きっとアイスランドを好きになる!TVアニメ「ヴィンランド・サガ」いよいよ放送開始!

千年紀の終わり頃、あらゆる土地に現れ暴虐の限りを尽くしたと言われる最強の民族「ヴァイキング」。このヴァイキングを取り上げた漫画で長年ベストセラーとなっているのが「ヴィンランド・サガ」。いよいよTVアニメとして放送開始ということで、アイスランド大使館で開催された第1話上映会に行ってきました!

|『ヴィンランド・サガ』の魅力とは

LifTe 北欧の暮らし ヴィンランド・サガ アイスランド大使館 幸村誠
『ヴィンランド・サガ』の作者、幸村誠さんは、細かい情景描写と、人間洞察力に優れた方です。本作品を手がける前に描いたのは、近未来の宇宙が舞台となった『プラネテス』という作品。宇宙ゴミ(デブリ)を回収する主人公の成長物語で、コミカルなシーンがありながらも、「人間とは」「愛とは」というテーマに自然と切り込んでいく手腕は高い評価を得ました。

本作品『ヴィンランド・サガ』の舞台は西暦1,000年ごろ、題材はヴァイキングということで、激しい描写も細かく描かれています。幸村さんのすごいところは、細かく背景が描かれていながらも、ごちゃごちゃした印象を感じない点。今回もアイスランドをはじめとした北欧諸国の大自然が丁寧に描かれています。

そして何より、各キャラクターの掘り下げ方がものすごく丁寧。魅力的で個性的なキャラクターが数多く登場しますが、それぞれを丁寧に描かれていて、それぞれがどうしてこの考えになるのか、どうしてこういう行動を取るのかがスッと入っていきます。

情景描写、キャラクターの掘り下げ、そして質の高いストーリー性。それを併せ持っているのが『ヴィンランド・サガ』なのです。

|アイスランド大使館担当者が語るTVアニメ「ヴィンランド・サガ」

LifTe 北欧の暮らし ヴィンランド・サガ アイスランド大使館 保坂亮介
イベントでは、まずアイスランド大使館の広報官、保坂亮介さんが『ヴィンランドサガ』の魅力を語ってくれました。「一番驚いたのが、アイスランドの氷河、オーロラをはじめとした風景描写が、原作同様細かく、そして美しく描かれている点。そして、ストーリーはもちろんですが、主人公トルフィンの姉の強さは、現在のアイスランドにおける男女平等性にも通じる物を感じることができました」。

|籔田監督が語る『ヴィンランドサガ』のこだわり

LifTe 北欧の暮らし ヴィンランド・サガ 籔田修平
イベントのために来場していた籔田修平監督からは「現地の人が見たときに違和感を感じないように、可能な限り資料を集めて、この世界観を創出しました」というコメントの後、現在と当時の共通性について語られました。「主人公のトルフィンが生まれたと設定されているアイスランド南部の街付近もそうですが、内陸部、沿岸部の大自然は当時と今を比べても大きな違いは無いと聞いています。そして、共通性といいますか、現在のアイスランドという国の成り立ちに触れる核心部分がこの物語の中にあります」。

武器を持たないという選択

LifTe 北欧の暮らし ヴィンランド・サガ ポスター
「主人公トルフィンの父親トールズは、ヴァイキングの頭領として力を持ちながらも、ある時から武器を持たない、武器を捨てる道を模索し始めます。強大な力を持つヴァイキングが大勢の中で異なる道を歩み始めるトールズの姿勢は、現在軍隊を保有しないアイスランドとリンクするような気がしています。アイスランドの国の成り立ちとまでは言わないですが、幸村誠先生が描いている原作に彩りを重ねることによって、少しでもアニメを観る方に伝わり、少しでも北欧の文化に興味を持ってくれればと思っています」と、最後に作品に対する想いを語ってくれました。

アイスランドを始めとした北欧諸国の自然、主人公の成長、個性豊かな各キャラクター、当時の生活風景、そして「武器」という存在定義。この作品は様々な要素に溢れた傑作です。TVアニメ「ヴィンランド・サガ」は、2019年7月7日(日)24:10よりNHK総合にて放送予定。是非北欧に関心がある多くの方に観てもらいたい作品です。

TVアニメ「ヴィンランド・サガ」オフィシャルサイト

©幸村誠・講談社/ヴィンランド・サガ製作委員会




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