“目に見える風景の、その向こうにあるもの”。

やわらかな線と、どこか懐かしさを感じさせる色彩。眺めているだけで、ふと子どもの頃の記憶がよみがえるような感覚。イラストレーター・福田利之さんの作品には、そんな不思議な力があります。心に寄り添い、日常の中にそっと魔法をかけてくれるような世界観は、多くの人に愛され続けています。

そんな福田さんの最新作と、これまでの創作の軌跡を体感できる個展「A PIECE OF SOMETHING」が、2025年4月23日（水）から5月19日（月）まで、代官山の「LURF GALLERY 1F」で開催されます。アートとしての完成度はもちろん、どこか“物語”を感じさせる作品たちに出会える、特別な時間が待っています。

“かけら”から広がる、物語の世界

今回の個展「A PIECE OF SOMETHING」では、代表作から最新作までが一堂に会する、見応えある内容となっています。展示会場の代官山「LURF GALLERY」は、訪れる人の感性をそっと刺激する静かな空間。まるで自分だけの物語の扉がそっと開くような、やさしく静謐な空気が漂っています。

展示タイトルでもある「A PIECE OF SOMETHING」は、“何かのかけら”という意味。福田さんが描く世界には、明確なストーリーはありません。でも、それがかえって想像力をかき立ててくれるのです。絵の中にある小さな動物、さりげない風景、ふとした人物のしぐさ――それらが心にひっかかり、見る人自身の「記憶」や「想い出」と結びついて、あなただけの物語がはじまるような感覚。

展示では、絵本の原画、CDジャケット、雑誌の表紙など、福田さんがこれまで手がけてきた数々のアートワークも紹介される予定です。その一つひとつに、暮らしの中にある小さな気づきや温もりが込められていて、まさに“福田利之の世界”を五感で味わえるまたとないチャンスです。

会場では限定グッズも登場！

アートを「見る」だけでなく「持ち帰る」ことができたら――そんな願いを叶える、オリジナルグッズも会場で販売されます。ポストカードやステーショナリー、トートバッグなど、日々の暮らしの中でそっと寄り添ってくれるようなアイテムが並びます。

どのグッズにも、福田さんの作品に宿る“あたたかさ”や“やさしさ”が詰まっており、使うたびに気持ちがほぐれるような感覚に。お気に入りのアイテムを見つけて、日常に小さな彩りを加えてみるのも素敵ですね。

アートに親しみたい人、イラストを通して癒されたい人、そして何か新しいインスピレーションを探している人――そんなすべての方におすすめの展示です。

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日常に、ちいさな発見とやさしいインスピレーションを。
“何かのかけら”を探しに、代官山へ足を運んでみませんか？

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福田利之 個展「A PIECE OF SOMETHING」展覧会情報

■会期：2025年4月23日(水)〜5月19日(月)
■入場料：無料
■会場：LURF GALLERY 1F
■住所：東京都渋谷区猿楽町28-13 Roob1