【北欧イベント】トム・オブ・フィンランド展 10月5日まで渋谷パルコで開催中!

LifTe 北欧の暮らし トム・オブ・フィンランド フィンランド 渋谷パルコ GALLERY X トウコ・ラークソネン
作品を通して平等を訴え続け、フィンランドのアート界のみならず社会に革命を与えたと言われるトム・オブ・フィンランド

彼の日本初となる個展が渋谷PARCOの「GALLERY X」で開催中です。

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時代に抗い続けたトム・オブ・フィンランドの魅力

LifTe 北欧の暮らし トム・オブ・フィンランド フィンランド 渋谷パルコ GALLERY X トウコ・ラークソネン
トム・オブ・フィンランドは、制作活動をした40年間、実に3,500点以上の作品を残しました。彼が訴え続けたのは「ゲイ・カルチャーへの理解」。

第2次世界大戦後のフィンランドでは、ゲイの存在は社会的に認められない存在でした。

その中でも、彼は自分の信念を曲げずに作品を書き続け、彼独特の世界観を築き上げ、現在では、「ヘルシンキ現代美術館」はもちろん、「ニューヨーク近代美術館」「シカゴ美術館」など、世界の名だたる美術館が彼の作品を所蔵しています。

ニューヨーク近代美術館へ寄贈される際に、ジュディス・ロスチャイルド財団の理事であるハーヴェイ・S・シップレイ・ミラー氏に「20世紀の最も影響力のアーティストを5人挙げるとするならば、Tom of Finlandはそのうちの一人である。非常に素晴らしいアーティストであり、彼が与えた影響は並外れたものである」と言わしめたほどです。

トム・オブ・フィンランドは、フィンランドの「平等の象徴」

LifTe 北欧の暮らし トム・オブ・フィンランド フィンランド 渋谷パルコ GALLERY X トウコ・ラークソネン マルクス・コッコ広報参事官
開催に先駆けて行われた記者発表会では、ペッカ・オルパナ駐日フィンランド大使のスピーチを、マルコス・クック広報参事官が代読しました。

「トム・オブ・フィンランドは、世界で最も有名なフィンランドを代表する芸術家ですが、今回駐日フィンランド大使館が、この展覧会に深く関わらせて頂いている大きな理由があります。

彼が創り出してきた作品には、平等、人権、寛容、村長、自由が表現されているからです。

特に「平等」は、フィンランド社会の中核とも言って良いもので、国際的に促進したいという想いがあります。

そのため、今回の展覧会の開催は、本当に嬉しいですし、多くの方に彼のメッセージを感じ取って欲しいと思っています」。

そう、トム・オフ・フィンランドの作品は、フィンランドの「平等」を象徴すると言っても過言ではないのです。

「Reality & Fantasy The World of Tom of Finland」

LifTe 北欧の暮らし トム・オブ・フィンランド フィンランド 渋谷パルコ GALLERY X トウコ・ラークソネン
今回の展覧会「Reality & Fantasy The World of Tom of Finland」の会場は、渋谷パルコの地下1Fにある「GALLERY X」

トム・オブ・フィンランド初期の作品から、年代ごとに彼のタッチがが変遷していく様も見て取れます。

線画で描かれる驚異の技法

LifTe 北欧の暮らし トム・オブ・フィンランド フィンランド 渋谷パルコ GALLERY X トウコ・ラークソネン
彼は、イラスト、ドローイング、版画、ペインティング、様々な手法で多くの作品を創り出してきましたが、線画による細かい描写は驚愕の一言。

男性が纏う服のファー部分の柔らかさ、顔の表情筋、レザーの質感。この写真にも見える表現を見るだけでも価値があります。

フィンランドの情景も見所の一つ

LifTe 北欧の暮らし トム・オブ・フィンランド フィンランド 渋谷パルコ GALLERY X トウコ・ラークソネン
彼の作品はインパクトが強いため、見過ごされることも多いかもしれませんが、線画の中に白樺や水に浮かぶ丸太、フィンランドの典型的な服装などを見ることができます。

