フィンランド発「漆黒のジン」と「定番のシェルフ」が日本上陸!大使館イベントレポート

現在フィンランドで注目されている2つのブランドを紹介するイベントが、フィンランド大使館で開催されました。

一つ目は家具ブランドの「Lundia(ルンディア)」、もう一つはクラフトジンのブランド「Arctic Blue Beverages(アークティック・ブルー・ベバレッジ)」。

シンプルで使いやすいシェルフ、フィンランドらしい素材を使った漆黒のジンなど、これから日本のマーケットを賑わせそうなアイテムが紹介されたイベントレポートです。




フィンランドの定番家具として知られる「ルンディア」

LifTe北欧の暮らし フィンランド大使館で開催されたフィンランドアイテムを紹介するプレスイベントで登壇したルンディアのCEO Harald Lundqvist(ハラルド・ルンドクヴィスト)
ルンディアが創業したのは1948年。大工であり発明家でもあった創業者"Harald Lundqvist(ハラルド・ルンドクヴィスト)"が、自身の引っ越しの際に、棚の高さを調節でき、分解して何度でも組み立てることができる新たなタイプの棚を考案しました。

これをきっかけに、容易に可動できる棚板をスチールピンでフレームに固定できるルンディアのシェルフが誕生。

それから現在に至り、フィンランドの家庭の定番家具となっています。

今回来日した現CEOの"Karri Koskelo(カッリ・コスケロ)"は、自社の製品に関してこう語りました。

「私たちの製品は、使い捨て文化とは対照的です。真に持続可能は何かを常に考えて作られています。製品はすべてフィンランドで製造され、フィンランドのパイン材を使用しています。何世代にもわたって美しく使用することが可能で、実際フィンランドでは世代を超えて使用していただいている家族も増えています」。LifTe北欧の暮らし フィンランド大使館で開催されたフィンランドアイテムを紹介するプレスイベントで登壇したルンディアのCEO Harald Lundqvist(ハラルド・ルンドクヴィスト)がルンディア クラシック オープンシェルフを説明

その後、実際にカッリさんによるシェルフ調整方法のデモンストレーションが行われました。スチールピンを移動したい高さの穴に入れ、そこに棚板をのせるだけという簡単仕様。

確かにこの手軽さは、引っ越しをする際にはもちろん、ライフスタイルが変化をして模様替えをする際にも重宝しそうです。

そして、何よりこのシンプルな佇まいは、どのようなインテリアでもしっかりなじんでくれる強みがあります。

フィンランドでの評価も高く、ヘルシンキのエスプラナーディ通りにある「イッタラ&アラビアストア」や、LifTeで以前インタビューをした人気デザインユニット「サーナ・ヤ・オッリ」の自宅でもルンディアクラシックを使用しているそうです。


LifTe北欧の暮らし フィンランド大使館で開催されたフィンランドアイテムを紹介するプレスイベントで紹介されたルンディアルンディア クラシック オープンシェルフ

ルンディア クラシック オープンシェルフ

1948年の発売以来フィンランドの家庭で愛され続けているクラシックなデザイン。

フィンランド産のパイン材を使用することで、耐久性と環境保全への配慮を兼ね備えた、時代を超越するフィンランドデザインの象徴とも言える多機能なシェルフです。

■サイズ:W1750×D300×H1080/1880/1480㎜
■素材:パイン材、金属製クロスバー


LifTe北欧の暮らし フィンランド大使館で開催されたフィンランドアイテムを紹介するプレスイベントで紹介されたルンディアルンディア クラシック キャビネット

ルンディア クラシック キャビネット

ルンディア クラシック シリーズの他アイテムと同様、フィンランド産のパイン材を使用しています。

■サイズ:W1645×D300(320)×H780(790)(㎜)
■素材:パイン材

フィンランドの大自然を詰め込んだジン!「アークティック・ブルー・ビバレッジ」

続いて登壇したのは、「アークティック・ブルー・ビバレッジ」のCEO"Valtteri Eroma(ヴァルッテリ・エロマ)"。

「アークティック・ブルー・ビバレッジ」は、フィンランド東部北カレリア地方にある小さな町イロマンツィに蒸留所を構えており、北欧のピュアな原材料から世界最高クラスのクラフト飲料を製造し、世界各国で注目を浴びています。
LifTe北欧の暮らし フィンランド大使館で開催されたフィンランドアイテムを紹介するプレスイベントで紹介されたアークティック・ブルー・ビバレッジ」のCEO"Valtteri Eroma(ヴァルッテリ・エロマ)
ヴァルッテリさんから、看板商品でもあり、数々の国際的な賞を受賞している「Arctic Blue Gin(アークティック・ブルー・ジン)」について説明がありました。

