2023年冬の出張8日目<後編>は、フィンランドの首都ヘルシンキを巡ります。
ラップランドをテーマにしたヘルシンキのホテル、こだわりにこだわりを重ねたレストランなどをご紹介♪
※2023年 北欧旅日記 8日目<前編>の様子はこちら
ラップランドを感じるホテル「Lapland Hotels Bulevardi(ラップランド ホテルズ ブレヴァルディ)」 -MAP①
この日の宿泊場所は、アレクサンテリ劇場やヘルシンキ最古のカフェ&ベーカリー「エクベリ」が近くにあるホテル「ラップランド ホテルズ ブレヴァルディ」。
2019年の1月にオープンした宿泊施設で、とても清潔感があります。
ホテル名に「ラップランド」とあるように、ラップランドをコンセプトにしているホテルです。
ラップランドを中心に古くからホテル経営をしており、室内や館内の装飾、音楽、そして食事などあらゆる箇所でラップランドを感じることができます。
地元の食材にこだわったレストラン「Skörd(スコールド)」 -MAP②
その日の夜は、「ラップランド ホテルズ ブレヴァルディ」から徒歩数分の場所にあるレストラン「スコールド」へ。
2019年の9月にオープンした「スコールド」は、地元の食材にこだわったレストランとして知られています。
魚や肉、野菜などの食材はもちろん、アルコールなどの飲み物、そしてハーブなどの調味料もすべてフィンランド産。唯一フィンランド産ではないものは"塩"のみというこだわりよう。
最初にチョイスしたドリンクは、このブルーのラベルが印象的なビール。
フィンランドのマルムゴート醸造所が作っているエールタイプで、淡い口あたりでとても飲みやすいビールでした。
料理は、6種類もしくは8種類の2コースのみと言うシンプルな構成で、6種類の場合は、メイン料理を魚、ジビエ、そして野菜料理から選ぶことができます。
8種類の場合は、シェフがチョイスしてくれる、いわゆるシェフお任せコースになります。
今回オーダーしたのは6種類のコース。
芸術的な2種類のフィンガーフードから始まり、酸味と濃厚さを同時に味わえるスープ、もちもちの自家製パン。どの料理も非の打ち所が無い素晴らしいクオリティ。
一皿一皿それぞれの料理を丁寧に解説してくれるのも嬉しいですし、丁寧に盛りつけられたお皿も見ていて楽しい。5感でしっかり料理を楽しめる場所が「スコールド」なのです。
ホワイトキャベツを1時間30分煮込み、エスポー産のオイスターマッシュルームのメインも素晴らしい完成度。最後に提供されたグーズベリーのソルベはほどよい酸味で、しっかりした味付けのコースの最後を優雅に締めてくれました。
最初に飲んだビールもそうですが、「スコールド」で提供される飲み物は、すべてフィンランド産。
ワインも豊富に用意されています。フィンランドというとワインのイメージを持つ方は多くはないかと思いますが、豊富に採取されるベリーを使用したワインもあり、しっかりテイスティングをしながらチョイスすることができます。
コースの最後にコーヒーを頼もうとしたら「コーヒー豆はフィンランドで採取されないから、ここでは提供してないんだ。ごめんね」。という一言。
「スコールド」は、それだけフィンランド産の食材にこだわった店なのです。
ホールで給仕するヤンニ、厨房で腕を振るうアントンとジョン、この3人で始めたレストラン「スコールド」は、フレンドリーな接客と、質の高い料理で少しずつファンを増やしています。
フィンランドで伝統料理にこだわらず、美味しい料理を食べたい!という方に是非訪れて欲しいレストランです。
「ラップランド ホテルズ ブレヴァルディホテル」室内で楽しめるサウナ!
「スコールド」で大満足の食事を終えてホテルへ。
この日もう一つの楽しみが、宿泊する部屋に設置されたサウナ。「ラップランド ホテルズ ブレヴァルディホテル」は、1Fに宿泊者専用のサウナも用意されているのですが、いくつかのタイプはサウナ付きの部屋になっているのです。
温め方もボタンを押すだけで完了。ものの10分ほどで自動的に適温にしてくれます。
レードルとバケツも用意されているので、好きなだけロウリュを楽しむことができます♪
バスタブは無かったので、サウナで火照った身体は冷水のシャワーでクールダウン。サウナで充分にととのったらそのままベッドで眠る。
「ラップランド ホテルズ ブレヴァルディホテル」は、サウナ好きの方には堪らないホテルなのです♪
※【2023 北欧旅日記 9日目】<前編>へと続く
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。