【北欧イベント】「サーリネンとフィンランドの美しい建築展」7月3日(土)より開催!

LifTe 北欧の暮らし フィンランド サーリネンとフィンランドの美しい建築展 パナソニック汐留美術展 エリエル・サーリネン
ヘルシンキ中央駅の駅舎や、パリ万国博覧会フィンランド館の建設など、フィンランドのモダニズムの原点を築いたエリエル・サーリネン(1873-1950)の展覧会「サーリネンとフィンランドの美しい建築展」が7月3日(土)から9月20日(月・祝)まで、東京・汐留にある"パナソニック汐留美術館"で開催!

展覧会の見どころや概要をご紹介!

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展覧会の見どころと特徴

LifTe 北欧の暮らし フィンランド サーリネンとフィンランドの美しい建築展 パナソニック汐留美術展 エリエル・サーリネン
©️1900年パリ万国博覧会フィンランド館/ラハティ市立博物館所蔵 ※画像写真の無断転載を禁じます

フィンランドの独立の足がかりを築いた1900年パリ万国博覧会フィンランド館

サーリネン達が設計したフィンランド館はセーヌ右岸の万国通りに建てられ、東西約40メートル、幅約10メートルという規模で、中世の教会のような外観を呈していました。

建築を装飾するのはクマ、カエル、リスといった自然界の仲間たち。本展ではCGと新規制作模型(縮尺1:100)で、このフィンランド館を見ることが可能です。


LifTe 北欧の暮らし フィンランド サーリネンとフィンランドの美しい建築展 パナソニック汐留美術展 エリエル・サーリネン
©️エリエル・サーリネン《ヴィトレスクのサーリネン邸の寝室の椅子》1902-1903年頃、製作:おそらくフィンランド手工芸協会、フィンランド国立博物館所蔵 ※画像写真の無断転載を禁じます

英国アーツ・アンド・クラフツがかかげた理想を、北欧で現実のものとしたサーリネンの暮らしのデザイン

19世紀後半に、イギリスのウィリアム・モリスが理想とした中世風の手仕事による美しい暮らしの環境の実現は、その高い理想がゆえに矛盾をはらんでいました。

しかし、サーリネンらの北欧デザインは、豊富な森林資源を背景に芸術と産業の協働をみごとに実現。家具や陶磁器、テキスタイルなど北欧の様々な暮らしのデザインを見ることができます。


LifTe 北欧の暮らし フィンランド サーリネンとフィンランドの美しい建築展 パナソニック汐留美術展 ポホヨラ保険会社ビルディング 中央らせん階段
©️ポホヨラ保険会社ビルディングの中央らせん階段/Photo ©Museum of Finnish Architecture/ Karina Kurz, 2008 ※画像写真の無断転載を禁じます

アアルトもあこがれたエリエル・サーリネン。彼が築いたフィンランドのモダニズムの原点

近代建築の巨匠アルヴァ・アアルト(1898-1976)に代表されるフィンランドのモダンデザイン。その原点を築いたのが、エリエル・サーリネン。

フィンランド人に愛されるその格調高いデザインを、ドローイング、家具デザイン、都市・建築に、多角的に見ることができるのも本展の特徴の1つ。


LifTe 北欧の暮らし フィンランド サーリネンとフィンランドの美しい建築展 パナソニック汐留美術展 ヘルシンキ中央駅 エリエル・サーリネン
©️夜のヘルシンキ中央駅玄関、エーミル・ヴィークストロムによる彫像《ランタンを持つ人》Photo ©Museum of Finnish Architecture/ Foto Roos ※画像写真の無断転載を禁じます

ヘルシンキ中央駅の駅舎

ヘルシンキ中央駅の駅舎は、1904年の設計競技でサーリネンが個人名で1等を獲得したものの、ナショナル・ロマンティシズムの作風による外観への反発によりデザイン論争が起きたため、10年以上もかけて設計変更を加えながら完成されました。

中央の大きなアーチを持った入口、その両側のランタンを捧げ持つ巨人像、時計台などの造形からは、新しいフィンランドらしさの表現を、サーリネンが獲得したことが分かります。

サーリネンはこの中央駅の設計に並行して駅周辺の整備にも携わり、これは独立国家となってからヘルシンキ市全体の都市計画に繋がっていきます。

また国会議事堂計画案、紙幣のデザインといったサーリネンが携わった国家プロジェクトも紹介します。

アクセス

【サーリネンとフィンランドの美しい建築展】
■開館時間:午前10時より午後6時まで(入館は午後5時30分まで)
※8月6日(金)、9月3日(金)は夜間開館 午後8時まで(入館は午後7時30分まで)
■休館日:水曜日、8月10日(火)~13日(金)
■入館料:一般:800円/65歳以上:700円/大学生:600円/中・高校生:400円/小学生以下無料
※障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで無料で入館可能。
■主催:パナソニック汐留美術館
■後援:フィンランド大使館、フィンランドセンター、一般社団法人日本フィンランド協会、 一般社団法人日本建築学会、公益社団法人日本建築家協会、港区教育委員会
■協力:日本航空
■企画協力:株式会社キュレイターズ
■会場構成:久保都島建築設計事務所
■お問い合わせ:050-5541-8600(NTTハローダイヤル)
■会場:パナソニック汐留美術館
■住所:〒105-8301 東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階

入館方法

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、予約サイトでの来館日時指定予約にご協力をお願いします。詳しくは当館ホームページをご覧ください。
新型コロナウイルス感染症拡大防止策についての最新情報も当館ホームページをご覧ください。
■「パナソニック汐留美術館 オフィシャルサイトはこちら
■「パナソニック汐留美術館 オフィシャルFacebookはこちら
■「パナソニック汐留美術館 オフィシャルTwitterはこちら

本展はいわき市立美術館に巡回します。【2021年11月6日(土)~12月19日(日)】

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