ここ数年、日本でも多くのサウナがオープンし、日本各地のサウナを紹介する書籍も増えました。
今回紹介する書籍『至福の北欧サウナ 知られざる歴史と文化のすべて』(グラフィック社刊)は、サウナ施設を紹介する書籍ではなく、サウナの文化を深く掘り下げる一冊。
サウナがどのように誕生したのか、現代までどのように変遷してきたのかもじっくり解説してくれます。
サウナ好きの方が読めば、サウナに対しての理解が深まり、もっとサウナが好きになる素敵な書籍です♪
『至福の北欧サウナ 知られざる歴史と文化のすべて』お薦めポイント!
ビジュアル満載で読みやすい!貴重な写真も数多く掲載!
本書では、古から現代に至るまでのサウナの変遷が実に詳しく紹介されています。
サウナの本場フィンランドはもちろん、スウェーデン、エストニア、他のヨーロッパ諸国まで、いつ頃からサウナが誕生したのかなどを文献や遺跡を基に解説。
そして、サウナがどのような役割を果たしてきたかというのも当時の貴重な写真を基に紹介されるので、生活に密接で、重要な物だったというのが理解できるはずです。
サウナのある風景、サウナにまつわる格言にも注目!
本書では、各国のサウナを楽しむ人々の写真も数多く掲載されています。
こちらは、フィンランドに現存する最古のサウナと称されるタンペレの「ラヤポルティ・サウナ」で撮影された写真。雪のそばでほてりを冷やす人々など、フィンランドならではの光景。
そして、サウナにまつわることわざや格言も多く登場するのも本書の特徴。
サウナ好きの方なら納得して、おもわずうなずいてしまうような格言に出会えるはずです♪
サウナを自宅で作りたいときのポイントや、サウナに合う料理も!
本書では、サウナを実際に自宅につくりたいという方向けのヒントも掲載されています。
ドライサウナ、スチームサウナの違いから、床材はどのような素材、そしてどれくらいの大きさが好ましいかなど、かなり詳しく具体的に紹介がされています。
また、著者が料理研究家ということもあり、本書ではサウナに合う料理も紹介されています。
『至福の北欧サウナ 知られざる歴史と文化のすべて』は、サウナの成り立ちから現在までの歴史を深く理解できる書籍です。
そして料理や、サウナをつくる際のポイントなども掲載された、まさにサウナ好きの方にぴったりの内容。
是非サウナ好きの方は、ご覧になってみてください♪
「『至福の北欧サウナ 知られざる歴史と文化のすべて』詳細はこちら」
目次
サウナの世界史|北欧と東欧のサウナ小屋|反体制的サウナ|罪深いサウナ|サウナと政治|サウナとフィクション|精霊と妖精と呪文|フード・アンド・ドリンク|レシピ|アイスバス、コールドバス、ホットバス、シャワー|汗、アウフグース、水分バランス|エチケット、裸になること、衛⽣|スポーツとサウナ|さまざまな種類のサウナ|ドライかウェットか|場所とデザイン|熱源|換気|ヴィヒタ
著者イェンス・リンデル プロフィール
1964年生まれ。料理研究家、作家。スウェーデンの新聞やテレビ・ラジオの料理コーナーを担当。共著を含め、料理に関する本を20冊発表している。ウプサラ大学文学部卒業。サウナファン。
書籍情報
書名:至福の北欧サウナ 知られざる歴史と文化のすべて
著者:イェンス・リンデル
写真:ステファン・ヴェッタイネン
発売日:2024年1月
仕様:B5変形 並製 総248頁
定価:3,190円(10%税込)
ISBN:978-4-7661-3827-6
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