- 2020-2-22
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2020年、冬の北欧出張は2日目に突入。2日目は、デンマーク第3の都市「オーデンセ」と首都「コペンハーゲン」の視察です。
※2020年 冬の北欧出張1日目の様子はこちら
2日目は、デンマークの老舗照明ブランドの「レ・クリント」のほか、ブラックダイヤモンドと称される王立図書館、絶品デニッシュもチェックしに行きます♪
|旅の朝ご飯は重要!
まずは、今回宿泊した「グランドホテル コペンハーゲン」の朝食からご紹介。旅の朝ご飯はとても重要です。1日を充分活用するためにも有効ですし、現地の料理が出てくることも多いので、朝食が付いている宿泊の場合は、ぜひチェックしておきたいところ。
グランドホテル コペンハーゲンの朝食は、オーソドックスなビュッフェスタイル。各種卵料理、フルーツ、ヨーグルト、シリアル、カリカリのベーコンやハムなど。現地の料理として押さえておきたいところは、やっぱりデニッシュ。トースターで数十秒温めると美味しさが一段増します。
そして酪農大国としても知られるデンマークで外せないのはチーズ。よく見かけるのが取っ手を回転させてチーズをスライスする道具。スッとチーズがスライスされるのが楽しくもあるので、切りすぎには注意です。
|デンマーク照明の歴史=LE KLINT(レ・クリント)の歴史
2日目最初に向かったのは、コペンハーゲンから電車で1時間強の場所「オーデンセ」。オーデンセはデンマーク第3の都市でもあり、童話作家アンデルセンの故郷でもあります。中心地にも昔ながらの北欧を感じる家も並ぶので観光地としても有名です。
このオーデンセにあるのがデンマークが誇る老舗照明ブランドの「レ・クリント」。細かいプリーツから溢れる柔らかい光は、古来多くの人から愛されています。コペンハーゲン市内にレ・クリントのショップがあり、そのプリーツの細かさ、曲線の美に僕自身も魅了されたのですが、この照明が全て手作りで生産されているということで、実際にレ・クリントの工場に視察へ。
最初の行程から完成までしっかり見学させてもらいましたが、手作りの妙技を目の当たりにし、正直驚きの連続。レ・クリントの歴史、そして商品に対する姿勢などもしっかりと伺うことができたので、詳細は、後日じっくりと報告しますね♪
「LE KLINT(レ・クリント)」オフィシャルサイトはこちら
レ・クリントがあるオーデンセを後にし、コペンハーゲンに戻ります。
|ベーシックなデンマークデザインを買うなら「artium-scandinavian design」!
デンマークデザインの商品を扱うセレクトショップ「artium-scandinavian design」は、チボリ公園とコペンハーゲン市庁舎の間にあり、アクセスは抜群。様々な商品が揃うので、最後の駆け込みお土産購入にもぴったり。ロイヤルコペンハーゲンや、カイ・ボイスンが製作した木製の猿のフィギュアなどのメジャーどころから、新進気鋭のデザイナー作品も販売しているほか、リサ・ラーソンやムーミンなどの北欧デザイン商品も揃います。個人的に印象的だったのは、デンマークのモービルメーカーのflensted mobiles(フレンステッドモビール)。種類が豊富なのはもちろん、彩り豊かで可愛いデザインは小さい子供にも人気がありそうです。
|デンマークに来たら立ち寄りたいインテリアショップ「STILLEBEN」
「STILLEBEN(スティルレーベン)」は、二人の女性デンマーク人デザイナーがオーナーを務めるインテリアショップで2002年にオープンし、人気店となり、ここを含めてコペンハーゲンでは2店舗展開をしています。「STILLEBEN」が人気なのは、一点ものの作品(商品)が多い割には、値段がお手頃なところ。そしてインテリアの気付きになりそうなディスプレイがされているところです。コペンハーゲンに行くたびに立ち寄りたくなるお店です。
|デンマークのライフスタイルを垣間見れる「HAY HOUSE」
「HAY HOUSE(ヘイハウス)」は、2002年に創業したデザイン家具メーカー「HAY」がオープンさせたコンセプトショップ。日本にも進出しているのでご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。雑貨はもちろん、デザイン家具メーカーらしく、様々なスタイルのショールームスペースがあります。シンプルでありながらも温もりのあるショールームを見ていると、デンマークのライフスタイルを感じることができます。天井も高く、広い店内なのでゆっくり滞在することをお勧めします。
|長年コペンハーゲンを見守るコペンハーゲン市庁舎
コペンハーゲンで、まず向かったのが「コペンハーゲン市庁舎」。チボリ公園のすぐ脇にあり堂々とした佇まいが印象的な建物です。コペンハーゲンのショップが立ち並ぶストロイエ通りの入り口とも言える位置にある市庁舎は中に入ることもできます。
お目当は、正面入り口入ってすぐ右の部屋にある「イェンス・オルセン時計」。これは市庁舎建設50周年を記念して金と真鍮で製作されたもので、100年で1000分の1秒しか狂わない"世界で一番正確な時計"と言われています。
実際に向かってみると「under construction」の文字が。。つまり「修理中」。。「イェンス・オルセン時計」を見ることは、次回のデンマーク出張までお預けとなりました。
ただ、1つ拾い物がありました。館内を散策していると「読書室」という部屋があり、そこの照明はデンマークデザインの巨匠ポール・ヘニングセンの「アーティチョーク」。こういったパブリックスペースに、しっかりと伝統ある照明を設える、デンマークのデザインに対する姿勢を垣間見ることができました。
|存在感があるデンマーク王立図書館!
