東京・南青山にあるニコライ バーグマン フラワーズ&デザインのフラッグシップストア2階で、デンマーク出身のアーティスト カール・クルル(Carl Krull) の展覧会「SEED // 種」が始まりました。
SEED // 種 カール・クルル:創造の種を蒔く

カール・クルルは、10年以上にわたり「線の本質」を追求するため、あえて白と黒だけで表現する「地震期」と呼ばれる時代を過ごしました。
この時代に描かれた作品は、地層や地震波を思わせる無数の線の相互作用から人物像やモチーフが立ち上がる独自のスタイルを確立しています。

今回発表される最新作では、白黒の制約を打ち破り、色彩を取り戻したクルルの新たな挑戦が披露されます。
鮮やかな色が解き放たれ、まるで花が咲き誇るようにキャンバスに広がります。
作品は「蜂蜜」や「果実」を思わせるような強烈な色彩とエネルギーに満ちており、見る者を五感で引き込みます。
ニコライ・バーグマンとの特別な共創作品も

同じデンマーク出身であるフラワーアーティスト、ニコライ・バーグマンとの共演も今回の見どころ。
クルルは高さ120cm・重さ80kgの巨大なコンクリート製のボックスを創作。
そこにニコライ・バーグマン自身が、「ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ」で育った山桜の枝や、丁寧にドライフラワーへと仕上げられた紫陽花を用いてアレンジメントを施しました。
自然の力強さと繊細さが融合した花材と、クルルのアートが出会うことで、圧倒的な存在感と生命力を放つ特別展示が実現しています(展示は9月11日〜15日の期間限定)。
今回の展覧会は、青山のフラッグシップストアだけでなく、横浜・パシフィコ横浜で開催されるアートフェア「東京現代」(9月12日〜14日)でも出展されます。
いずれの会場でも、カール・クルルの新作とともに、ニコライ・バーグマンとの共創によるアート作品が展示されます。
なお、青山での展覧会は 9月30日(月)まで 開催されていますが、バーグマンとの共創作品が見られるのは 9月15日(日)まで。両会場で異なる雰囲気を味わえる貴重な機会となっています。
👉「ニコライ バーグマン フラワーズ&デザイン フラッグシップストア」で開催されている「SEED // 種 カール・クルル:創造の種を蒔く」詳細はこちら
👉9月12日〜15日までパシフィコ横浜で開催!アートフェア「東京現代」詳細はこちら
About the Artist
カール・クルル(1975年生まれ)は、デンマークを拠点に国際的に活動。これまでにデンマーク国内の主要美術館や劇場に加え、アメリカ、日本、フランスなど世界各地で個展を開催。現在はFormation Galleryに所属し、今回が東京での初出展となります。
展覧会「SEED // 種 カール・クルル:創造の種を蒔く」概要

◾️開催期間:2025年9月11日(木)〜9月30日(木)
◾️営業時間:10:00〜18:00
◾️会場:Nicolai Bergmann Flowers & Design Flagship Store 2F
◾️入場料:無料
◾️住所:東京都港区南青山5-7-2
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