教会での挙式、神前式、会場を基準に考えると、ホテルウェディング、レストランウェディング、ゲストハウスウェディング、最近はガーデンウェディングも人気な日本でのウェディングスタイルは多種多様です。
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一方、北欧のウェディングスタイルはどのようなものなのでしょうか?今回は日本でも少しずつ人気が出てきている北欧ウェディングスタイルをご紹介ます。
北欧でのウェディングスタイルは「シンプル」そして「ハンドメイド」が基本です。
日本でよく目にする「ウェディングプランナー」という方が関わることはなく、基本新郎新婦、そしてその家族が切り盛りを行います。
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教会で挙式をして、その後自宅やコテージなどで披露宴を行うという形が多く、招待客も本当に仲が良い方を招いて行われるのが基本です。
北欧で結婚式が行われる時期としては、6〜8月に集中することが多いと言われていますが、その理由は「白夜」にあります。その時期は北欧各国は、日が差している時間帯がとても長く、夜中を回っても周りが明るいこともしばしば。
そのため、お昼過ぎに挙式をして、夕方から披露宴が始まり、終了するのが朝方まで長くお祝いをするのが北欧ウェディングスタイル。
そして、日本のご祝儀という概念も北欧ではちょっと違っていて、現金を渡す風習はなく、金額感の相場もありません。
ただ、新郎新婦が欲しいものリストをあらかじめ作って当日参加者がそれを用意したり、招待カードに「お祝い金を送っていただける方はこちらに・・」というメッセージと口座番号が記されていて、そこにお金を振り込むというものが主流だそうです。
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日本でも、例えば北海道だと挙式の殆どが会員制だったり、沖縄では新郎新婦の両親が上座に座るなど地域によって様々な風習があります。
北欧各国でも日本ではお目にかからない珍しい風習があります。
【フィンランド】
ケーキ入刀が日本と同様にありますが、ナイフが底に着いた瞬間、新郎新婦がそれぞれ足を「どん!」と踏みならします。その際に先に踏みならした方が結婚生活でイニシアチブを取れると言われています。
【スウェーデン】
新郎(新婦)が席を立った際に、披露宴の招待客が新婦(新郎)にキスをしてもよいという風習があります。新婦がトイレに立った時に、新郎にキスしようとする女性客が列をなします。もちろん新郎がトイレ休憩した時は、新婦にキスする男性客が集まります。
【デンマーク】
新婚生活に入る新郎の靴下をはさみで切って穴をあけます。これは、「穴のあいた靴下では浮気なんてできない」ということで、浮気防止のためだそうです。
【ノルウェー】
披露宴会場では大量のスイーツが並びます。ノルウェーでは特別な時に手作りのお菓子を作る風習があり、結婚式でもノルウェーの伝統菓子「クランセカーケ」というリング状のお菓子を始め、参加者がそれぞれ手作りのお菓子をお祝いで持ち込むそうです。
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国が変われば風習も変わりますが、各国共に現在は、日本と同様に合理化された結婚式も増えてきているそうですが、結婚式を通じて各国の文化を学ぶのも楽しいですよね!
そして、北欧らしいシンプルでハンドメイド、そして夏を楽しみむウェディングスタイルは、昨今日本でも人気が出てきています。
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