- 2020-4-13
- travel2020, スウェーデン, トラベル, フィンランド
- コメントを書く
2020年冬の北欧出張は5日目に突入。5日目後編では、フィンランドお土産定番中の定番、Fazer(ファッツェル)の工場見学を行い、ストックホルムに夜入る行程。
※北欧現地レポート5日目<前編>の様子はこちら
スポンサーリンク
|1度は行ってみたかった!「Fazer experience visitor center(ファッツェル ビジターセンター)」
map-①
フィンランドお土産は、色々ありますが、定番中の定番として知られ、日本で渡すとほとんどの人が喜んでくれるのがFazer(ファッツエル)のチョコレート。通常のミルクチョコレートはもちろん、フィンランドらしいブルーベリーやストロベリーなどのベリー系などもクオリティが高く、お土産としてつい多めに買ってしまいます。そのFazerが運営するビジターセンターが2016年にオープンし、話題となっていたので、実際に向かって見ました!
「ファッツェル ビジター センター」は、ヘルシンキの北ヴァンタート呼ばれるエリアで、ヘルシンキ中央駅付近から向かうのであれば、バスもしくはタクシーがオススメ。
|Fazerの歴史がわかる!体験型見学!そして試食もできる!!
それでは、カウンターで受付を済ませて、ファッツェルビジターセンターのメインの体験型スペースに入ります。ガイドツアー(英語orフィンランド語)で約1時間のツアーとなります。
スタートは、なんと植物が生い茂る空間へ。中に入ると湿度が高い!ここは、Fazerの主力商品の1つでもあるチョコレートの原料"カカオ”が栽培されていて、実際にカカオの実を見ることができます。カカオの他にも高温多湿なエリアで栽培される、カルダモンやシナモンも栽培されていました。
【卵の殻で作られた巨大うさぎ!!】
植物の空間を抜けると間近に見ることができるのが、この巨大な3.2メートルの白ウサギ。実はこれ卵の殻でできています。Fazerは昔からイースターの時期に、実際の卵の殻にチョコレートを入れた商品を販売していてFazerの象徴的な商品としても知られています。このオブジェを作るのに、実に9,330個の卵が使用されています。
このフロアでは、Fazerの創設者カール・ファッツェルや、これまでファッツェルに関わって来た人物を紹介するパネル(トーベ・ヤンソンの姿も)や、8,000個のカラフルなフェルトボールでデザインされた脳のオブジェも展示されています。この脳のオブジェは、それぞれ"睡眠"、"運動"、"栄養"、"新しいことを学ぶこと"で色分けされていて、バランスよくあることをFazerは提唱しています。
【Fazer過去のパッケージにはトーベ・ヤンソンも!】
こちらは、Fazerの過去のパッケージデザインや、ポスターを見ることができるゾーン。ヘルシンキオリンピック時期のものや、トーベ・ヤンソンが描いたデザインなど、150年という長い歴史を持つFazerならではの展示。パッケージデザインなどが好きな方にはたまらないゾーンです。
【食事バランスを考える体験型コーナー!】
続いて向かったのが、この木のキューブが無数におかれているエリア。木のキューブには、それぞれ、牛乳やパン、トウモロコシ、りんごなどが描かれています。この数日自分が食べた物を木の枠に入れ(最高9個)、近くにあるロボットの手の上に置き、スイッチを入れると食事のバランスが取れているかをロボットが判断してくれます!ちなみに僕が試したのがこちらの動画。
5つ星中4つ星で、ロボットもにっこりマークだったので「よし!」と思っていましたが、「野菜が足りてないわね」とガイドさんに指摘されました。。
【試食コーナーも充実!】
他にも工場の様子をVRで見られる場所や、プロジェクションマッピングで遊べるゾーンなど体験型のゾーンがありましたが、時間の関係上残念ながら全てを体験することはできませんでした。ツアー最後に用意されているのが、こちらの試食コーナー。Fazerを代表するチョコレート、グミ、飴など様々な商品が試食し放題!ただ持ち帰りはできないので、自分で食べられるだけにしておきましょう。
【物販コーナーは圧巻!】
ツアーを終えると最後に通るのが、こちらの物販コーナー。広い店内には、Fazerのありとあらゆる商品が並びます。チョコレートなどのお菓子以外にも、ステーショナリーや、キーホルダー、Tシャツ、帽子など、市内ではあまり見ることのない商品まで!そして普通のスーパーで購入するよりも、少し安い商品も多いので、Fazer好きの方は、隅々までチェックしたいところです。
【細かい仕掛けや、嬉しいお土産も!】
ファッツェル ビジターセンターには、細かい演出や置物も要チェック。例えば荷物を入れるロッカーの鍵がFazerの商品フィギュアになっていたり、トイレの表示がユニークだったり。入り口には、街を表現した巨大なスノードームが置いてあったり、Fazerキャラクターのキツネのオブジェも置いてあったりします。このツアーは有料ですが、最後の物販コーナーを抜けると参加者全員にお土産が渡されます。訪問するタイミングでこのお土産は変わるのでしょうが、今回は、Fazerのチョコレート、グミ、クッキー、パンなどが入っていました。
1時間でしっかりFazerの歴史が学べ、体験型ゲームでも遊べ、そしてお土産ももらえる。学生の社会科見学で人気ということですが、観光客でも十二分に楽しめる内容でした♪
|スイーツやドリンクはもちろん、フードも充実した「Fazer Cafe」!
