米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(略称:SSFF & ASIA)」で、全コンペティション入選作品の中から最も環境問題に対するメッセージ性の高い作品に贈られる、"地球を救え!環境大臣賞"として、ノルウェーの作品『ペントハウス』(監督:Vegard Dahle & Line Klungseth Johansen)が受賞!
『ペントハウス』浸水により住めなくなった世界で暮らす2人の人間性をスリリングに描いた作品。
記事では作品のストーリーや監督のコメントをご紹介!
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『ペントハウス』(Penthouse)
監督:Vegard Dahle & Line Klungseth Johansen
19分37秒 / ノルウェー / ドラマ / 2022
ストーリー
浸水により住めなくなった世界から人々は避難した。ジョンと心配性の彼氏、ベンジャミンを除いては...。
ベンジャミンが避難するためにラジオを見つけると、ジョンの自力で生きるユートピア的な夢が崩れていく。ジョンは何とかベンジャミンと一緒にいようと、自滅的な計画に乗り出す。
予告編
受賞理由
プロダクション性が高くドラマ性もあり、フィクションとして楽しめる作品ながらも、観客に現実世界で起きている問題へ目を向けさせる力がある作品であった。
監督:Vegard Dahle & Line Klungseth Johansen
VEGARD DAHLE
オーストラリア、メルボルンのディーキン大学で映画とデジタルメディアを学ぶ。
2019年に持続可能な生活をテーマにした短編ドキュメンタリー作品"Off The Grid"を制作。映像制作会社Spætt Film所属の映画監督。
LINE KLUNGSETH JOHANSEN
映像制作会社Helmet Films & Visual Effects所属のディレクター/プロデューサー。映画制作分野の修士号を持つ。制作に関わった短編作品やミュージックビデオの多くが各地の映画祭などで上映されている。
受賞コメント
「制作チーム一同この受賞を大変喜んでいます。急速に進む気候変動、誰もがきっとこの問題解決に貢献したいと、リサイクルなどを心がけていると思います。でもそれだけでは不十分なのです。地球を救うためには、生き方自体を変えるべきだと考えています。本作品のストーリーは私たちに自らの過ちを教えてくれます。この作品を通して、何かしら自身に重ね合わせていただけることを願っています」。
ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2022概要
■映画祭代表:別所 哲也
■開催期間:6月7日(火)~6月20日(月)
オンライン会場は4月28日(木)~6月30日(木)
■上映会場:オープニングセレモニー会場LINE CUBE SHIBUYA/ユーロライブ/表参道ヒルズ スペース オー/TORQUE SPICE & HERB, TABLE & COURT/iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ/赤坂インターシティコンファレンス
※開催期間は各会場によって異なります
■料金:会場上映:無料 ※一部有料イベントあり
4月28日~ チケット販売のオンラインプラットフォーム「Peatix」にて
事前申し込みいただけます。
■一般からのお問い合わせ先:03‐5474‐8844
■主催:ショートショート実行委員会 / ショートショート アジア実行委員会
※新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、時期または内容を変更する場合があります。
「「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2022」オフィシャルサイトはこちら」
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