フィンランドを観光する楽しみは色々ありますが、カフェ・ベーカーリー巡りも外してはいけません。
観光客にも地元の人々にも愛されているカフェ・ベーカリーは数多くありますが、とびきりのお店は、やはり「Ekberg エクべリ」です。
創業1852年、フィンランド最古のカフェとも言われるエクベリは、ムーミンの作者トーベ・ヤンソンも足繁く通ったカフェとしても知られています。
|なぜエクベリが長年愛されているのか
エクベリは、ヘルシンキ中心部のブレバルディ通りにあります。ヘルシンキ中央駅から向かうのであれば6番、3番のトラムがエクベリの目の前で停車するので便利です。
正面左側がカフェで、右側がテイクアウト専門のベーカリーになっています。
店内に入ってまず目を引くのは、やはりお客の多さ。日本人らしき人もいますが、地元の方も多く見受けられます。
年齢層も様々で、若いカップルから、家族、そして老夫婦まで。それぞれが思い思いの時間を過ごしています。
1950年代から変わってないという室内のシックな雰囲気も良く、ついつい長居をしてしまうというのも頷けます。
【地元の人々に支持をされているモーニングブッフェ】
エクベリはカフェなので、もちろん焼きたてのパンやケーキも絶品なのですが、地元の人々に支持されているのが、時間限定で提供されるモーニングブッフェ。
焼きたてのパン、サラダ、卵料理、フルーツ、フルーツジュース、コーヒー、そしてスイーツまでが食べられるブッフェは絶大の支持を得ています。
ブッフェは月曜から金曜日の7:30〜10:30、土日は、9:00〜14:30の時間帯にブランチブッフェとして提供されています。
※平日と土日では料金と提供メニューが変わりますのでご注意を!
【質の高いケーキの数々!そして定番のシナモンロール!】
カフェの楽しみの1つと言えばケーキ。エクベリはもちろん高品質なケーキでも楽しませてくれます。
今回チョイスしたのは、エクベリの人気メニューの1つにもなっていると言われている「ナポレオン」という名前のミルフィーユ。
サクサクのパイ生地の中にはカスタードクリーム。甘さはやや強めですが、これがコーヒーとの相性がバッチリ!
コーヒー好きのフィンランドの人々からも人気がある理由がわかりました。
そして、もちろん定番のシナモンロールも注文!エクベリのシナモンロールは、やや大ぶりで食べ応えも十分。
シナモンとカルダモンがしっかり効いていて、甘みは抑えられている印象。伝統を感じさせるオーソドックスなシナモンロールです。
【焼きたてのパン、そしてケーキが並ぶベーカリー】
エクベリのカフェ横に併設されているのが、ベーカリーエクベリ。
焼きたてのパン、そしてケーキが並んでいるのですが、店内は広く、そしてお洒落な空間。なんだかブティックにいるような感覚にさえなります。
ベーカリーは開店時間から出勤前のお客さんで混雑します。
シナモンロールやクロワッサン以外にも、サンドイッチやピザなどもラインナップされショーケースを見ているだけでも楽しい。
【気持ちのいい接客】
エクベリのカフェでもう1つ気づいたのは、接客する店員の多さ。
確かに90席程度の大きいお店なので接客の人数は必要なのですが、全てのお客様にしっかりと目が届いている印象を持ちました。
そしてそれぞれがフレンドリーな接客なので居心地も良い。僕達が行った時でもお客と気さくに会話する店員の姿を見ることができました。
エクベリは、地元の人にも愛されるメニューを提供し、居心地の良い空間を作り、そしてお客様を大事にするということを愚直に続けてきたのだと思います。
それゆえ160年以上も人気店でいられるのだと思います。
そんなエクベリの空気が大好きだったトーベ・ヤンソンは、テラス席をよく利用したそうです。
ヘルシンキに行った際には、是非その空気を味わいに行って見てください。
アクセス
EKBERG エクベリ
営業時間:7:30〜19:00(月〜金)
9:00〜17:00(土、日)
電話: +358 9 6811860
住所: Bulevardi 9, 00120 Helsinki, フィンランド
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