フィンランドの首都ヘルシンキで、2025年5月に新たな音楽フェスティバル「ヘルシンキ・ミュージック・ウィーク(HMW)」が初開催されます!
歴史的建造物と最先端のスペースを融合させ、欧州のアンダーグラウンドシーンから注目アーティストが集結。HMWは、北欧カルチャーと音楽の革新が交差する、今までにないフェスティバルです。
“音楽都市”ヘルシンキが生み出す新たなフェスのカタチ「Helsinki Music Week」とは?
フィンランドといえば「Darude(ダルード)」や「Nightwish(ナイトウィッシュ)」など、世界を席巻したアーティストを輩出してきた音楽の街。
さらに、エリエル・サーリネンやアルヴァ・アアルトといった名建築家が築いた美しい都市空間が、独自のカルチャーシーンを育んでいます。
そんなヘルシンキで誕生するHMWは、伝統と革新が交差するユニークなフェスティバル。市内の歴史的スポットからモダンなライブ会場まで、あらゆる空間を活用し、これまでにない形で音楽体験を提供します。
HMW 2025:2つのセグメントで楽しむ音楽の祭典
HMWの初回開催は5月8日〜10日。イベントは大きく2つのセグメントに分かれています。
HMW City(5月8日〜9日)
市内各所で開催されるコンサート&パーティー。
象徴的な会場として、テンペリアウキオ教会(通称:岩の教会)や、アンダーグラウンドシーンの聖地「Kuudes Linja」で開催。
▼注目アーティスト
・Aino Morko(アイノ・モルコ)
・Shepherds Call(シェパーズ・コール)
・Elusin(エルーシン)
HMW Finale(5月10日)
ヘルシンキ最大のダンス専用施設「Dance House Helsinki」にて、フェスのクライマックスを迎えます。
複数のステージとダンスフロアを備え、観客が自由に移動しながら音楽に没入できるのが特徴。
▼注目アーティスト
・Erika de Casier(エリカ・デ・カシエール)
・Sega Bodega(セガ・ボデガ)
・Fakemink(フェイクミンク)
・Lust for Youth(ラスト・フォー・ユース)ほか
HMWが目指すもの:アーティストとリスナーをつなぐ新たな場
HMWの特徴は、単なるライブイベントではなく、音楽の未来を探求する場であること。
音楽ストリーミング時代において、アルゴリズムがリスナーを細分化する中、HMWは新たな出会いを創出し、アーティストとリスナーをリアルな空間でつなげます。
フェスの運営チームも、ヘルシンキの若手アーティストやクリエイターが中心。
彼らの目標は、欧州のアンダーグラウンドアーティストが自由に音楽実験できるプラットフォームを提供すること。
HMW CEOダンテ・コレア氏はこう語ります。
「ヘルシンキには、世界でも注目されるサブカルチャーシーンがあり、驚くほど才能豊かな若手クリエイターが活躍しています。HMWを通じて、春のヘルシンキを音楽と創造のハブにしたい。」
HMW 2025イベント概要
■開催日:2025年5月8日〜10日
■会場:ヘルシンキ市内各所(テンペリアウキオ教会、Dance House Helsinki ほか)
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