新年が明けて、今年どこに行こうかと計画を練っている方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方にオススメなのが大自然を満喫できるフィンランド！

今回は、フィンランド政府観光局がおすすめする「2024年にフィンランドでできるおすすめな過ごし方」。

フィンランドらしい大自然を活かしたグルメ、カルチャーまでさまざまな楽しみ方が満載！！

1.「ヨーロッパ・ガストロノミー地域賞」受賞予定のサイマーで、グルメと自然の恵みを堪能する！

フィンランドの首都ヘルシンキから北東に約350km離れた湖水地方に位置するSaimaa（サイマー）は、世界の食通が注目する都市。

独自の食文化を守る姿勢が評価され、2024年には「ヨーロッパ・ガストロノミー地域賞」の受賞が決定しています。

サイマーの地元の料理は、その深い森やヨーロッパ最大級の大きさを誇るサイマー湖で獲れた野生動物、キノコ、ベリー類、スズキ、シロマスなど季節の収穫物を利用するのが特徴で、オリンマキ・ワイナリーなどの地元の生産者は、フィンランドのワイン産業の発展を積極的に推進しています。

サイマーは、海外からの旅行者にとっては隠れた名所であり、フィンランド人が夏のコテージでベリー類やキノコを採りながら休暇を過ごすのに最適な場所。

今年は、このサイマーで自然の恵みを堪能してみませんか？

「「visit saimaa」オフィシャルサイトはこちら(英語)」

2.北極圏で映画を24時間鑑賞しよう！

映画と文化の中心地ラップランドの人口１万人足らずの小さな町、Sodankylä（ソダンキュラ）では、毎年6月中旬に「Midnight Sun Film Festival（ミッドナイト・サン・フィルム・フェスティバル）」が開催されます。

世界で最もユニークなこのフェスティバルは、1986年にフィンランドの映画監督、アキとミカ・カウリスマキ、ソダンキュラの自治体によって開始されて以来人気を博しており、海外からのゲストも多く訪れ、新旧の様々な映画が上映されます。

のんびりとした雰囲気を楽しんでいる中、フランシス・フォード・コッポラやヴィム・ヴェンダースのような有名人を見かけることも！

映画は期間中、街中の4つの素敵な会場で24時間上映されます。

2024年は、ここで白夜の中映画三昧の一日を過ごしてみては？

「「Midnight Sun Film Festival」オフィシャルサイトはこちら(英語)」

3.長い季節楽しめるクロスカントリースキーを体験しよう！

クロスカントリースキーは、フィンランド人が幼い頃から学校で習う、国民的なスポーツだということをご存知ですか？

ラップランドの"Levi（レヴィ）"やサイマー湖畔にある"Imatra City（イマトラ）"など、フィンランドで最も人気のあるクロスカントリースキー場の多くは前シーズンの貯蔵雪を利用し、毎年10月にオープン！

そしてフィンランドの最北部ラップランドでは、クロスカントリースキーのシーズンは5月まで続き、春までオーロラの下でスキーを楽しむことができます。

2021年に欧州グリーン首都賞を受賞した"Lahti（ラハティ）"は、フィンランドの首都ヘルシンキからわずか１時間の距離にあり、FIS（国際スキー連盟）ノルディックスキー世界選手権を7回開催しています。

よく整備されたスキーコースは何千キロもの距離にも及び、凍った湖は冬景色と日光浴を楽しむのにも最適です。

毎年3月には、"Himos（ヒモス）"のスキーリゾートで、スキーとサウナを組み合わせたユニークなビキニ・スキー・イベント、Simmarihiihto（シンマリヒト）が開催されます。

今年はフィンランドでクロスカントリーを初めて見るのはいかが？

「スキーとサウナを組み合わせたイベント「Simmarihiihto」オフィシャルサイトはこちら」

4.フィンランド、スウェーデン、ノルウェーの3カ国を10秒で訪れてみよう！

フィンランド北部、ノルウェーとの国境に近い、小さいながらも活気のある村"Kilpisjärvi（キルピスヤルヴィ）"では、白夜が2カ月以上も続きます。

この村には、その形状の美しさで知られる標高1029ｍのサーナ山があり、サーミ族にとって神聖な場となっています。

そのサーナ山では、夏至の時期には高台でスキーを楽しみ、下山中に美しい花々を眺めたり、キルピスヤルヴィ湖のほとりでサウナと水泳、カヌーを、秋には黄金色に染まる景色の中をハイキングなど、季節によって様々なアクティビティを楽しめます。

またサーナ山の麓にあるキルピスヤルヴィ湖の北端から始まる3kmの遊歩道を行けば、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドの三カ国が交わる国境地点、三国ケルンを訪れることができます。

ケルン自体は水の中にありますが、周囲に木道が設置されているため、観光客はパスポートや国境管理なしで自由にケルンの周りを歩き、フィンランド、スウェーデン、ノルウェーの3カ国を、なんと10秒で訪れることができます！

2024年は歩いて三カ国を10秒で訪れる不思議な体験をしてみませんか？

「「Kilpisjärvi」オフィシャルサイトはこちら(フィンランド語)」

5.氷上釣り、氷上クルーズ、氷のホテルに宿泊！氷上アクティビティを楽しもう！

厳しい寒さがあるからこそ、フィンランドでは氷上のアクティビティがとても充実しています。

フィンランドのサイマー湖などの湖水地方では、凍った湖で1月から3月にかけて穴釣りを楽しむことができます。

フィンランドの北部、スウェーデン国境に近い"Kemi（ケミ）"にある有名な世界唯一の砕氷船サンポ号に乗れば、凍った海の絶景を楽しむことも可能。

"ロヴァニエミ"にほど近い場所にある「Arctic SnowHotel（アーティック・スノー・ホテル）」では、氷に囲まれながら宿泊することができます。

さらに挑戦をしたい人には、フィンランドの地元の人々のように、凍った湖や海に浸かることで幸せホルモンの分泌を促し、健康増進を図ることがおすすめ♪

「「砕氷船サンポ号クルーズ」オフィシャルサイトはこちら(英語)」

「「Arctic SnowHotel」オフィシャルサイトはこちら(英語)」

Visit Finland (フィンランド政府観光局)について

「Visit Finland」は、旅行先としてのフィンランドブランドを発展させ、海外旅行者にフィンランドをプロモーションし、旅行業界の企業のグローバル化を支援しています。

旅行先や地域、旅行産業ビジネス、その他の輸出関連企業および大使館と協力している「Business Finland」のグループ機関です。

「「Visit Finland」オフィシャルサイトはこちら」