北欧各国の映画を1週間楽しめる「トーキョーノーザンライツフェスティバル2019」の関連イベント、「VÄSEN ヴェーセン30 年の軌跡」のオープニングイベント@ボルボスタジオ青山に行ってきました♪
|北欧伝統音楽シーンをリードするヴェーセン
ヴェーセン(Väsen)は、ウーロフ・ヨハンソン(ニッケルハルパ)、ミカエル・マリーン(ヴィオラ)、ローゲル・タルロート(ギター)の3人からなるアコースティックトリオで、97年に制作したアルバム「ヴァルデンス・ヴェーセン」でスウェーデンのグラミー賞を受賞。同年アメリカでのCDデビューを果たしツアーを定期的に行い、世界へと評判は広がっていき、日本でも今回を含め10回の来日公演が行われ、無印良品の「BGM 8」に楽曲も提供しています。
ヴェーセンの音楽の聴きどころ(見どころ)の一つは、3人の息がぴったりと合う演奏と、それが生み出すリズム感。ニッケハルパとヴィオラで奏でるメロディにギターが静かにリズムを刻む感覚は、目の当たりにすると一瞬で引き込まれます。ニッケルハルバは、スウェーデンの伝統的な民族楽器で、スウェーデンの夏を祝う夏至祭では必ずと言って良いほど演奏されるもので、ニッケルハルパの奏でる民族音楽で多くの人が踊ります。ヴェーセンの音楽も同様に聴いていると、自然と体がリズムを刻むような感覚になってしまいます。
彼らは演奏している時、お互いの目や、お互いの楽器(演奏)を良く見ます。それは演奏のテンポや間合いを確認する作業の一つなのでしょうが、優しい目線、そして笑顔を絶やさない演奏は、本当に楽しみながら演奏しているんだなぁと感じます。お互いが信頼し合う彼らの演奏は、アップテンポの物も多く、この心地よい疾走感は癖になっちゃいます。
今回の日本ツアーは、結成なんと30周年を祝うものでもあり、演奏後、似顔絵付きのケーキのプレゼントというちょっとしたサプライズもありました。
|スウェーデンの民族楽器“ニッケルハルパ”
スウェーデンの民族楽器“ニッケルハルパ”は弓で音を出し、鍵盤で音程を変えて演奏する楽器で、バイオリンとギター、そしてピアノが一緒になったような楽器とも言われ、楽器を見ると演奏することが難しそうな印象を持ちますが、楽器を演奏したことがない人でも、綺麗な音を出すことは出来るそうです。
僕も、実際に楽器に触れて音を出すことはできしましたが、ニッケルハルパで演奏するのはちょっと難しい印象を持ちました。ただ、全て職人の手作業で作り出される、ニッケルハルパの音を出すという、とても貴重な体験が出来ました。
そして、このヴェーセンが現在、日本でツアーを開催中です。彼らが織りなす絶妙の心地よい疾走感、そして暖かい雰囲気は、CDではなく、実際に観て、全身で感じることをお勧めしますよ〜♪
|アクセス
【ヴェーセン30年の軌跡】
会場:近江楽堂
住所:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティ3F
2019年2月1日(金)開演:19時
2019年2月2日(土)開演:14時
2019年2月2日(土)開演:17時
2019年2月3日(日)開演:17時
2019年2月4日(月)開演:19時
チケット料金:前売各回¥5,500(全自由席)
※当日券は¥6,000
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