モルック世界大会に出場!日本代表にさらば青春の光 森田が!

フィンランドを代表する国民的スポーツ「モルック」ってご存知ですか?フィンランドのカレリア地方に伝わっていた昔ながらの遊びKyykkä(キュッカ)を元に作られたスポーツで、現在では子供から老人までが遊べるスポーツとして、フィンランドでは多くの人に愛されています。
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|モルックはワールドカップも毎年開催!

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1997年にはフィンランドのラハティで、モルックの国内大会が実施され、徐々にヨーロッパでモルックが普及するにつれ、2004年にはワールドカップも開催されるようになります。2010年には日本人7名がワールドカップに参戦し、その翌年には日本モルック協会が設立され、フィンランドモルック協会(2015年にIMO(International Molkky Organization)に名称変更)に加盟。その後は毎年「チームジャパン」として日本人がワールドカップに出場しています。

|今年のチームジャパンには さらば青春の光 森田哲矢の名前も!

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2018年末の時点で、現在IMOに加盟している国は、フィンランド・フランス・ドイツ・エストニア・日本・チェコ・スペイン・トルコの8カ国。毎年この加盟国でのW杯開催を行っており、今年の舞台はフランスのサモエンヌが決戦の地となります。

今年もチームジャパンが参戦予定ですが、注目は、お笑い芸人の中でも人気が高い"さらば青春の光"の森田哲矢さんが参加しているということ。今回はフィンランド大使館で開催された「モルック チームジャパンの壮行会」に参加してきました!

|フィンランドでは、とても身近なモルック

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「モルックはフィンランドでは、とてもメジャーなスポーツです」と話すのはフィンランド大使館のアリ・ホンカネン一等書記官。「ポイントは、道具さえあれば誰でも楽しめるということ。小さいお子さんでも、歳を召した方でも、車椅子の方でも参加できるのがモルックの魅力です。ルールはシンプルですが、奥深いところもあるのが人気がある所以です」と、モルックの魅力を説明してくれました。

|モルックのルールを知ろう!

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この後、チームジャパンと、チームフィンランドの親善試合に移るのですが、その前にモルックのルールを少し解説しましょう。

【モルックをスキットルに投げて点数を重ね50点を目指す】

アリさんからの説明があったように、ルールは本当にシンプルです。

モルック 基本ルール

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1:モルックと呼ばれる木の棒を、スキットルと呼ばれるピンにめがけて投げる(1度投げるとプレイヤーは交代)
2:倒されたピンはその位置で再度起こされる
3:倒したピンによって点数が加算される
3-2:ピンが複数倒れたら、倒れた本数が加点(4本倒れたら4点プラス)
3-3:ピンが1本だけ倒れたら、ピンに書かれている数字が加点(「10」が書かれたピンを1本だけ倒したら10点プラス)
4:どちらかが50点に達したら試合終了
4-2:51点以上となった場合、25点減点され、25点から試合再開
5:3ゲーム行い、総合点数が多い方が勝者
6:3回ミスを続けた場合(モルックを投げてピンに1つも当たらない状態)失格
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モルックの面白いところは、倒されたピンはその位置でまた起こされるというところ。特に大きい数字が書かれたピンは、誰しもが倒したいところなので、狙いに行きながらも、相手には倒して欲しくないために遠くにピンを倒すために強めに投げる。でもそうするとピンに外しやすくなる。

そしてもう1つの面白いところは、勝つためには50点ピッタリにしなくてはいけないところ。終盤になるとこのピッタリを狙うのが意外に難しい。例えば後6点でアガリという状態だと、「6番ピンを1本倒す」「ピンを6本倒す」2つの選択肢が出てきます。その中で一番完遂しやすいパターンを選ぶわけですが、まあそれが難しいのです。

シンプルでありながらも、戦略性なところもあるため、モルックは「ボーリングとビリヤード、カーリングが合わさったような競技」と言われるわけです

投げるのは下から

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モルックの投げ方は下からがルール。モルックは、横向きでも縦向きで持って投げても良いとされています。投げるスタイルは、プレイヤーごとで異なるので、投げ方を見ていても楽しめます。

|チームフィンランドVSチームジャパン

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今回は壮行会ということで、チームフィンランドVSチームジャパンという親善試合がフィンランド大使館の庭で開催されました。チームジャパンは人数が多かったため、2チーム構成。チームジャパンの1チームは、さらば青春の光 森田さんが率いる「キングオブモルック」。

会場となった庭は芝生が敷き詰められています。通常モルックは土の上で行うことが多いので、プレイヤーは芝で予想できないバウンドをするモルックに苦戦しながらも、ゲームの終盤になってくると次第に熱が入ってきます。
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通常3ゲーム行うのですが、今回は親善試合ということで2ゲームまで。最終的には2ゲームとも「キングオブモルック」が勝利を収め、ワールドカップに向けて最高の形で締めくくることができました。

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|森田哲矢が語るモルックの魅力とワールドカップへの意気込み

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親善試合終了後、森田さんが所属するチーム「キングオブモルック」に話を伺いました。なんでもサンドウィッチマンの富澤さんに、ある番組で趣味を見つけたいと相談したところ、教えてもらったのがこのモルック。その後自身で調べ、今年の3月に開催されたモルックの東京大会に出場し、いきなり4位という好成績を残し日本代表の1席に入ったのだとか。「練習時間30分後には大会に参加して、いきなり4位になりました!」。その後モルック歴3年、東京カップの優勝者の山口順さんと芸人仲間のみなみかわさん、タイークの金井貴史さんに声を掛け「キングオブモルック」が結成されました。その後、クラウドファンディングを通じ、目標の200万円という金額を大幅に超える300万円以上の支援を得て8月14日夜に決戦会場のフランスに飛び立ちます。

一気にハマったモルックに対して森田さんは「競技性が高いからずーっとやれます」と語ります。実際日々の練習では7時間くらい行うこともあるそうです。「本当に誰でも楽しんでできる競技なので、近い将来日本でも流行ると信じています」と語る森田さんの瞳は輝きを増します。「このモルックは僕しか広めることができない。そんな使命感も持ちながらやってます。ゆくゆくはオフシーズンの東京ドームを貸し切って「森田カップ」をやりたいです」。
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最後にワールドカップへの意気込みを問われると強い口調で締めてくれました。「まずはクラウドファンディングで僕たちを応援してくれた方々のためにも、恥ずかしい成績では終われません。今まで日本人の最高位はベスト16なので、まずはそこ。あわよくば優勝までして帰ってきたいと思っています」。

「でも、フィンランドの特に高齢の方々が本当にモルックが上手いらしいんです。世界の壁は厚いと聞いてますし、大会独特の緊張感もあるので、そこも楽しみながら戦ってきます!」

ワールドカップは、8月16日(金)〜18日(日)の日程で、フランスのサモエンヌで開催されます。下記のリンクから恐らく現地からの情報が届くと思われますので、是非チェックしてみてくださいね♪

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「キングオブモルック」メンバー 左からみなみかわさん、森田哲矢さん、金井貴史さん、山口順さん

頑張れ!モルック チームジャパン!!

日本モルック協会 オフィシャルサイト
さらば青春の光 森田哲矢さん オフィシャルtwitter
みなみかわさん オフィシャルtwitter
タイークの金井貴史さん オフィシャルtwitter

|モルックを購入したい方はコチラ!

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ご紹介したように、道具さえあれば誰でも楽しめるのがこの「モルック」です。もちろん日本でも購入が可能なので、気になった方は是非下記リンクも合わせてチェックして見てくださいね♪


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