フィンランドといえばサウナ。LifTeでもフィンランドのサウナ文化に関する紹介をしてきましたが、今回は、本場フィンランドで楽しめるサウナをご紹介!
ライトに楽しめるところから、コアに追求できるところまで色々とご紹介します!
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|【初級】外観も内観もモダンなサウナ「Loÿly(ロウリュ)」
サウナ入浴方式:水着着用/男女共有
身体を冷やす方法:シャワー/外気浴/海に入る
タオル・水着レンタル有
まずご紹介するのが、黒いモダンな外観のサウナ施設「Loÿly」。2016年にオープンしたばかりの新しいサウナで、ここ最近のヘルシンキでの観光スポットにもなっています。初級として「Loÿly」をお勧めする理由が3つあります。
【オススメ①】水着着用で入られるし、何よりオシャレなサウナ!
フィンランドのサウナは全裸で入るサウナも多いのですが、流石に最初のサウナ体験で裸で入るのは少し抵抗があるかもしれません。
「Loÿly」では水着を着用しての利用が前提となっているため、初心者でも体験しやすい環境があります。
そして、休憩スペースやレストランスペースもモダンな点もポイント。基本サウナに入り、体を冷ますというセットを何回か繰り返すのですが、その休憩するエリアや、サウナを終えた後に食事を取れるレストランスペースもモダンなデザインなので、心地よい時間を過ごすことが可能です。
【オススメ②】フィンランドの伝統 スモークサウナを体験できる!
ヘルシンキ中心部のパブリックサウナでスモークサウナがあるのは「Loÿly」だけ。
スモークサウナは簡単にいうと、薪で室内を暖めるのですが、煙突がないこと。煙を室内に充満させ、その余熱でサウナを楽しむ方式で、フィンランドでは伝統的なサウナと言えます。
このスモークの香りがとても気持ち良く、フィンランドの人々の愛する匂いの1つでもあります。
【オススメ③】冷たい海に入ることも可能!
フィンランド流のサウナでよく言われるのが「サウナに入り、湖で泳ぐ」というもの。火照った身体を冷やす手段として湖に入るのはとても心地が良いものです。
「Loÿly」でも目の前のバルト海に入れる場所があるので、このフィンランドの伝統を体験することができます。
「Loÿly」は、ペッカ・オルパナ駐日フィンランド大使もオススメしてますよ〜♪
|【初級】プールが心地よい快適サウナ「Allas sea pool(アッラス シープール)」
サウナ入浴方式:裸(外のプールは水着着用)/男女別(外のプールは男女共用)
身体を冷やす方法:シャワー/外気浴/プールに入る
タオル・水着レンタル有
次の初級編サウナは、こちらの「Allas sea pool」。大きな観覧車が目印です。
実はこの観覧車にもサウナが設置されているゴンドラがあり、サウナに入りながら絶景を楽しめるのですが、今回紹介するのは「「Allas sea pool」の通常サウナ。
こちらも2016年にオープンした新しいサウナ施設で清潔感があります。初級の方にお勧めできるポイントは3つ。
【オススメ①】外は水着着用、サウナ内で水着を着る人もいる サウナは男女別
「Allas sea pool」のサウナは、サウナを楽しむ場所(室内)と、外気浴およびプールや海を楽しむ場所(室外)、2つのゾーンに別れています。
もちろん室外は利用者全員が水着を着用しています。サウナには基本裸で入りますが、中には水着を着たまま入る人もいるので、裸に抵抗がある方には体験しやすいサウナです。
そしてサウナが男女別になっているのも利用しやすいポイント。
【オススメ②】温水プールの心地よさが半端ない!海水プールも!
「Allas sea pool」の特徴の1つでもある屋外に設置された温水プール。
温水プールといっても温度は若干低めなので、火照った身体にはちょうど良い温度です。
泳ぐレーンと、まったりできるレーンが別れているので、ぷかぷか浮かびながらヘルシンキの街並みをぼーっと眺めるという至福な時間を過ごせます。
そして、温水プールとは別に、室外にはもう1つ海水プールが設置されています。温度調整をしていないので普通に冷たいですが、サウナの後冷たい海水プールで少し身体を冷やして上がると、身体の中からじわっと熱が出て行くような恍惚感を体験できます。
【オススメ③】併設されたレストランも利用可能!
