家族のために、女優として活躍しながらスパイとしてナチスに潜入し、激動の時代を生き抜いたソニア・ヴィーゲットの真実の物語『ソニア ナチスの女スパイ』は、9月11日(金)より新宿武蔵野館ほか公開です!
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ストーリー
第二次世界大戦中のナチス占領下のノルウェーで女優として活躍するソニア・ヴィーゲット。
ナチスの国家弁務官ヨーゼフ・テアボーフェンは、彼女の人気に目を付けてプロパガンダに利用しようとしていた。
その一方でソニアはスウェーデンの諜報部からスパイとしてナチスに潜入することを要請される。
戦線を拡大させて諸国に侵攻していくナチ・ドイツをスウェーデンは警戒し、情報収集に躍起になっていた。
一度はその要請を拒否するソニアであったが、逮捕された父親を解放させるため、テアボーフェンに接近して彼の邸宅に潜入することに成功。
次第にテアボーフェンの寵愛を受け、信頼も得るようになったソニアは、ある日、彼からあることを依頼される。
それは、ナチスのスパイとして北欧諸国の情報を収集することであった……。
見どころ
素人がスパイになるからこそのリアル
スパイ映画と聞くと、派手なアクションスパイ映画を想像する方もいるかもしれませんが、本作品は静かに物語が進んでいきます。
ソニアはプロのスパイではなく、ある種巻き込まれてスパイ活動をするようになったため、スパイに関する正式な訓練を受けていません。そのため諜報活動をするシーンでは、観ていてヒヤヒヤするシーンが多いのですが、その分彼女がギリギリの中で、必死に諜報活動していたということがとてもリアルに感じます。
国同士の駆け引きの面白さ
この作品を面白くしているのは、国同士の駆け引きの妙もあります。ドイツに占領されたノルウェーの立場、中立国とはいえ、攻め込まれる可能性がゼロではないスウェーデンの立ち回り、大国として君臨するドイツ。
それぞれの思惑が、諜報活動を通じて浮き彫りになり、第2次世界大戦がいかに混沌としていたのかが伝わってきます。
ソニアを演じるイングリッド・ボルゾ・ベルタルの熱演!
そして、ソニアの強さも、特筆すべきところです。家族のために、自身の犠牲を厭わず、曲げずに突き進んでいく姿勢は、身につまされます。
家族を守るためにスパイになったソニアを演じたのは、ドウェイン・ジョンソン主演の『ヘラクレス』(14)やHBO®の海外ドラマ『ウエストワールド』(16)などに出演し、国際的に活躍するイングリッド・ボルゾ・ベルダル。
体当たりの演技や表情など、彼女の演技力にも注目です!
時代に翻弄されたソニア・ヴィーケット
物語の主人公ソニア・ヴィーケットは、実在した女優で、2005年に公開された関連文書で彼女の諜報活動が明らかになりました。
ソニア・ヴィーケットは、戦争という闇に翻弄され、戦い抜いた女性でもあります。歴史的観点でも忠実に描かれていますし、何よりストーリー展開が巧みなので、多くの方がスクリーンに釘付けになるはずです。
|予告編
|キャスト・スタッフ
監督:イェンス・ヨンソン
脚本:ハラール・ローセンローヴ=エーグ、ヤン・トリグヴェ・レイネランド(『ヒトラーに屈しなかった国王』)
出演:イングリッド・ボルゾ・ベルダル、ロルフ・ラスゴード、アレクサンダー・シェーア、ダミアン・シャペル
英題:The Spy/2019年/ノルウェー/ノルウェー語/110分/カラー/シネスコ/5.1ch
配給:東北新社 STAR CHANNEL MOVIES
後援:ノルウェー大使館
映倫区分:G
「『ソニア ナチスの女スパイ』公式サイトはこちら」
「『ソニア ナチスの女スパイ』公式ツイッターはこちら」
© 2019, The Spy AS BR・F, Film i Väst, Scope Pictures, Nordisk Film Danmark - All rights reserved
9月11日(金)新宿武蔵野館ほかロードショー
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