9月24日(木)から、松屋銀座8Fのイベントスクエアで開催されている「ムーミン・コミックス展」。
ムーミンの原作者トーベ・ヤンソンと、弟のラルス・ヤンソンによる連載漫画の原画など280点を初公開するという見所がたっぷりの展覧会です。
本展覧会のみどころと、内覧会に駆けつけたムーミン芸人「ティモンディ」の記者会見の様子もお伝えします♪
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最初はムーミンのお尻から!?
会場入り口を入ると、ずらっと並ぶムーミンの丸いお尻。ちょっとびっくりしてしまいましたが、新聞連載のムーミン・コミックス各話1話目の1コマ目は、必ずムーミンの「お尻」から始まるのです。
全話の1コマ目が集められ、一面に並んだムーミンの丸いお尻には、ほっこりさせられます。
年代ごとにずらりと並ぶ、貴重なスケッチ、そして原画
今回の展覧会は、年代ごとに並んでいるのもポイント。ムーミン・コミックスの連載初期から、トーベ・ヤンソンが多忙になり、弟のラルス・ヤンソンが1人で手がけるようになった60年代以降まで、順を追って見ることができます。
今までの日本で開催されたムーミン展などの作品は、タンペレのムーミン美術館所蔵のものが多かったのですが、今回はムーミンキャラクターズ本社所蔵の作品となり、日本初公開のものが多く、貴重なものばかり。
2分の短編動画「ムーミントロールと地球の終わり」や、原稿版下も!!
トーベ・ヤンソンが最初に手がけ、フィンランドの「NyTid(ニィ・ティド)」紙で連載された記念すべき「ムーミントロールと地球の終わり」を抜粋した短編動画も楽しめます。
そして、実際に新聞の印刷に使用された原稿版下と、実際の新聞も展示されており、当時の空気感を感じることができます。
フィンランドのストックマンからやってきたムーミントロールとスノークのお嬢さん像!
展覧会場の中間地点には、フィンランドの老舗デパート「ストックマン」で飾られていた、ムーミントロールとスノークのお嬢さん像が設置されています。
像のすぐ近くには、トーベ・ヤンソンと2つの像が並んだ写真も展示されていて、歴史も感じられる素晴らしいスポットです。
ラルス・ヤンソンはが手がけた「ムーミンの戦争と平和」は全ページ公開!!
トーベ・ヤンソンは、スケッチやドローイングのみで、原画が現存していません。逆にラルス・ヤンソンは、スケッチやドローイングが殆どないのですが、原画や新聞用の原稿版下が全て残っていました。
後半展示されている彼の4作品は日本で初公開で、特に最後のムーミンの戦争と平和は全ページ公開されているので見応え十分。
展覧会出口を出ると充実したグッズ販売コーナー!
ムーミンの展覧会でもう一つの楽しみは、展覧会終了後のグッズ販売コーナー。今回も「ムーミン・コミックス展」限定の商品もずらりとラインナップ!
数ある商品の中でもLifTeオススメはこちら!!
ちょっとしたインテリアに使いたい!シークレットフレームマグネット/シークレットフレームミニキャンバス
面白かったのが、こちらの「シークレットフレームマグネット」と「シークレットフレームミニキャンバス」。
マグネット、ミニキャンバス共に専用のミニイーゼルが付いてきます。イーゼル無しで飾っても、イーゼルに乗せて飾っても、どちらでも様になるので、ちょっとしたインテリアとして使用するのがオススメ。
マグネットは全10柄、ミニキャンバスは全13柄。どんな1コマが出るかは、開けてからのお楽しみ♪
図録はやっぱり外せない!
今回の「ムーミン・コミックス展」の図録は、なんと2種類セット!
トーベ・ヤンソンが描いた、スケッチやドローイングが満載の「トーベ・ヤンソン編」(黄)と、ラルス・ヤンソンの描いたムーミン・コミックスが満載の「ラルス・ヤンソン編」(青)。どちらも読み応え十分な内容♪
また、購入時に付いてくるバッグは、ポリエチレン素材で透け感や糸色などこだわりたっぷり。丈夫で濡れても大丈夫な素材なので、プールや普段のレジバッグとしても使えちゃいます。
おうちでもムーミン・コミックスを楽しもう!