「通常のジンはチルフィルタリング(冷却濾過)を行いますが、アークティック・ブルー・ジンは独自のノンチルフィルタリング製法を考案しました。これにより、ブルベリー本来の香りや味わいをそのまま残すことに成功したのです。ボタニカルな風味をダイレクトに抽出できるこだわりの製法だからこそ、長く余韻が楽しめるプレミアムでありフィンランドらしいジンなのです」。

LifTe北欧の暮らし フィンランド大使館で開催されたフィンランドアイテムを紹介するプレスイベントで紹介されたアークティック・ブルー・ビバレッジ」のギフトボックス

また、オーロラが描かれた美しいギフト用の箱や梱包に使用される厚紙には、フィンランドの森林から伐採した原料を採用。1本の木を伐採するごとに4本の苗木を植えるなどサスティナブルな取り組みも積極的に行っているそうです。


LifTe北欧の暮らし フィンランド大使館で開催されたフィンランドアイテムを紹介するプレスイベントで紹介されたアークティック・ブルー・ビバレッジ」の各種ジン アークティック・ブルー・ジン アークティック・ブルー・ジン・ローズ アークティック・ブルー・ラク

Arctic Blue Gin(アークティック・ブルー・ジン)【写真中央】

穏やかな霧の朝をイメージし、北極圏の自然のエッセンスをボトルに詰め込んだプレミアムなクラフトジンで、「アークティック・ブルー・ビバレッジ」を代表する一品。2018年「スピリッツオブザイヤー」や2022年「ダブルゴールド」を、そしてThe Spirits Business誌が主催する有名な品評会「ジンマスターズ2023(下期)」で、コンテンポラリー部門でマスターメダルを、スーパープレミアム部門でゴールドメダルを受賞しています。
※マスターメダルは「ジンマスターズ」では最高賞にあたります

■アルコール度数:46%

Arctic Blue Gin Rose(アークティック・ブルー・ジン・ローズ)【写真左】

フィンランドの夏の自然の目覚めや白夜を讃え、野生のシナモンローズ、北極圏の野生のブルーベリーであるビルベリー、そしてわき水で作りあげたジン。このジンも「ジンマスターズ2023」において、フレーバードジン部門でゴールドメダルを受賞しています。

■アルコール度数:37.5%

Arctic Blue Laku(アークティック・ブルー・ラク)【写真右】

フィンランドらしい発想で作られたのが、こちらの漆黒のジン。世界最高級のリコリスメーカー「コウヴォラン・ラクリッツィ」とタッグを組んで作り上げたもので、世界最高の職人技が光るリコリスの風味と、フィンランドならではのピュアな自然から厳選された原料だけを組み合わせた、自然派ハーバルリキュールです。

■アルコール度数:21%

LifTe北欧の暮らし フィンランド大使館で開催されたフィンランドアイテムを紹介するプレスイベントで紹介されたアークティック・ブルー・ビバレッジ」のマスター・ディスティラー(主任蒸留家)の"Asko Ryynanen(アスコ・リューナネン)
テイスティングを提供してくれたのは、マスター・ディスティラー(主任蒸留家)の"Asko Ryynanen(アスコ・リューナネン)"。

"アークティック・ブルー・ジン"はとても香りが良く、フィンランドらしいボタニカル感を強く感じることができつつも、スッキリとした飲み口。

"アークティック・ブルー・ジン・ローズ"は、バラの香りと味が口の中でふわっと広がります。ビルベリーの搾りたて果汁の色で作り上げたナチュラルなピンクはひときわ目を引きます。

植物炭末色素を使用した漆黒で、一番インパクトがある"アークティック・ブルー・ラク"は、ほのかな塩味の後に、甘くて柔らかいリコリスの風味が追いかけてきます。カクテルのような味わいなので、つい飲み過ぎてしまいそうな一品。

フィンランドはもちろん、現在各国で注目を浴びている「アークティック・ブルー・ビバレッジ」の3種類は、とも個性があり楽しめました。

日本でも購入が可能なので、気になった方はチェックしてみてはいかが?

フィンランドの大自然を詰め込んだジン!「アークティック・ブルー・ビバレッジ」詳細はこちら




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