フィンランドと日本の架け橋へ


11月12日(日)東京六本木にある「フィンランド キッチン タロ」で、「クリスマスディナー with 田中亜土夢」が開催されました。

田中亜土夢選手は、アルビレックス新潟でJリーグデビューをし、長年中心選手として活躍をして、2015年からフィンランドの強豪チーム「HJKヘルシンキ」に移籍をして開幕当初からエースナンバー10番を背負い、開幕戦ゴールを挙げ多くのメディアで騒がれたプロサッカー選手。



今回のイベントは、田中亜土夢選手をメインスピーカーに、そしてトムテ検定やクリスマスカードコレクターなど、クリスマスの権威としても知られている、フィンランド大使館商務部上席商務官の木村正裕さんをゲストスピーカーでお招きをして「フィンランド」「サッカー」そして「クリスマス」をテーマとしたトークセッションイベント。

来場者は田中亜土夢選手のファン、フィンランド関連企業関係者、ブロガーなど多様でキッチン タロは満員に。

乾杯は、新潟の菊水酒造様からご提供頂いた「無冠帝」を、以前LifTeでも紹介をしたHUKKA DESIGNのお猪口に注いでKippis!(フィンランド語で乾杯の意)

「無冠帝」は30年以上前に、「地位や名誉にこだわらず、一方で、高い志を持っている」をコンセプトに造られた生酒で、香りも高いのですが飲み口はすっきりとしていて様々な料理を引き立てくれます。

実際に、今回はフィンランドのクリスマスでよく食べられると言われる「クリスマス生ハム」を含めたフィンランド料理が提供されたのですが、この「無冠帝」もデザートにも使われました。他にもキッチン タロの料理長、松本勲さんの話だと、お米由来のものなので、フィンランドの方々が毎日食べるのではとも言われる「カレリアパイ」(お米を使って作られる)との相性も抜群だとのこと。

もちろんカレリアパイは参加者お一人ずつに提供され、フィンランド料理を楽しみながらトークセッションがスタート。

まずは、田中亜土夢選手を中心に、フィンランドでのサッカー生活を語ってもらいました。

HJKヘルシンキからオファーをもらって2日後にはメディカルチェックを現地で受け、その場で入団を決めたという田中亜土夢選手。ほとんどフィンランドの知識もなく現地に向かった、フィンランドの印象は「痛い」。新潟で寒さに慣れ親しんでいた彼も北欧の寒さには驚きを覚えたそうです。

その後日本に帰ることもなく、すぐシーズンに突入。与えられた背番号はサッカーでのエースナンバー「10」。加入を決めてから3日後のフィンランドリーグ・カップ戦でいきなりゴールを挙げ多くのメディアに取り上げられます。

現地での生活は、フィンランドに住んでいる日本人の方々のサポートが厚く、住む場所であったり、おすすめ場所などを教えてもらい、少しずつフィンランドの知識も増えていきます。

フィンランドの冬の楽しみ方を聞かれると、迷わず「サウナ」。「サウナ」という言葉は実はフィンランド語で、フィンランドでは生活の一部にもなっています。亜土夢選手は寒い冬に、サウナに入り、水に飛び込む。これを繰り返し楽しむことが本当に気に入ったそうです。

3年間フィンランドで生活をした亜土夢選手ですが、もちろんクリスマスも経験して、フィンランド家族に招かれて現地のクリスマスも体験したそうです。

その後クリスマスに関して木村さんからクリスマスの由来、なぜフィンランドがクリスマスの国と言われるか、クリスマスカードはいつ頃出すのがいいのか等、聞いたことがない話が披露され、参加者からは驚きの声が上がり会場は温かみを増していきます。

フィンランドではクリスマスにポリッジと言われるお粥みたいなものを食べる風習があります。ポリッジを作り終えた後最後にアーモンドを一つ入れ、ポリッジを食べる際にそのアーモンドが入っていた人には翌年幸せな事が起こるといわれています。

亜土夢選手は、昨年のクリスマスに食べた自信のポリッジにアーモンドが入っていて、実際に今年リーグ戦、カップ戦共に優勝という輝かしい成績を残しました。

フィンランドで生活をした3年間、ファンやチームメイト本当に様々な人々に支えられたと感じている亜土夢選手は、何かお返しをしたいと考え、「フィンランドと日本の架け橋になろう」と決意をし、HJKヘルシンキのホームスタジアムのバックヤード見学やピッチでミニゲームをファンのために開催した企画も実施しました。

イベントの終盤には、一足早いクリスマスプレゼントが当たる抽選会。景品は、アディダス・ジャパン株式会社様からはバッグとアディダス・ジャパン特製サイン入り色紙。方丈社様からは11月20日発売の「マッティ 旅に出る」。キッチンタロ様からはムーミンのデザインをあしらった飴、ラムネやティーパックなどが入ったムーミングッズ。日本未上陸のフィンランドブランドMakiaの帽子。

亜土夢選手のtwitterを見ると、本当にファンやチームメイトが多く登場し、「人を大事にする」気持ちが溢れています。

今回のイベントでも、一人一人のファンとゆっくり、そしてしっかりと会話をし、握手やサイン、写真撮影をする姿を見ることができました。

亜土夢選手はHJKヘルシンキを退団し、次のステージに向かいますが、亜土夢選手が架ける「フィンランドと日本の架け橋」は、しっかりとそして大きなものになろうとしています。

LifTeもフィンランドで3年間生活をした田中亜土夢選手をこれからも応援していきます!

開催期間:2017年11月12日(日)

開催場所:「Finland Kitchen Talo」
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ メトロハット ハリウッドプラザ B2F

メインスピーカー:田中亜土夢選手
ゲストスピーカー:木村正裕様(フィンランド大使館上席商務官)

協賛:
菊水酒造株式会社様
HUKKA DESIGN(宝通商)様
アディダス・ジャパン様
フィンランド キッチン タロ様
方丈社様

 

田中亜土夢選手のインタビューはこちら
菊水酒造「BREW」

田中亜土夢選手オフィシャルサイトはこちら
田中亜土夢選手オフィシャルサイト

HUKKA DESIGN様のインタビューはこちら




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