怒哀楽などの感情、つまり本能をつかさどる部分と強く繋がっているため、香りと記憶は密接な関係があると言われています。
「この香りは癒される」「この香りを嗅ぐと落ち着く」という状態になるのはこのためで、嗅覚が五感の中でも特殊な存在と言われる理由です。
北欧に訪れたことがある方には北欧の記憶を、北欧を訪れたことがない方でも落ち着きや癒しをもたらせてくれそうなのがこちら。
|スウェーデンの香りを届けてくれるエッセンシャルオイル
このスウェーデンの「ムロセンツ」は2015年、ストックホルムで設立されたフレグランスブランドで、今年の夏日本に初上陸を果たしました。
100%天然由来の成分から作れるエッセンシャルオイルにこだわるムロセンツはのプロダクツはルームスプレー、リードディフューザー、フレグランスオイル、インセンス(お香)の4種類。香りはムロセンツの代表とも言われる北欧の自然を表現する「NORDIC MUSK」の他、「JASMIN」「ROSEMARY」「SANDALWOOD」が用意されています。
もう一つ特筆すべきのは、このデザイン。シンプルながらにも、目を引き、そして印象に残るデザインは部屋のどこに置いても雰囲気を作ってくれそう。ふとした時に目が止まって、笑みがこぼれそうな、そんな素敵なデザインです。
ムロセンツは下記の店舗、もしくはオンラインで購入が可能です。
◼︎アーバンリサーチ 表参道ヒルズ店
住所:東京都渋谷区 神宮前4-12-10
※ https://goo.gl/maps/4zvZYGTbeFU2
インテリアを北欧スタイルにするのも素敵ですが、部屋の香りを北欧でコーディネートする発想も素敵です。
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