2024年冬の出張2日目の前編は、映画『雪の華』に登場した「ホテル・グロー・アート」の朝食を食べ、地元で人気のカフェ「アンダンテ」、ベーカリーカフェの「パティスリー・テーム・アウラ」、ヘルシンキで一番古い教会「ヘルシンキ・オールド・チャーチ」そしてヘルシンキ観光の定番「ヘルシンキ大聖堂」を巡ります。
※2024年 北欧旅日記 1日目<後編>の様子はこちら
「Hotel Glo Art(ホテル・グロー・アート)」の朝食 -MAP①
2日目はホテルの朝食からスタート。朝食場所となっている場所もモダンで明るい雰囲気。
朝食のスタイルはブッフェ形式。
ハム、ソーセージ、チーズ、卵料理などの定番ものから、カレルヤンピーラッカやレイパユーストなどのフィンランドらしい食べ物もしっかり置いてあるのは嬉しいポイントです。
もちろん、ベリーなども豊富に置いてあるので、ヨーグルトに入れて楽しむのもおすすめです♪
映画『雪の華』の舞台となった「ホテル・グロー・アート」
2019年日本で公開された映画『雪の華』は、フィンランドで長期ロケが行われ、ヘルシンキの観光名所がふんだんに作品で登場しました。
この「ホテル・グロー・アート」もそのうちの一つ。フロントの前にある階段から上がったところにあるこの場所は、主演の2人(登坂広臣/中条あやみ)が見つめ合う印象的なシーンで使用されています。
映画公開後、日本人観光客が多く宿泊するようになったそうです。作品を観て気になった方は宿泊先としてチェックしてみるのも良いかもしれません。
2月28日は「カレワラの日」-MAP②
この日は2月28日。ホテルの外に出ると街中に掲げられるフィンランドの国旗が目に入ります。
2月28日は「カレワラの日」で、フィンランドの人々にとって、とても大切な日なのです。
フィンランドの独立機運を大いに高めたと言われる民族叙事詩「カレワラ物語」が発行されたのが1835年の2月28日だったことから、フィンランドでは国旗が各所で掲揚されるのです。
※カレワラの日を詳しく紹介した記事はこちら
ホテルの近くには、「カレワラ物語の」著者エリアス・リョンロートと、物語の主人公ワイナミョイネンが並んだ像がありました。
カレワラの日ということで、像の下には献花が捧げられていました。
地元で人気のカフェ「Andante(アンダンテ)」-MAP③
次に訪れたのは元々花屋からスタートして、現在カフェ提供も行っている「アンダンテ」。
ショーウィンドウにはフィンランドらしくマリメッコのマグなどが並びます。店内はレトロな雰囲気もあり、観葉植物も多く置かれゆったりした時間を過ごせます。
ケーキなども評判ですが、おすすめしたいのがこのアボカドトースト。カリッとトーストしたパンにたっぷりのアボカド、胡麻、そしてバジルソース、オリーブオイルがかけられています。
アボカドの濃厚さと、軽いトーストの口当たりも良く、香ばしい胡麻の香りと相まって最高の組み合わせです♪
淹れたてのコーヒーもマリメッコのマグカップで提供されるので、気分も上がります。
夏にはかき氷も提供されるらしいので、夏に訪れてみるのも良いかも。
スムージーもおすすめなベーカリーカフェ「Patisserie TEEMU AURA(パティスリー・テーム・アウラ)」-MAP④
「アンダンテ」から徒歩3分程度の場所にあるベーカリーカフェ「パティスリー・テーム・アウラ」も地元の人々に愛される場所。
店舗自体はPunavuori店含め、フィンランドに5店舗展開しています。
「テーム・アウラ」の売りは自家製パン。ここでもしっかりシナモンロールを実食しました。中の生地はしっとりしていて、しっかりカルダモンも効いてスパイシーな味わいも感じます。そしてパールシュガーが大きくカリカリッとした食感も楽しめるのもポイントです。
もう一つおすすめなのが、このスムージー。ブルーベリーや赤スグリなどフィンランドらしい素材はもちろん、りんごとオートミールのスムージーも。
注文したブルーベリーのスムージーは、濃厚な味わいを楽しめました♪
早めにチェックしておくと便利!Kマート -MAP⑤
フィンランドに限ったことではないですが、海外旅行で早めにチェックしておくと良いのが「スーパーマーケット」。
お土産で喜ばれそうなお菓子やちょっとした物が豊富に販売されていますし、大体の金額感も把握できます。
物価が高いことで知られている北欧でも、ちょっとした食べ物であればスーパーマーケットでお手頃な金額で購入することもできます。
フィンランドでは、「K-markett」と「S-market」が有名ですが、ホテル近くにあったので「K-market」へ。
フィンエアーの機内で提供されるブルーベリージュース(写真左上)や、日本でも販売が開始され始めているフィンランドで長年愛される「Erovena(エロヴェナ)」(写真右上)、定番のサルミアッキコーナー(写真左下)も。
そしてイースターが近づいているということで、卵の形をしたチョコレートも多く販売していました。
ヘルシンキで最も古い教会「Helsinki Old Church(ヘルシンキ・オールド・チャーチ)」-MAP⑥
次に向かったのは、エスプラナーディ通りの近くにある「ヘルシンキ・オールド・チャーチ」。大きい教会ではないですが、ヘルシンキで最も歴史がある教会として知られています。
ヘルシンキのシンボルとも言えるヘルシンキ大聖堂を建設する期間が長くかかるということで、その期間の代替え施設として建設されたのがこの教会。完成したのは1826年で実に200年近くの歴史を持ちます。
教会の内部は白を基調としてシンプルな造りになっています。
ヘルシンキ大聖堂の代替え施設として建設されたからなのか、外観内観共にヘルシンキ大聖堂を彷彿させます。
見学は無料でできるので、ヘルシンキ大聖堂と比較しながら観覧してみるのもおすすめです♪
ブランドリニューアルをした「イッタラ」-MAP⑦
2024年2月に新しいクリエイティブディレクターを招いて、ブランドリニューアルを図った「IITTALA(イッタラ)」。
エスプラナーディ通りにある「イッタラ」のフラッグシップストアに行くと、ディスプレイやロゴは新しいものに変わっていました。
ヘルシンキのシンボル!ヘルシンキ大聖堂 -MAP⑧
ヘルシンキに来たら、必ず訪れたいのがこの「ヘルシンキ大聖堂」。
1852年に完成したヘルシンキ大聖堂は、その堂々とした佇まいから長くヘルシンキのシンボルとして愛されています。
階段下から見上げればヘルシンキ大聖堂の荘厳な美しさ、そして階段を登ればヘルシンキの美しい街並みを楽しむことができます。
ヘルシンキ大聖堂の美しさは外観だけではなく、内部も存分に楽しめます。
シンプルで、白を基調としていますが、ところどころに金を使用した装飾が施されて内部でも荘厳な雰囲気を堪能できます。
また、5,000本以上のパイプを使用したパイプオルガンも圧巻です。
ヘルシンキ大聖堂内部への入館料はいままでは無料でしたが、2024年の夏から料金が発生するようになりました。
6〜8月は大人8ユーロ、9〜5月は任意での支払いで大人5ユーロとなります。18才以下は一年を通して無料です。
※【2024 北欧旅日記 2日目】<後編>へと続く
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