今回は「ムーミン・コミックス展」ということなので、やはりチェックしたいのは各種の「ムーミン・コミックス」。徳間書店から発売されている「ムーミン・コミックス」シリーズはもちろん、海外版の「ムーミン・コミックス」も販売されています。
おうちでも、どっぷり「ムーミン・コミックス」の世界に浸るというのもオススメです♪
ムーミン芸人「ティモンディ」が熱く語る展覧会の魅力
9月23日(水)に行われた内覧会には、ムーミンと、ムーミンをこよなく愛するムーミン芸人の「ティモンディ」のお二人も駆けつけました。
記者会見の前に、じっくりと展覧会を見て回った「ティモンディ」のお二人が展覧会の魅力を熱く語ってくれました!
ムーミンのお尻は前向きな姿勢!?
「ティモンディ」の高岸さんが注目したのは、入り口に並ぶムーミンのお尻。「これはムーミンの前向きな姿勢の表れ。僕は前を向いているよ、僕の後ろを着いてきて!というものすごくポジティブなメッセージ!そして、この入り口のビタミンカラー!ものすごく元気をくれます!」(ティモンディ高岸)。
ムーミンのお尻を前向きな表れと評する高岸さんを「個人の見解です」と笑いながら返す前田さんも、物心ついた時からムーミンの世界が大好き。今回の展覧会はとても満足度が高いものだったそうです。
「僕たちが生まれる前に作り出されたものばかりですし、今までのムーミン展ではお披露目されなかったものが、今回沢山用意されています。幼い頃からムーミンに慣れ親しんできましたが、大人になってから分かる世界がムーミンにはあって、それが存分に楽しめる空間です」(ティモンディ前田)。
高岸はムーミン、前田はリトル・ミィ
2人とムーミンのキャラクターで共通点は?と問われると、前田さんは迷うことなく「高岸はムーミン、僕はリトル・ミィ」。
「高岸は、おっとりしているというか、おおらかで、あんまり焦ったりしない。こういうところが、ムーミンと似てますね」。
「僕は、リトル・ミィが発する言葉が好きで、見方によると厳しいんですけど、ハッとさせられるんです。「時間がない、忙しいっていうけど、時間の使い方が下手なんじゃない?」とか。そういう言葉を自分に言い聞かせたりしているので、僕はリトル・ミィだと思います」(ティモンディ前田)。
こんな時だからこそ多くの人に見てもらいたい!
「この展覧会は、子供から大人まで、そしてムーミンファン初心者の方から、ムーミン大好きな方まで幅広く楽しめる展覧会。見ていただければ、元気をもらって明日への活力につながるはずです」(ティモンディ前田)。
「ムーミンに出てくるキャラクターたちは、問題がありながらも前向きになれるような言葉を語るんです。現在コロナ渦という状況で、焦ったり、焦ったり辛い思いをすることもあるけど、このムーミンたちの言葉を見れば聞けば、前向きにポジティブに進めるはず!みんなやればできる!!」(ティモンディ高岸)。
最後は、ティモンディ高岸さんのお決まりの一言で笑いに包まれ記者会見は終了しました。
ムーミン芸人「ティモンディ」のお二人が語ってくれたように、展覧会は、ムーミンファン初心者の方から、熱心なムーミンファンの方でも存分に楽しめる内容です。
トーベ・ヤンソンの原点とも言える展示が目白押しの「ムーミン・コミックス展」オススメです♪
アクセス
【ムーミン75周年記念「ムーミン コミックス展」】
会期:2020年9月24日(木)~10月12日(月)
(9月27日(日)、10月4日(日)・11日(日)は19:30閉場、最終日は17:00閉場、入場は閉場の30分前まで。営業日及び開場時間は変更になる場合がございます。詳細は松屋サイトをご確認ください。)
会場:松屋銀座8階イベントスクエア(中央区銀座3-6-1)
問い合わせ先:03-3567-1211(松屋大代表)
入場料:一般1,200円(900円) 高校生700円(500円) 中学生500円(400円)
小学生300円(300円) ( )内は前売料金
<入場券の入手方法は、松屋ホームページにてご確認下さい>
主催:ムーミンコミックス展実行委員会
特別協力:ムーミンキャラクターズ社
協力:ライツ・アンド・ブランズ、筑摩書房、講談社
後援:フィンランド大使館
コミックス翻訳:冨原眞弓
アート・ディレクター:大谷有紀
企画制作:東映
※2年間で全国11会場巡回予定
「「ムーミン コミックス展」オフィシャルサイトはこちら」
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