ファッツエル ビジターセンターで見逃しちゃいけないのが、建物に入り右手ある、大きなカフェ「Fazer Cafe」。大きな窓から入る光がとても心地よく、ゆったりした空間が広がります。
ショーケースには、チョコレートはもちろん、年明けからイースターの頃までよく食べられる、ラスキアイスプッラやケーキ、伝統的なスイーツ、そしてオープンサンドやシナモンロールなどのパンも並びます。そう、この「Fazer Cafe」は、スイーツやドリンク以外のフードメニューも充実しており、地元の方もここのランチを利用する方が多いのだとか。
【サーモンスープ、そしてクラフトバーガーも美味!】
ということで、フィンランドのソウルフードとも言われる"サーモンスープ"と「Fazer Cafe」で人気が高い"クラフトバーガー"を注文!サーモンスープは、用意されている鍋から自分が食べられる量を自分で注ぐスタイル。サーモンやジャガイモ、人参などの具材は大きめにカットされているので、食べ応え十分。セットについてくるライ麦パンとの相性も抜群でした。そしてクラフトバーガーのパテは、フィンランド産の牛肉が100%使用された自慢の逸品。ナイフを入れると肉汁が滴ります。パテの焼き具合も丁度良く、肉のジューシー感がしっかりと伝わります。付け合わせのサラダもさっぱりしていて、人気が高いのが納得の味わいでした。
【せっかくだからドリンクも味わいたい!】
ランチのセットには、それぞれおかわり自由のブレンドコーヒーが付いています。ランチではこれで十分なのですが、せっかく「Fazer Cafe」に来たということで、こちらを追加オーダー。写真左は「GEISHA ICE LATTE」、右側が「GEISHA LATTE」。数あるFazerのチョコレートで人気が高い「Geisha(ゲイシャ)」は、ヘーゼルナッツフィリングが入っています(写真のティースプーンに乗っているのが「Geisha」)。この「Geisha」を使ったラテがこの2種。どちらもヘーゼルナッツの風味を感じられる優しい味わいです。どちらも見た目甘い印象を与えますが、ドリンク部分は甘さは控えめになっているので、クリームを混ぜて飲んでも甘ずぎるという印象は全くありません。
【昔から愛されているFazerのお菓子もチェック!】
その他にもトライしたのがこちらの3種類のお菓子。こちらもショーケースに並ぶFazer定番のお菓子。左の黒いお菓子は「Tumma Perunaleivos」英語の名前では"Dark Potato Cake"と名付けられていますが、チョコレートのスイートポテトのような食感。柔らかくしっとりした生地にチョコレートがまぶされています。中央のピンク色をしたいたスイーツは「Mansikka Babe」、そして右側は「Pähkinä Bebe」。それぞれイチゴ味、ナッツ味(ヌッテラ)のクッキー。どれも甘さを感じるので、コーヒーと一緒にチョイスされることが多いそうです。
|Fazer好きの方に朗報!日本でもwebで購入できるようになりました!
今まで、日本ではFazer製品を購入するのは難しかったのですが、一部商品が日本でもwebで購入できるようになりました!Fazer好きの方は、是非下記をチェックして見てくださいね♪
ファッツエル ビジターセンターでの充実した視察を終え、夜の便でストックホルムへ。6日目からはストックホルムの視察が始まります。
|訪れたスポットはここ!
今回ご紹介したお店は、下記のmap内で赤くナンバリングしてマーキングしています。訪れた際は是非ご参考になさってください。
※番号は、各ショップをご紹介している上記記事内の数字とリンクしています(ex:map-①)
6日目からはスウェーデンの首都ストックホルム各所を視察します。6日目前編では、中心地ではないのに多くのお客様に長年愛されるベーカリーカフェ、ストックホルム随一の観光名所ガムラスタン、そして日本でもファンが多いテキスタイルブランドを訪問!
北欧の今を知ることができるライフスタイルマガジンLifTe!
地元客にも長年愛される北欧各国の絶品レストラン!
人気ブランドのテキスタイルデザイナーが明かす制作秘話!
そして観光定番から最新スポット情報も!
北欧の今を知ることができるライフスタイルマガジンLifTe「Vol.01」「Vol.02」「Vol.03」は、絶賛発売中!
↓ ↓ ↓ ↓
北欧ライフスタイルマガジン「LifTe vol.03」
スポンサーリンク
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。