次に向かったのが、デンマーク王立図書館。北欧には素晴らしい公共図書館が多いことは、以前も触れましたが、コペンハーゲンにも多くの人に愛される図書館があります。それが「ブラック・ダイヤモンド」とも称される、このデンマーク王立図書館です。
通りを挟んで旧王立図書館と、新王立図書館が併設された変わった建物。新館から入ると、中の広さ、モダンさに息を飲みました。1999年に設立された新館の1階には、開放感あふれるカフェがあり、仲間同士で会話をしている人たち、おそらく仕事をしているだろう人たち、静かに1人コーヒーを飲む人、様々な人々が利用をしているのを感じます。
旧王立図書館の読書室は「ザ・海外の図書館」を体感できる素晴らしい設え。緑色の傘のランプ、ずらっと並ぶ机、そして趣を感じる書籍棚。ただ、ここは残念ながら撮影が禁止されていたので、様子をお伝えできません。。旧王立図書館口から外へ。こちらの正面玄関の趣きも雰囲気があります。
王立図書館を後にして、あらかじめチェックしていたベーカリーへ移動します。
|創業1897年の老舗ベーカリーカフェ「Reinh. van Hauen」!
まず訪れたのは、創業してから実に130年以上の歴史を持つ老舗ベーカリーカフェの「Reinh. van Hauen」。今でも家族経営を行うベーカリーカフェで、人気も高く、複数の店舗経営を行っています。素材のこだわりも強く、古くからオーガニック原料でパンを精製していたことでも知られています。
落ち着きがあるイートインスペース 「Reinh. van Hauen」は「Irma」とのコラボも!
お店によってはイートインスペースがないところもありますが、今回訪れたSTORE KONGENSGADE店は、しっかりとカフェスペースも取られています。歴史がある「Reinh. van Hauen」は、1日目で訪れた「Irma」とのコラボも行っています。デンマークで人気がある「Irma」で提供されるパンを作っている「Reinh. van Hauen」は、想像しているよりも多くの人々が口にしてそうな印象を持ちました。
おすすめデニッシュはこれ!
店内には、多くのデニッシュが並んでいるため、スタッフ一押しのデニッシュを聞くと勧めてくれたのがこれ。正式な名前を聞くのを忘れてしまったのですが、これもデニッシュ。通常イメージするデニッシュとは少し違い、ちょっと潰しているような、やや硬めな食感が新鮮。甘みが強いので、街散策で疲れた体にはぴったりの味わいでした。
「Reinh. van Hauen」オフィシャルサイトはこちら
「Reinh. van Hauen」を満喫して、次は目と鼻の先にある、人気のベーカリーへ!
|多くの人がサッとお目当のパンを買って帰る「Meyers Bageri」!
「Meyers Bageri」もコペンハーゲンで複数店舗を展開している人気ベーカリーです。
今回訪れたINDRE KØBENHAVN店は、店内に小さなカウンターと椅子がいくつか置いてあるだけの簡素な作りですが、ひっきりなしにお客が来店します。僕が滞在していたのは恐らく20分ほどですが、その間に恐らく20名ほどの来店があり、僕以外のお客は、お目当のパンを購入し、サッと帰っていきます。
|デンマークのデニッシュと言えばこれ!
「Meyers Bageri」の人気商品でもあり、コペンハーゲンのベーカリーに必ずと言っていいほどあるのが、このポピーシード(ケシの成熟した果実から取る種子)がたっぷりとかかったデニッシュ!デニッシュとポピーシードの香ばしさ、中にアーモンドペーストも入っていて、サクサク感とほんのりとした甘さが絶妙なデニッシュです。
|コペンハーゲンならではのレゴ!
2日目最後に訪れたのは、コペンハーゲン市内にあるレゴショップ。レゴはデンマーク発祥のおもちゃだということをご存知の方も多いとは思います。ここに限定のレゴがあるかチェックすると見つけたのは、このレゴ。デンマークが誇る児童文学作家アンデルセンの世界を表現したレゴブロック。ここでしか手に入らないということらしいので、レゴ好きの方は是非チェックして見てください。
|紹介したスポットはここ!
今回紹介したスポットがこちらの地図内の赤色でマッピングされた箇所です。ベルゲンを訪れた際の参考になさってみてくださいね♪
※北欧 現地レポート2020 3日目<前編>では、元NOMAのシェフが手がけるベーカリーレストランや、インスタ映え必至のスイーツなども巡ります♪
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