11月末頃から、ヨーロッパ各国で楽しめるのがクリスマスマーケット。
大きなクリスマスツリーが飾られ、さまざまなお店が出店し幻想的な雰囲気に包まれます。
ラトビアの首都リーガでもクリスマスマーケットが開催され、特に大きな注目を浴びるのがこのリーガ大聖堂広場で開催されるクリスマスマーケット。
幻想的な雰囲気が楽しめるリーガのクリスマスマーケット
リーガ大聖堂広場で開催されるクリスマスマーケットは、ラトビアならではの温かい雰囲気と伝統が融合しています。
リーガ市内でもいくつかクリスマスマーケットは開催されていますが、この広場で開催されるクリスマスマーケットが一番規模が大きいもの。
マーケットは日中も楽しめますが、やはり、夕方から夜にかけてのイルミネーションが特に美しく、訪れる人が多い時間帯。
夜の冷え込みに備えて暖かい服装を心掛け、マーケット散策を楽しみましょう。
入り口付近には、会場マップが掲出されていますが、ご覧の通りかなりの数のお店が出店しています。
2024年の開催期間は11月29日(金)から2025年1月2日(木)までで、クリスマスシーズン中の約1か月半、地元の人々はもちろん観光客も一堂に集います。
温かいドリンクやフードを楽しみながらクリスマスマーケットを満喫しよう!
ラトビア伝統のホットワイン「カルトヴィーンス(Karstvīns)」や、生姜を使わない胡椒のクッキー「ピパルクーカ(Piparkūkas)」などを提供するお店も多く、いつも人だかりになっています。
寒い冬の中でも体がポカポカと温まり、クリスマスマーケットを楽しく散策する助けになります。
ドリンクもそうですが、クリスマスマーケット内では、さまざまな食べ物も販売されています。
薪をくべた火で作り上げるソーセージや、スープ、ザワークラウト、スープそしてラトビアの伝統料理を提供するお店もあります。
日本ではあまり見たことのない料理もあるので、どんな食べ物が販売されているかを見ながら歩くのも楽しい。
そして、もちろんスイーツを提供するお店もあります。
ドリンク、フード、そしてスイーツまでクリスマスマーケット内で完結します。
この時期にリーガへ訪れるのであれば、レストランでは無く、クリスマスマーケットで存分に楽しむのもおすすめです。
伝統工芸品やお土産品もチェック!
また、ラトビア文化や伝統工芸品が多く販売されているのも、ラトビアのクリスマスマーケットの特徴のひとつ。
手彫りの木製製品、バルト海産の琥珀を使用したジュエリー、さらにはラトビア独自の模様が施されたミトンやスカーフなど、ここでしか手に入らないアイテムも多数並びます。
ラトビアお土産定番の一つミトンなどは、市内のスーベニアショップで購入するより10ユーロ程度安く購入することが可能なので、編み物好きの方は要チェックです。
タイミングが合えばワークショップやコンサートなども楽しめる!
さらに、週末には、さまざまな特別イベントが開催されます。
クリスマス直前の週末には、子供向けのワークショップや特別なコンサートが開催されることもあります。
訪れた日は平日だったので、動いていませんでしたが、メリーゴーランドも設置されていました。
特にお子さま連れの家族には、こうしたアクティビティが思い出に残る時間を提供してくれるはず♪
リーガ国際空港から大聖堂広場へのスムーズなアクセス方法
今回ご紹介したクリスマスマーケットは、リーガ大聖堂前の広場「大聖堂広場」で開催されています。
大聖堂広場は、リーガ旧市街の中心地でもあるので、リーガ国際空港からのアクセスもとても便利。
公共交通機関を利用する場合
最もコストパフォーマンスが高いのがバスでの移動。
空港からは22番の市バスが市内中心部へ直行していて、所要時間は約30分程度。
バスチケットは空港内の自動券売機やバス停付近で購入できます。
バス停から徒歩10分程度で大聖堂広場に到着します。
タクシーや配車アプリを利用する場合
より快適に移動したい場合はタクシーやライドシェアサービスがおすすめです。
タクシーを利用する場合、所要時間は約15分で15〜20€程度。
タクシーの代わりに、「Bolt」や「Yandex」などのライドシェアアプリも使用可能なので、ライドシェアに抵抗がない方はこちらもおすすめです。
リーガ旧市街 ほかの見所
リーガ旧市街には、大聖堂広場のクリスマスマーケット以外にもたくさんの観光スポットがあります。ここでは、その中でも特におすすめの場所をご紹介します。
1.クリスマスツリー装飾発祥の場所!?市庁舎広場のクリスマスツリー記念碑
「クリスマスツリー発祥の地」として知られるリーガ市庁舎広場には、歴史を称えるプレートが設置されています。
諸説はありますが、記念碑は必見の価値ありです。
※市庁舎広場のクリスマスツリー装飾発祥の祈念碑を紹介した記事はこちら
2.三兄弟(The Three Brothers)
リーガ最古のラトビア系住民の石造住宅建築群である「三兄弟」は、それぞれ異なる時代の建築スタイルを体感できる貴重なスポットです。
中世からの歴史を感じる美しい建物群は、リーガの文化と伝統を知る絶好の機会です。
3.スウェーデン門
「スウェーデン門」は、リーガ旧市街唯一の現存する城門で、17世紀にスウェーデン統治時代に建てられました。
この門をくぐれば、中世のリーガにタイムスリップしたかのような雰囲気を味わえます。
門周辺には石畳の小道や歴史的な建物が広がり、散策するだけで心が躍るはず。
いかがでしたか?
リーガ大聖堂広場で開催されるクリスマスマーケットは、ラトビアの伝統と現代のエッセンスが見事に融合したイベントです。
美味しい食べ物や独特の手工芸品、温かいホスピタリティが訪れる人々を迎えてくれます。
観光や買い物を楽しむだけでなく、地元の人々との触れ合いや文化体験を通じて、心に残る特別なひとときを過ごせることでしょう。
この冬、リーガのクリスマスマーケットを訪れて、忘れられない思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
取材協力:Latvia Travel (LIAA)
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