制作拠点を移しても、自身のルーツはフィンランドという想いがあったようです。

18禁コーナーや、彼のドキュメンタリーも必見

LifTe 北欧の暮らし トム・オブ・フィンランド フィンランド 渋谷パルコ GALLERY X トウコ・ラークソネン 18禁コーナー ビデオ
会場内には、彼の作品ならではの、18歳以上しか入れないコーナーや、彼のドキュメンタリーを流すTVも設置されています

グッズになるからこそ引き立つ力量

LifTe 北欧の暮らし トム・オブ・フィンランド フィンランド 渋谷パルコ GALLERY X トウコ・ラークソネン 関連グッズ
今回、Tシャツやトートバッグなど関連商品が多く作られている中で、話題になっているのがこのキーホルダー

彼の作品はタッチがとても細いのが特徴。縮小すると写真かと思えるほど緻密なです。

関連イベントも多彩!

期間中に様々な会場で、トム・オブ・フィンランドの関連イベントも開催されます。注目のイベントをピックアップ!

彼の半生を描いた話題作もリバイバル上映!

LifTe 北欧の暮らし トム・オブ・フィンランド フィンランド 渋谷パルコ GALLERY X トウコ・ラークソネン 映画 2017年公開 フィンランド独立100周年 Whiteシネクイント アップリンク渋谷
2017年に公開され、多くの話題をさらった映画『トム・オブ・フィンランド』が、期間中特別にリバイバル上映がされます。

時代に抗いながら戦い続け、そして日の目を見るまでの感動作品です。

映画『トム・オブ・フィンランド』上映

会期:2020年9月18日(金)〜2020年9月24日(木)
会場:WHITE CINE QUINTO(渋谷パルコ8F)

会期:2020年9月25日(金)〜2020年10月8日(木)
会場:UPLINK渋谷

GALLERY Xの隣「クアトロ ラボ(QUATTRO LABO)」でスペシャルコラボカクテル!

LifTe 北欧の暮らし トム・オブ・フィンランド フィンランド 渋谷パルコ GALLERY X トウコ・ラークソネン カクテル ウォッカ
※写真のカクテルは記者会見時に提供されたものです。「クアトロ ラボ」で販売されるカクテルとは違う可能性がございます。

展覧会場隣にある「クアトロラボ」では、トム・オブ・フィンランドの作品が描かれた「オーガニック・ウォッカ」を使用したスペシャルコラボカクテルが、期間中に販売されます!

お酒が好きな方は、展覧会の後に、一息休憩するのにぴったりな企画。

フィンランドセンターによる関連イベント

フィンランドの文化や学術イベントを、長年おこなっている「フィンランドセンター」も、会期中に、オンラインを活用したイベントを開催予定。

様々な分野の外部パネラーや、キュレーターを招いた興味深いイベントが多く、トム・オブ・フィンランドの世界を世界を多面的に知ることができる絶好の企画。

全ての企画に日本語通訳も付いて、無料で参加できるのも嬉しいところ。

フィンランドセンター トム・オブ・フィンランド関連プログラム詳細はこちら

アクセス

【Reality & Fantasy The World of Tom of Finland】

会期:2020年9月18日(金)〜2020年10月5日(金)
会場:GALLERY X(渋谷パルコ B1F)
営業時間:11:00〜21:00
※最終入場は営業終了時間の30分前
※10/5(月)は18:00に営業終了
入場料:500円
※未就学児の入場不可
※各種入場割引あり(株主優待、映画半券割引)
主催・企画制作:パルコ/The Container
協力:駐日フィンランド大使館/フィンランドセンター/TOM OF FINLAND財団
Reality & Fantasy The World of Tom of Finland オフィシャルサイト
住所:東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ B1F

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