先日、青山のボルボスタジオで来年大阪で開催される「2025 大阪・関西万博」に出展予定の"北欧パビリオン"テーマ・コンセプト発表がありました。
アイスランド・スウェーデン・デンマーク・ノルウェー・フィンランドの北欧5カ国が共同で出展する(独自パビリオン・タイプA)もので、すでに5月20日から、大阪、夢洲の大阪・関西万博会場で着工しています。
北欧パビリオンの総称は「ノルディックサークル」!
まず、北欧パビリオンは「ノルディック・サークル」と名付けられたことが発表されました。
この名前は、北欧各国がそれぞれの最も良いものを持ち寄り、さらに北欧諸国間だけではなく日本を始めとする各国と新たなつながりを築き、持続可能な発展を目指す北欧パビリオンのビジョンを具現化したもの。
ロゴマークもこの「ノルディックサークル」を表現したもので、円形のモチーフが採用されています。これには、人と人とのつながりに加え、持続可能性と生命の輪郭を象徴し、自然と人との相互の関連性を反映したそうです。
この"サークル"は、パビリオン外観にも使用される予定ですし、館内のメインフロアでもサークルをイメージさせるデザインが施される予定です。
屋上では北欧各国の料理を楽しめる!
今回新しく発表となったのは屋上部分。開放的な屋上ではカフェも併設する予定で、北欧各国の料理を楽しめるそうです。
北欧パビリオンは、木造の3階建てで、建設で使用された木材は万博閉幕後も再利用されることが前提で使用されるなど、サスティナビリティ先進国としても知られる北欧ならではの技術と知恵が凝縮されたものになりそうです。
この発表に合わせて来日した北欧パビリオンの関係者はこう語ります。
「『ノルディック・サークル』は、北欧5カ国が協力し合って目指す持続可能な解決策へのコミットメントの象徴です。協力は北欧パビリオンのユニークさであり、我々の強味として、大阪・関西万博で体現することを目指します。」― Chairman, 北欧パビリオン、マグナス・シュルツ (MagnusSchöldtz)
「国際参加者会議(International Participants Meeting)の時期に合わせてコンセプトを発表できることを誇りに思います。『ノルディック・サークル』という名前の下、5カ国が協力することで生まれるケミストリーを披露し、さらに世界各国の人々とより大きなゴールを目指せるよう、開催に向けて着実に準備を進めていきます。―Vice Chairman, 北欧パビリオン、イダ・クレウッツァー (Idar Kreutzer)
最後に「2025 大阪・関西万博」公式キャラクター"ミャクミャク"も登場して、終始和やかな雰囲気で進行した発表会は終了となりました。
北欧パビリオンは2025年3月半ばに完成予定です。これからも編集部は北欧パビリオンを追っていきたいと思います。
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