毎年、食品・飲料のブランドによる優れたクリエイティブワークを評価する国際的な賞「FAB Awards」が開催されており、その中の賞の一つ「Airport Food Hall of the Year」は、世界の空港内の最も優秀なフードコートに贈られています。
2024年7月8日に同賞の発表があり、見事ヘルシンキ ヴァンター空港内出発ゲートにあるフードコート「Food Court Airside」が2024年のベストフードコートを受賞しました。
最終選考には、アメリカの「オタワ国際空港」や、アラブ首長国連邦の「ドバイ国際空港」など9つの国際空港が残り、ヴァンター空港が最優秀賞に選出されました。
受賞の基準には、レストランの提供内容の多様性、顧客満足度、コストパフォーマンスなどが含まれています。
「ヘルシンキ空港のレストランとサービスが国際的な評価を受けていることを嬉しく思います。増加する旅客にとって食事は旅行体験の重要な一部であり、私たちはトレンドや旅客の希望に沿った空港の飲食セレクションを日々開発しています。ヘルシンキ空港のレストランの種類は2019年からほぼ倍増し、特に温かい料理の品揃えは大幅に多様化しました」と、ヴァンター空港を管理するFinaviaのヘルシンキ空港商業ビジネス担当ディレクター、ノラ・イモネン氏は述べています。
ヘルシンキ空港のゲートエリアのフードコートには「アジアン キッチン」「バスタード バーガーズ」「ファーファーズ」「パラ ピザ バー」「トリ キッチン&カフェ」「ロバーツコーヒー」の6つの店舗があり、さまざまなスタイルの料理を楽しむことができます。
編集部が2024年2月に訪れた時の様子がこちら。
2023年秋にオープンしたばかりということもあり、清潔感もありますし、ふんだんに木が使用されたデザインで温かみを感じました。
また、高い壁などが設置されていないので開放感もあり、ゆったりと時間を過ごすことができるのも大きなポイント。各所に充電用の電源もしっかり確保されているので、食事を楽しみながらゆっくり時間を過ごす人たちを多く見ることができました。
ヴァンター空港には、到着ロビーにもう1つフードコートがあり、2023年には同じFABアワードを受賞しています。
「ヴァンター空港にある2つのフードコートが国際的な賞を受賞したことは、私たちにとって大きな誇りです。これはヴァンター空港が優れた食を提供していることを物語っています」とイモネン氏は言います。
今回受賞したフードコート「FAB Awards」はヴァンター空港の"シェンゲン協定加盟国エリア"内、22〜26番ゲート付近にあります。
つまり、保安検査場を通過して、ヨーロッパエリアへの渡航に向かう際のエリアになるので、日本へ向かう際のエリアではないのでお気を付けください。
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