- 2020-3-1
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2020年冬の北欧出張3日目は、コペンハーゲン市内をめぐり、夜にヘルシンキへ向かう行程です。
※3日目<前編>の様子はこちら
3日目後編では、食肉加工場をリノベーションしてレストランや、ショップ、クラブ、そして北欧クラフトビールを牽引するミッケラーなどが入り今注目されているエリアへ!
まず向かったのがコペンハーゲン中央駅西側にあるKødbyenと呼ばれる地区。昔は食肉加工場が会ったエリアでもありますが、今は再開発が進み、従来の建物を残しつつ、様々なレストランやおしゃれなショップが立ち並ぶ注目度が高いエリアです。入り口を抜けると広大な敷地が広がり、コペンハーゲンの街並みとは一線を画した印象を持ちます。
|コペンハーゲン市内のシェフが通う絶品ホットドッグ 「John's Hotdog Deli」
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そこの一角にあるのがこの「John's Hotdog Deli」。中央駅にもホットドッグのキッチンカーを出している人気店です。元シェフのJohnさんが作るホットドッグは、ジューシーなソーセージと自家製ピクルス、オニオンフライなどのトッピングが売り。彼が作るホットドッグはコペンハーゲン市内のシェフ達にも人気があり、ミシュラン2つ星を獲得した「NOMA」や「アルケミスト」にもデリバリーした自他共に認める味。
コペンハーゲンは日本と比較すると物価が高いイメージがありますが、ここのホットドッグはお手頃でありながら、しっかり満足できるグルメホットドッグなので、コペンハーゲンのシェフ達も味わいに来るそうです。「John's Hotdog Deli」に関しては、後日詳しくご紹介しますね♪
「John's Hotdog Deli オフィシャルFacebook」
|デンマークのクラフトビールを象徴する「MiKKeller Warpigs Brewpub」
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「John's Hotdog Deli」の隣にあるのが、デンマークのクラフトビール人気火付け役としても知られるミッケラーの「MiKKeller Warpigs Brewpub」。コペンハーゲン市内にいくつかミッケラーのバーがありますが、ここが一番大きい店。
食肉加工場をリノベーションして立ち上げたお店ですが、広い店内には仕切りがないため、存分な開放感を味わえます。店内にある醸造所で作られるビールが常時20種類以上用意されているので、ビール好きには天国と言えるかもしれません。
また、今回は時間がなかったのでフードメニューは注文しませんでしたが、ここのバーではテキサススタイルのバーベキューメニューも人気。お肉とビール、これがあればもう他には要らないと思ってしまうのは僕だけでしょうか。
「Mikkeller Warpigs Brewpub オフィシャルサイト」
|チョコレートに情熱を注ぐお店「Bean Geeks Chocolate」
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そして「Mikkeller Warpigs Brewpub」のすぐ近くにあるのが「Bean Geeks Chocolate」。直訳すると"豆オタク チョコレート"。なかなか斬新なネーミングですが、ここもミッケラーの系列店舗で、店内には様々なミッケラーのビールはもちろん、グッズなども販売されています。
ここの面白い取り組みは、お店の名前が表す通り、チョコレート。店内の奥にある焙煎機でカカオを焙煎し、実際にここでチョコレートを生産し、販売をしています。豆からチョコレートを作り、販売をするというお店は、コペンハーゲンでは初の試みでしたが、常に挑戦を続けるミッケラーらしさを存分に感じることができるショップです。
チョコレートは試食コーナーもあるので色々試したのですが、一番気に入ったのはスタッフが新商品でオススメと言っていたこの「Burned Beer Nuts」。ビールにも合うチョコレートという触れ込みですが、食べてみるとダークチョコレートは微かにフルーティーな風味があり、オーガニックのキャラメリゼされたヘーゼルナッツの相性が抜群。ビールのお供にも確かに合いそうです。
「Bean Geeks Chocolate オフィシャルサイト」
|デンマークデザインを押さえたいなら必ず行くべき! デザインミュージアム
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コペンハーゲンに来たらやはり訪れておきたいのは、ここデザインミュージアム・デンマーク。デンマークデザインの歴史が分かる、そして体験できる貴重なミュージアムです。
ハンス・ウェグナー、フィン・ユール、アルネ・ヤコブセンなど、北欧デザインに関心がある方であれば、必ず聞いたことがあるデンマークデザインの巨匠達が手がけた作品を一挙にみる事ができます。
常設展だけで2時間ほどかけてじっくり回りたいくらい充実した内容ですが、特に面白かったのが、デンマークデザインの象徴とも言える"椅子"がずらりと揃った部屋。斬新な作りで、展示されている椅子の脇には各作品を開設したボードが格納されていて、引っ張り出して読む事ができます。常設展の他、企画展もあるので、北欧デザインが好きな方であれば、間違いなく満足できる場所です。
この後、ヘルシンキへ移動のためコペンハーゲン空港へ。
|ミシュランに掲載された絶品オープンサンド!「Aamanns」
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コペンハーゲン空港での晩御飯としてチョイスしたのが、ここ「Aamans」。コペンハーゲン市内にいくつか店舗を持つ「Aamanns」ですが、中心地にある「Aamanns 1921」は2018年版のミシュランに掲載された銘店です。コペンハーゲン空港にある、カジュアルに食べられる「Aamanns」に行く事は、コペンハーゲン最後の楽しみでした。
「Aamanns」はライ麦パンに様々な具材を乗せたsmørrebrød(スモーブロー)と呼ばれるデンマークを代表する伝統食(オープンサンド)の専門店。僕もいくつかスモーブローを他の場所でも食べましたが、ここのスモーブローは全く違いました。
今まで食べたスモーブローは、見た目で味が分かるというものが殆どでしたが、「Aamanns」のスモーブローは食べないと味が分からない、そして食べると想像以上の味になる逸品でした。それぞれの食材が持つ味わいを熟知し、その食材達が織りなすコンビネーションで新しい味わいを引き出す「Aamanns」のスモーブローは、感動的でもありました。
「また次回コペンハーゲンを訪れた際には、違うオープンサンドをトライする!」と決意してお店を後にしました。
|デンマークならではのレゴでできたゲート!
空港ないを歩いていると目についたのが、このレゴでできたゲート。保安検査場を模して作られたものですが、これが結構完成度が高い!子供が通ると異常無しのグリーンライトがしっかり点灯する仕組みになっていて、子供達は何回もゲートを通過して遊んでいました。レゴが生まれたデンマークならではの、ちょっとほっこりする光景でした。
最終一つ前の飛行機で、ヘルシンキに移動し3日目は幕を閉じました。
|3日目 後編で訪れたスポットはここ!
今回ご紹介したお店は、下記のmap内で赤くマーキングされています。訪れた際は是非ご参考になさってください。
※北欧 現地レポート2020 4日目<前編>では、ヘルシンキの観光名所の1つともなっている定番カフェ、アウトドア好きには堪らないショップ、そして店内に森が出現したユニークなショップを巡ります!
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