フィンランドの首都ヘルシンキから、フェリニー乗ってわずか2時間から2時間30分程で到着する「エストニア」。
エストニアは、バルト3国の1つで、デジタル、環境、デザインなどの分野でも世界から注目を浴びていますが、首都、タリンの旧市街は、中世のヨーロッパがそのまま残ったような、まるで絵本のような世界が広がります。
そんなタリン旧市街のおすすめスポットをご紹介します。
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絵本のような世界を体験できる旧市街の街歩き
タリン旧市街は、石畳で、古く美しい建物が建ち並ぶので外国人観光客にも人気なエリア。
中世・ハンザ同盟の景観が残っており、1997年にユネスコの世界文化遺産に登録されています。
街を歩いていると目に止まるのが、お店の看板。歴史を感じるようなものからユニークなものまで様々。看板を見て回るだけでも面白い場所です。
せっかくタリン旧市街に訪れたのならば、路地もオススメ。人通りが少ない路地を歩いていると、自分がまさに中世に迷い込んだような錯覚を体験できます。
旧市街の中心地「ラエコヤ広場」-map①
旧市街の中央にあるのが"タリン旧市庁舎"が建つ「ラエコヤ広場」。ラエコヤとは市庁舎の意味。
広場を囲む建物はレストランやカフェになっているので、旧市街散歩の一休みの場所にもってこい♪
創業1422年!!ヨーロッパで最も古い薬局「市議会薬局」-map②
ラエコヤ広場に面してる、ヨーロッパ最古の薬局の1つとして有名な「市議会薬局」。創業したのは、約700年前の"1422年"!現在も薬局として営業しているのは驚き。
入ってすぐの所にカウンター形式の売り場が有り、普通の薬以外にハーブ系の様々な薬やお茶、そして、昔の製法で作られたワインなども販売されています。
お店の奥は、昔の道具や薬などが展示されたミュージアムになっていて、"ユニコーンの角の粉末"や"ミイラの破片"など、現代では考えられないような薬が展示されています。
ラエコヤ広場に面してるレストラン「Kaerajaan」-map③
ラエコヤ広場に面してるレストラン「Kaerajaan」。店内の家具は木が基調になっていながらも、カラフルな装飾もあり可愛らしい雰囲気。
お店は2階席もあり、2階席の窓際はラエコヤ広場を見渡すことができるのでお薦めです。
地元の素材をふんだんに使った料理は、観光客はもちろん、地元の人々にも大人気!鮮やかな盛り付けも、旧市街の雰囲気にぴったりです
絵付けの様子を見ることができる「マジパン・ルーム」-map④
1864年創業のタリン最古のカフェ「マイアスモックカフェ」と併設されているのが、タリン発祥と言われるマジパンのミュージアムです。
マジパンとは、よくケーキに飾り付けられている動物やサンタなどいろいろな形に細工した甘いお菓子のこと。1つ1つの造形も細かいので、マジパンをじっくり見ながら楽しめる場所。
チョコレート会社のカレフ(Kalev)のショップになっていて、奥にはカフェもあります。そして絵付けをしている様子は無料で見学が出来るのも嬉しいところ。
歴史的価値のある「アレクサンドル・ネフスキー大聖堂」-map⑤
旧市街のトームペアの丘に建つ「アレクサンドル・ネフスキー大聖堂」は、タリンにある教会で最も大きいものです。
19世紀末に建築されたこの教会は、ロシアによる支配の象徴だったため、独立を果たした後は取り壊しも検討されていましたが、当時の歴史を学ぶことができる貴重な建造物として取り壊されず残っています。
残念ながら建物内での撮影は禁止されているのですが、内部の装飾も素晴らしく、必見の価値有りな場所です。
歴史を感じる城壁や石造りのエリア
14世紀以降、農民や他国との紛争に備え、タリンでは城壁造りが強化されました。
現在は約2kmの城壁が残されており、タリンで最も重要な建築物であると共に観光スポットとなっています。
場所によっては城壁の上を歩けたり、見晴らしの良いカフェになっている場所もあります。
訪れたスポットはここ!
今回ご紹介したお店は、下記のmap内で赤くナンバリングしてマーキングしています。訪れた際は是非ご参考になさってください。
※番号は、各ショップや施設をご紹介している、上記記事内見出しの数字とリンクしています(ex:map-①)
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