今年の年末年始は長期休暇を取りやすい日程となっていて、ゆっくりされる方も多いのではないでしょうか?ということで、今回はLifTeでこれまでご紹介した「本」のご紹介。マンガエッセイから、ミステリー小説まで、時間のあるときに読みたいものばかり。もちろん全て「北欧」絡みなので、読みながら北欧に想いを馳せるのもオススメ。それでは行ってみましょう!
|絶景と合わせて読み進めたい 椎名誠『アイスランド』
椎名誠さんがアイスランドを実際に訪れ、幸福度が高いと言われるアイスランド国民が感じる幸福度の現実を探りに行く一風変わった紀行誌。椎名誠節は健在で、冒頭と巻末のカラー写真も息を飲む美しさ。アイスランドに興味がある、自然が好き、そして最近疲れ気味の方に是非おすすめ。
|可愛いイラストで楽しく学べるコミックエッセイ ナシエ 『かわいい北欧』
イラストレーターのナシエさんはシンプルで分かりやすく、そして可愛いイラストが特徴。ナシエさんは本作品の他にも北欧に関する『北欧が好き!』『北欧が好き!2』も出版されていますが、今回は北欧雑貨以外にも絵本、映画などのカルチャーにも触れていて読み応えも充分。これから北欧に行こうと思っている方には特におすすめ。
|ハマるとやばいミステリー小説『ミレニアム』
こちらはスウェーデンが舞台となっている『ミレニアム』シリーズ。登場人物の個性が確立しているのはもちろん、ストーリー構成も素晴らしい。そして、スウェーデンの社会背景がわかるというのもこの小説の素晴らしい点。ただ、注意したいのがハマってしまうと時間を忘れてしまうところ。社会派が好きな方、時間に余裕がある方に特におすすめ。
|日本人との共通点がハンパない 愛らしい『マッティ』シリーズ
こちらはフィンランドで国民的ヒットとなった『マッティは今日も憂鬱』と『マッティ、旅に出る。』。典型的なフィンランド人として描かれるマッティの考え、行動があまりにも日本人と似ていて共感してしまうページが多くてびっくりしちゃうかも。本編はもちろんですが、翻訳者の柳澤はるかさんのあとがきも注目ですよ!ちょっとクスッとしたい方に特におすすめ。
|スウェーデンの西海岸にフォーカスを当てる 森百合子『3度目の北欧』
こちらは北欧関連の著作が多い森百合子さんの最新著『3度目の北欧』。今回は特にスウェーデンの西海岸にスポットを当てています。写真も素敵なので、パラパラとめくりながらスウェーデンに想いを馳せるというのにうってつけ。何度か北欧に行っていて、次はちょっと深掘りをしたい、違った北欧旅行にしたいという方におすすめ。
|北欧神話を紐解く『カレワラ物語』
こちらは、フィンランド人であれば誰もが知っているという物語の『カレワラ物語』。フィンランドの独立機運を高めたと言われる程、歴史的立ち位置としても重要なこの物語は、日本でも多くの出版物がありますが、特に読みやすい本作品を編集部はお勧めします。神話やファンタジーが好きな方に特におすすめ。
|人を通じて北欧のライフスタイルを感じる『LifTe』
最後にご紹介するのは、5月末に発売となった『LifTe』。北欧で活躍する日本人、日本で北欧に関わりながら活躍する日本人、そしてまだ日本ではあまり知られていない北欧のブランド、人々。インタビューを通じて北欧のライフスタイルとは何かを探って行く雑誌構成。北欧の特に人々に関心がある方におすすめ。
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