2023年冬の出張9日目<前編>は、引き続きフィンランドの首都ヘルシンキを巡ります。
ラップランドをテーマにしたホテルの朝食、フィンランド最古のカフェ、そしてヘルシンキのシナモンロール有名店をご紹介♪
※2023年 北欧旅日記 8日目<後編>の様子はこちら
朝食がとても充実している「Lapland Hotels Bulevardi(ラップランド ホテルズ ブレヴァルディ)」! -MAP①
旅行の時の朝ご飯はとても重要です。しっかり美味しい朝ご飯が食べられれば、その後1日精力的に動くことができます。
2019年にオープンしたばかりの清潔感溢れる「ラップランド ホテルズ ブレヴァルディ」は、朝食が本当に素晴らしい内容でした。
まず、朝食のスタイルはブッフェスタイル。フルーツ、野菜、ハム、チーズ、パンなどオーソドックスな物はすべて揃っています。
その中にラップランドの要素がちりばめられているのが「ラップランド ホテルズ ブレヴァルディ」らしさ。
左の写真はトナカイ肉のソーセージ♪
オムレツなどの卵料理は目の前で調理してくれますが、具材もトナカイ肉のソーセージを選択することができました。
ほとんどの人がスクランブルエッグを注文していましたが、もちろん目玉焼きでの注文も可能。
左の瓶に入っている黄色みがかったベリーは"森の金"とも称される「クラウドベリー」。
7月下旬から8月上旬というわずかな期間でしか採取できない貴重なベリーで、ラップランド地域で多く自生することで知られています。
そして右の瓶に入っているのは「レイパユースト」と呼ばれるチーズ。
平たい円盤状にチーズを形成してから300度程度の高温で焼き目がつくまでグリルして作られるもので、食感が"キュッキュッ"とする変わったチーズ♪
こちらもラップランドを中心としたエリアで作られています。
ラップランド自然の恵みをたっぷりと味わえる「ラップランド ホテルズ ブレヴァルディ」の朝食は本当にオススメです♪
フィンランド最古のベーカリー&カフェ「Ekberg(エクベリ)」 -MAP②
「ラップランド ホテルズ ブレヴァルディ」を出て向かったのがホテルから徒歩数分の場所にある「エクベリ」。
「エクベリ」は創業1852年、フィンランド最古のベーカリー&カフェとして知られていて、ムーミンの原作者トーベ・ヤンソンも足繁く通った場所。
エクベリの5代目オーナー、マーティン・チャクジックさんにエクベリのこだわり、そしてこれからを伺いました。
今回の取材では、一般の方がなかなか入れない建物の内部も案内してもらいました。
こちらはVIP用で使用することもあるという部屋。会議室やイベントとしても使用することがあるそうです。
現在エクベリが入っている建物も古く、歴史を感じるエレベータもありました♪
エクベリの看板商品と言えばこのシナモンロール。砂糖、バター、シナモンをたっぷり塗って焼き上げるシナモンロールはとてもジューシーで、エクベリならではの味わい♪
エクベリの調理部門をまとめるマネージャー、セルゲイさんは、毎日朝4時からパン作りを始めるそう。
シナモンロールを作る工程を目の前で披露してくれたのですが、まさに職人技。彼の話によると1人前のパン職人になるには5~10年の月日がかかるそうです。
カフェに隣接しているベーカリーには、セルゲイさんたちが厨房で作ったパンやケーキがずらりと並びます。
エクベリを取材した様子は、雑誌「LifTe北欧の暮らし vol.04」で紹介しているので気になった方は是非チェックしてみてください♪
ヘルシンキのシナモンロール巡り!
「エクベリ」の取材を終え、次の取材まで時間が合ったので、ヘルシンキのシナモンロールを食べ比べ!
シナモンロールは、それぞれのお店ごとに個性が出るので、食べ比べが楽しいんです♪
St. George Bakery(セント ジョージ ベーカリー) -MAP③
ヘルシンキの中心地にあるベーカリー「セント ジョージ ベーカリー」。
ここのシナモンロールは、ご覧の通りこれでもかというほどパールシュガーが振られています。しっかりとした甘みもありますが、しつこさがないのでサイズが大きめのシナモンロールでもペロリと食べられてしまいます。
ヘルシンキの中でこのシナモンロールが一番という地元の人もいるほどおすすめのシナモンロール。
店内は清潔感があり、かわいらしい雰囲気。
店内にもイートインスペースがあるので、コーヒーを飲みながらゆっくり食べるのもオススメです♪
Tintin Juurilla(ティンティン ユーリラ)-MAP④
ちょっとした穴場でおすすめしたいのが「ティンティン ユーリラ」。
天然酵母にこだわったパン作りでライ麦パンの定評の高さを誇るベーカリーです。
ここのシナモンロールはフィンランドらしいちょっとつぶれた形。生地はさくっとしていてジューシー感もある逸品♪
レストランスペースもあり、ランチの時間帯はスープセットなども注文が可能。
パンに関しては多くは作られていないので、時間帯によっては売り切れの場合も。確実に食べたい方は早めに行くことをお勧めします。
Bakery Eatery Levain Töölö(ベーカリー・イートリー・レヴァイン・トゥーロー) -MAP⑤
最後に訪れたのが、テンペリアウキオ教会の近くにあるカフェ&ベーカリー。
ここのカフェもいつ行っても多くの人で賑わいを見せる場所です。シナモンロールが美味しいことで有名なのですが、既に本日分は売切れ...
とても残念でしたが、人気店だとよくあること。気を取り直して彩り豊かなケーキとコーヒーを頂きました♪
※【2023 北欧旅日記 9日目】<後編>へと続く
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