近年注目を浴びるようになってきた、滞在先の地域文化や環境保全を第一に考えた「サスティナブルツーリズム」。
"サスティナブル"と聞くと難しく感じるかもしれませんが、レンタカーを使わずに公共交通機関を使うなど、簡単に実施できるものが実はたくさんあります。
今回は、フィンランド政府観光局がおすすめする、フィンランドで楽しめる最新の「サスティナブルツーリズム」を5つご紹介♪
どれもフィンランドを旅をしながら、環境や文化に配慮できるものばかりです。
1.サスティナブルな食事を堪能できる「ハルティア レイクロッジホテル」!
首都ヘルシンキからわずか20kmに位置する国立公園Nuuksio(ヌークシオ)にある「ハルティア レイクロッジホテル」。
小規模で上質なサービスを提供するホテルを対象としたブティックホテル・アワード・ヨーロッパで2022年の最もサスティナブルなホテルに選ばれました。
世界の食糧問題をテクノロジーで解決するアグリテック・スタートアップ企業、Arctic Farmingとの事業提携を開始したことも評価されています。
また夏には、ハルティアがヘルシンキ地域交通局(HSL)と市内中心部からホテルまでの往復チケットを無料で提供するキャンペーンを開始し、レンタカーをつかわずに、このホテルに訪れやすくなりました♪
「「ハルティア レイクロッジホテル」オフィシャルサイトはこちら(英語)」
2.ヴァンター空港が世界初のセカンドハンドショプを併設した空港に!
フィンランドの主要な玄関口であるヘルシンキ・ヴァンター国際空港では、地元で大人気のセカンドハンドショップ「Relove」がコンセプトショップを近く出展する予定。
これによりヴァンター国際空港は世界初のセカンドハンドショップを併設した空港となります。
フィンランドに到着したら、フィンランドで今流行中の古着を選べば、それを着てサスティナブルなファッションで旅を楽しめます♪
「ヴァンター国際空港に「Relove」出展。詳細はこちら(英語)」
3.サイマー湖のカヌーで自然を満喫する島めぐり♪
サイマー・カヌーイングは、フィンランドで最も持続可能な移動方法のひとつ。
このカヌーイングのルート開発作業は、2023年のトラベルフェアのサスティナブルコンテストで受賞し、Puumala(プーマラ)の地域は"サスティナブルトラベル フィンランド"の称号を授与されたばかりです。
息をのむほど美しいこれらのルートにはプライベートキャンプ場とキャビンでの宿泊が含まれているので、フィンランドの大自然を満喫したい方におすすめです♪
4.列車で緑豊かな国立公園へ!!
フィンランドの国有鉄道会社VRは、ヘルシンキ中央駅から緑豊かなRepovesi(レポヴェシ)国立公園へ直行する、人気の高い列車路線が再開します。
今年2023年はHillosensalmi(ヒロセンサルミ)との接続が10月まで運行するので、列車で美しい紅葉を見に行くことも可能♪
「VR Resovesi国立公園への直行便再開。詳細はこちら(英語)」
5.バルト海の浄化された海水で入浴できる「ホテル カンサス」
「Hotel Kasnäs(ホテル カンサス)」は、長らくサステナビリティ活動に取り組んできているホテル。
屋外プール、スパ、レストランはすべて親会社である"Salmonfarm"の余熱を利用した地域エネルギーで温められています。
さらに、飲料水、シャワー、入浴で使用する水はすべてバルト海から直送された浄化された海水。サスティナブルツーリズムの最先端を行くホテルと言っても過言ではありません。
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