お腹が空いたり、ちょっと座ってゆっくりお茶をしたいという気持ちになった場合、建物の2階部分が雰囲気の良いテラスが併設されたレストランになっているので、お腹を満たしながらゆったりとした時間も過ごせます。
「Allas sea pool」は入場時にバンドを手首につけるので、レストランを利用した後に、再度サウナを利用することもできます。
「Allas sea pool(アッラス シープール)」オフィシャルサイトはこちら
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|【中級】中庭が気持ちいパブリックサウナ「ARLA(アルラ)」
サウナ入浴方式:裸/男女別
身体を冷やす方法:シャワー/外気浴
タオルレンタル有
続いて紹介するのは、中級編のパブリックサウナ。まずこちらの「ARLA」は、1929年(!)にオープンし、今だに多くの地元客に愛されるサウナです。
場所はヘルシンキのカッリオと呼ばれる地域にあり、ヘルシンキ中央駅付近からトラムで15分程の距離感も嬉しいところ。「ARLA」をオススメするポイントは3つ。
【オススメ①】地元の人と一緒に体験できるサウナ
初級編で紹介した2つのサウナと明確に違うのが「地元感」。肌感覚ですが初級編の2つと比較すると観光客らしき人たちが少ない印象。
サウナの中ではフィンランド語が飛び交い、サウナ内での会話も頻繁に交わされます。
サウナは社交の場という表現をするフィンランドの人達もいますが、それをまさに体感できるのが、この「ARLA」です。
【オススメ②】外気浴ができる中庭が心地よい
サウナに入った後、更衣室の椅子で休憩する人もいるのですが、やはりお勧めは外気浴。
「ARLA」が入っている建物は上がアパートメントにもなっていて、共有の中庭があります。タオル1枚を巻いて、その中庭で外気浴する時間は格別です。
外気浴をしていると、当然住人らしき人が帰ってきたり、散歩をしているシーンに遭遇しますが、向こうもこの光景に慣れているので、堂々としていることが大事です。
【オススメ③】サウナに入り、ビールを飲み、サウナに入る幸せ
このおすすめポイントは個人差が出る部分でもありますが、個人的にはこのポイントは重要。
フィンランドの男性がサウナに入る際、よく見るのがサウナの後にビールを飲む光景。
僕も以前これを体験してからというもの、サウナ=ビールという価値観が自分の中で根付いてしまいました。「ARLA」のすぐ近くにスーパーマーケットがあるので、そこでビールを調達することも可能です。
|【中級】外気浴でフィンランドを味わうパブリックサウナ「Kotiharjun Sauna(コティハルユ サウナ)」
サウナ入浴方式:裸/男女別
身体を冷やす方法:シャワー/外気浴
タオルレンタル有
中級編もう1つは、こちらもカッリオエリアにある伝統的なパブリックサウナの「Kotiharjun Sauna」。ここは創業1928年でヘルシンキ最古のパブリックサウナとしても有名です。
伝統的なスタイルということで「ARLA」で感じる雰囲気と似ている部分があります。お酒の持ち込みができるのも、ローカル感があるのも、熱波を感じられるのも「ARLA」と似ています。
そんな「Kotiharjun Sauna」のおすすめポイントはこれ。
【オススメ】外気浴をする場所がローカルすぎる!
