スウェーデンの料理でイメージされるのは、ミートボールやシナモンロールという方が多いかも知れませんが、近年現地で注目されているのは、「テックス・メックス」と呼ばれるタコスやブリートーなどの料理。
ストックホルムでは専門店もありますし、スーパーマーケットに行ってもタコスコーナーなどがしっかり設置されています。
そして、現地で圧倒的な支持を得ているテックス・メックスブランド「サンタマリア」がいよいよ日本でも発売開始!
スウェーデンで「テックス・メックス料理」が定着した理由も含めてご紹介♪
なぜスウェーデンでタコスなどが浸透?
スウェーデンでは、金曜日は普段より早く仕事を切り上げ、家族や友人と食卓を囲んで自宅でまったり過ごす「フレーダースミィース(まったりフライデー)」という文化があります。
スウェーデン人にとってまったり過ごす金曜日は、自由を感じることのできる、次の日のことを考えなくて良い最高の週末のスタート。
簡単に調理ができて野菜もたっぷり摂れるタコス料理は、この文化にぴったりのため、「まったりフライデー」のメニューとして近年スウェーデンで定着しています。
また、女性の労働参加率が男性と同様に高いスウェーデンにおいて、調理が手軽で家族で楽しく準備ができるという点も、タコスなどの料理が家庭に浸透した理由の一つです。
「テックス・メックス」とは
Tex-Mex(テックス・メックス)とは英語で「テキサス風メキシカン」という意味で、メキシコ料理がアメリカの文化と融合し、ふたつの異なる食文化や食材が混ぜ合わさって生まれた料理スタイル。
テキサスは地理的にメキシコと隣接しており、その昔メキシコの一部だった歴史的背景もあり、当時から自然と食文化を共有していました。そこから、地元食材にエキゾチックな風味を加えた、地域色と国際色を併せ持つテックス・メックス料理が誕生しました。
ファヒータ(肉や野菜の炒め物)、フラワートルティーヤ(小麦粉製の平たいパン)を使ったブリトー、ビーフタコス、チリコンカンなどが代表的な料理で、牛肉、チーズ、豆類が材料として良く使われます。
調理が簡単で家庭で手軽に楽しめる料理ということもあり、いまやアメリカ全土のみならず、ヨーロッパ、アジアなど世界で愛される料理ジャンルへと成長しました。
サンタマリア販売商品(一部抜粋)
サンタマリア タコシェル
コーンをU字型に揚げたタコス用ハードシェル。
オーブンや電子レンジで温めると、香ばしい香りとクリスピーな食感が楽しめます♪
■内容量:タコシェル12枚入り/135g
■価格:税込810円(本体価格 750 円)
サンタマリア ミニタコタブ
器ごと食べられる、ユニークなお皿型のタコス用ハードシェル。
手軽に試しやすいミニサイズ。
■内容量:ミニタコタブ10枚入り/86g
■価格:税込648円(本体価格 600円)
サンタマリア タコソース ミディアム
トマトや玉ねぎなどの野菜や香辛料をベースにした、とろりとした濃厚なタコス用ソース(定番のミディアムタイプ)。
ヨーロッパ産トマトをふんだんに使って仕上げています(トマト65%以上使用)。
ピザソースやパスタソースとしても♪
■内容量:230g
■価格:税込540円(本体価格 500円)
サンタマリア タコスパイスミックス
タコス用のタコミートを作るためのシーズニング。
スパイスの配合にこだわり、素材本来の味を大事にしたレシピに仕上げています。
■内容量:28g
■価格:税込270円(本体価格 250円)
「Santa Maria(サンタ・マリア)」ブランド概要
スウェーデン、ヨーテボリ近郊のムンダールに本社を構える、サンタ・マリア社が持つ、テックス・メックスブランド。主力商品のフラワートルティーヤのほか、タコタブというお皿の形状のタコス用ハードシェル、トマト本来の味を感じられるタコソースやチャンキーサルサソース、配合にこだわったスパイスミックス、ユニークなタコス用フルーツソースなど、豊富なラインナップで商品を展開。世界42か国で商品を販売。
~歴史~
1911年 C.Leonberg氏が創業。ヨーテボリに小さなスパイスと紅茶の店をオープンしたのがサンタ・マリアの始まり。彼の死後に、親類のNordlund氏とFalk氏が後を継ぎ、1946年にNordfalks(ヌードファルクス)社を設立。
1988年 ブランド名をNordfalksからSanta Mariaに変更。
1991年 タコスの販売を開始。
2001年 会社名をNordfalksからSanta Mariaに変更。
2010年 Paulig社が株の過半数を取得し、Santa Maria社がPaulig社の傘下となる。
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