大阪・関西万博は、パビリオン巡りや世界各国のグルメなど、楽しみ方が無限大。
でも、人気パビリオンは待ち時間も長くなりがち。そんな時におすすめしたいのが、会場全体で楽しめる「スタンプラリー」です。
待ち時間も移動時間も、一気にワクワクに変わります。
まずは台紙を手に入れよう!

スタンプラリーを始めるには、まず専用の台紙(スタンプラリーパスポート)を手に入れましょう。
会場内で購入できるのはもちろん、東京駅前の丸の内オアゾにある特設ストアでも販売されています。
東京駅前の丸の内オアゾ4Fにある「2025大阪・関西万博オフィシャルストア 丸善丸の内OAZO店」では、万博関連アイテムが多数並び、連日多くの人でにぎわっています。
店内には大きなミャクミャク像もあり、記念撮影を楽しむ人の姿も見られます。

パスポートは、万博ロゴやキャラクター「ミャクミャク」があしらわれたカラフルなデザイン。
表紙にはシンプルながら存在感のあるロゴ、裏表紙にはスタンプを手にしたミャクミャクの姿が描かれていて、思わず写真に撮りたくなる可愛らしさです。
手のひらに収まるコンパクトなサイズ感で、持ち歩きやすく、旅の相棒のような存在になります。
スタンプを押すたびに少しずつ自分だけの“万博アルバム”が完成していく感覚は、このパスポートならではの楽しさです。

首から下げられる専用ストラップも一緒に購入すれば、万博気分はさらに倍増!
ストラップにお気に入りのピンバッジや缶バッジを付けるのもおすすめ。
万博の各パビリオン内のショップでは、缶バッジやピンバッジを販売しているところもあるので、それらを付ければ良い想い出にもなります。
もちろん、専用の台紙がなくても、手持ちのノートや手帳で代用して楽しむことも可能です。
スタンプはパビリオンごとに設置

スタンプラリーパスポートを買ったら、さっそく会場を回ってみましょう!
各国パビリオンには、それぞれオリジナルデザインのスタンプが用意されています。
入り口付近にある場合もあれば、出口にひっそり置かれている場合も。
また、中にはパビリオンの外側に設置されていることもあるので、迷ったら係員に聞くのが確実です。

スタンプのデザインは実にバラエティ豊かです。
国旗や伝統的な模様、その国を象徴する動物や建築物が描かれているものもあれば、シンプルに国名だけを刻んだ落ち着いたデザインもあります。
カラフルでユニークなスタンプを押すたびに、まるでその国を少し旅したような気分に。集めていくうちに、自分のパスポートが小さな「世界図鑑」になっていくのも楽しさのひとつです。

パビリオンによっては、スタンプラリー専用のもの以外に“特別なスタンプ”が用意されていることもあります。
中には、台紙の枠に収まりきらないほど大きなサイズのスタンプもあり、そのために専用のフリースペースが設けられています。
ダイナミックなデザインが紙いっぱいに広がる大きめのスタンプは、押すだけで存在感があり、記念ページのような特別感を演出してくれます。
思わず「これも絶対に集めたい!」と思わせてくれる要素のひとつです。
圧巻の「重ね絵スタンプ」に挑戦!

スタンプパスポートを手に入れたら、ぜひ挑戦してほしいのが、会場内6カ所に設置された「重ね絵スタンプ」です。
指定された順番で一つひとつスタンプを重ねていくと、キャラクター・ミャクミャクと葛飾北斎の名作『富嶽三十六景』が融合したダイナミックなアートが完成!
押すたびに少しずつ絵柄が浮かび上がってくる工程は、まるで自分が作品を仕上げていくようなワクワク感があります。

完成したページを開いた瞬間、きっと「ここまで集めてよかった!」と心から思える特別な一枚が広がります。
スタンプが少しズレてしまっても、それが逆に“自分だけの作品”らしさになって味わい深い仕上がりに。
最後のスタンプを押し終えたときの達成感は格別で、思わず誰かに見せたくなるほどの充実感があります。
重ね絵スタンプはここにある!

重ね絵スタンプは、会場内6カ所に点在しており、特にコモンズ館(※)に集中しています。
設置されているのは次の6カ所です。
・コモンズA館
・コモンズB館
・コモンズC館
・コモンズD館
・コモンズF館
・国際機関館
スタンプは基本的に各館の入り口付近に設置されているので、比較的見つけやすいのも嬉しいポイント。
さらに、スタンプパスポートには専用のマップが掲載されており、設置場所がひと目で分かるようになっています。
効率よく回りたい人は、そのマップを見ながら巡るのがおすすめです。
※コモンズ館は複数の国や地域が一つの建物で出展する展示エリアで、A〜Fまでの6館があり、約80以上の国や地域が参加しています
デジタルでも楽しめる

アナログ派はもちろん、デジタル好きにもうれしい仕組みが用意されています。
公式アプリ「EXPO2025 DIGITAL WALLET MYAKU-N!」をスマホに入れておけば、各スタンプ台に掲示されたQRコードを読み込むことでデジタルスタンプをコレクションできます。
読み込んだあとは画面上で保存操作を行うだけなので手順もシンプル。
獲得した日時も自動で記録されるので、後から「どのタイミングで集めたか」を振り返ることができます。
紙のパスポートと合わせて利用すれば、思い出をより鮮明に残せるのが魅力です。

万博といえばパビリオン巡りや各国グルメも大きな楽しみですが、スタンプラリーを取り入れることで、より広い視点から会場を楽しむことができます。
スタンプを探して歩くうちに、これまで知らなかった国や地域に出会えたり、新しい文化を知るきっかけになったりするのも万博ならでは。コレクションしていく過程そのものが、まるで小さな世界旅行のようです。
ひとりでじっくり集めても、友人同士で競い合っても、家族で協力しても楽しめるスタンプラリー。
大阪・関西万博に訪れる際は、ぜひ挑戦してみてください。
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