このサウナの大きなポイントは、外気浴をする場所。入口の外なんです。
タオル1枚を身につけ外気浴をしていると、もちろん多くの人々が目の前を通ります。流石に最初は戸惑いましたが、通行人は誰も気にせず通過して行きます。
そう、この光景は90年以上ここで続いているのです。つまりこの光景そのものが日常。日本ではまず考えられないですが、サウナの国フィンランドでは許される光景なのです。
「Kotiharjun Sauna(コティハルユ サウナ)」オフィシャルサイトはこちら
|【上級】仲間で貸し切る事ができる「Katajanokan Kasino(カタヤノッカン カシノ)」
サウナ入浴方式:裸(水着着用可)/男女共用
身体を冷やす方法:シャワー/外気浴
タオルレンタル(利用料金に含む)
サウナに慣れてくると、仲間で貸切もしてみたい願望が出てきます。
そこでおすすめなのがヘルシンキ中央駅付近からトラムで15分程度のエリア"カタヤノッカ"にある「Katajanokan Kasino」のサウナ。
趣ある建物は宴会場もあり、通常は結婚式やパーティーに使用される場所なのですが、地下にサウナが併設されています。
【オススメ①】貸切だから自由に楽しめる!
やはりここのおすすめポイントは「貸切」(最大15名)という事。
サウナは1つだけなのでサウナスペース、休憩スペース、シャワースペースも自由に利用ができます。サウナに入る際のお尻に敷くサウナペーパーも完備されています。
【オススメ②】出てくる料理、飲み物でフィンランド流を存分に味わう!
「Katajanokan Kasino」を予約する際に、サウナブッフェも別途注文が可能です。
スモークベーコンが入った野菜たっぷりのサラダや、様々な種類のマッカラ(ソーセージ)などフィンランドらしい料理はきっと満足するはずです。
そして希望があればフィンランドの各種ビールやロンケロも飲めるので至れり尽くせりなサウナです。
「Katajanokan Kasino(カタヤノッカン カシノ)」オフィシャルサイトはこちら
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|【神級】24時間、無料で入れるサウナ!「Sompa Sauna(ソンパサウナ)」
サウナ入浴方式:裸(水着着用可)/男女共用
身体を冷やす方法:シャワー/外気浴/海に入る
タオルレンタル無
神級としてご紹介する「Sompa Sauna」は、一部の有志で作り上げられた、ボランティアで運営しているもので、なんと24時間利用可能で、無料のサウナ!
ただハードルが高いのが、最寄り駅から遠い(徒歩20分)という事と、脱衣所などがないところ。
つまり外で着替える形になります。そして現地の人も多いので、男女問わず裸でサウナに入る人も多いのがここの特徴です。
【オススメ】フィンランドのサウナ愛を感じられる最高のサウナ!
確かに色々ハードルは高いのですが、個人的には今の所一番好きなサウナがここです。理由は、利用する人々が、本当にサウナを楽しんでいるのが伝わるから。
全てがセルフサービスなので、薪をくべたり、ロウリュするための水を持ってきたり、そのやり方を教えてくれたりというコミニュケーションが発生するのです。
利用する人たちがみんなで快適に過ごそうと努力しているのがとても伝わりました。次回ヘルシンキに行ったら、必ずまた行こうと決めています。
「Sompa Sauna(ソンパサウナ)」オフィシャルinstagramはこちら
|【番外編】空港にもある!「フィンエアーラウンジサウナ」
サウナ入浴方式:水着着用/男女共用
身体を冷やす方法:シャワー
タオルレンタル(利用料金に含む)
最後に紹介するのは、なんと空港内にあるサウナ!フィンランドの窓口と言われるヴァンター空港にも、実はサウナがあります。フィンエアーのラウンジ内にあるサウナで、プレミアム ラウンジの利用者は無料で利用が可能です。
【オススメ】フィンランドを出発する最後までサウナを楽しめる!
空港内なので、もちろん外気浴ができるスペースはありませんが、サウナはしっかりしたつくりです。外気浴ができない分、シャワーはしっかり設置されているので、温まった体を冷やす事ができます。
何よりも、フライト直前までサウナに入る事ができるというのが正直びっくり。サウナへの愛が深いフィンランドならではと言えます。
|紹介したサウナはここ!アクセスマップ
今回ご紹介したサウナは、下記のmap内で赤くマーキングされています(フィンエアー プレミアムラウンジサウナは除く)。訪れた際は是非ご参考になさってください。
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