- 2020-3-11
- travel2020, トラベル, フィンランド
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2020年、冬の北欧出張は4日目に突入。今回は、ヘルシンキ市内を視察します。
※北欧現地レポート4日目<前編>の様子はこちら
フィンランドデザインが好きな方であれば1度では訪れたい「イッタラ&アラビア デザインセンター」、仲間で貸切ができる特別感があるサウナ、そして小腹が減った時にも使えて、ベジタリアンやビーガンの方々にも人気のファストフード店をご紹介します!
|アラビアそしてイッタラの全てが分かる「イッタラ&アラビア デザインセンター」
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向かったのは、フィンランドデザインが好きな方であれば、1度は訪れたい場所としても知られる「IITTALA&ARABIA DESIGN CENTER」へ。元は「アラビアファクトリー」として知られていましたが、2016年からは「イッタラ&アラビア デザインセンター」として生まれ変わっています。
「ヘルシンキ中央駅付近のトラムに乗ってから大体20分ちょっとで「Arabiankatu」駅に着きます。そこから徒歩数分で「ARABIA DESIGN CENTER」に到着します。
【イッタラとアラビアの歴史が分かる9Fのミュージアムは無料!】
まずは、。入り口正面のエレベーターで、9Fのアラビア、イッタラの歴史が全て分かるミュージアムへ。9Fは企画展と常設展で別れていますが、どちらも入場無料というのが嬉しいところ。
【企画展「マッティ・クレネル-イッタラとの10年にわたる対話」】
今回訪れた際の企画展は、「マッティ・クレネル-イッタラとの10年にわたる対話」。イッタラと10年間コラボレーションを行ってきたマッティ・クレネル。彼が作り出したグラスの「Lempi(レンピ)」は、シンプルな美しいデザインと、スタッキングも可能という使い勝手の良さが相まった傑作です。そして、キャンドルホルダー「Nappula(ナップラ)」も彼の代表作の1つ。丸みを帯びたシンプルでありながら印象的なデザインは、どんなインテリアにもマッチします。彼の今までの作品や、デッサンも見ることができる素敵な企画展でした。
【常設展は圧巻!】
そして奥に広いスペースが設けられているのが常設展。ここには、過去のアラビア、イッタラの歴史的名作がずらりと並びます。
【注目は、中央にずらりと並ぶ過去そして現在の名作】
中でも存在感があるのは、やはり中央の長テーブルにずらりと並んだ作品。片方の列はイッタラ、もう片方の列はアラビアの歴史的名作がずらりと並びます。年表のような展示の仕方が秀逸で、入り口奥が一番年代が古く、入り口に近づいていくと年代が新しくなっていきます。
発表された年代の他にも、デザインをした人物、作品名もしっかり明記されています。粋だったのが、一番年代が新しい箇所は空白になっているところ。これからも名作を生み出していくというイッタラ/アラビアの気概を感じました。
【常設展は、オイバ・トイッカやタピオ・ウィルカラなど他にも見所がいっぱい!】
中央のずらりと並んだ歴史的名作も素敵ですが、他にも常設展ルームには、オイバ・トイッカの「バードシリーズ」や、タピオ・ウィルカラの「ウルティマツーレ」など、北欧好きな方であれば、1度は見たことがあるはずな傑作も展示されています。見れば見るほどため息が出るほどの美しい作品群が展示された贅沢な常設展です。
【9Fでは是非コーヒーも飲みたい!】
9Fでちょっと見逃しがちなのが、エレベータを降りてすぐ近くになるこのコーヒーマシーン。側にはアラビアのマグカップが並んでいます。スタッフ用かと思いきや、来場者のために設置されたものです。勿論こちらも無料なので、是非試したいところです。
コーヒーをゆっくり飲みながら窓から外を眺める、そして側にはイッタラやアラビアの展示が並ぶ。とても贅沢な時間を過ごせるはずです。
【帰りがけにクーポンを忘れずに!】
ミュージアムを見た後に、スタッフから渡されるのが、2Fのショップで使用可能な、この15%オフのクーポンチケット。このクーポンチケットが無いと通常料金になってしまうので、まずはミュージアムに行って、このチケットをゲットするのがおすすめ。
【2Fのショップも必見!】
ミュージアムの後は2Fのショップへ。ここも以前は「アウトレットショップ」と銘打っていましたが、現在は通常のショップとなっています。とは言っても、広い店内を見て回るのは楽しいもの。
期間限定でセールを行っているものもありますし、何より種類が圧倒的に豊富なのと、ライフスタイルを彷彿させるような展示を様々な箇所で行っているので見ていて楽しい。
|予約制で、仲間で貸切ができる特別なサウナ「Katajanokkan Kasino」
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夕方に向かったのが、ヘルシンキの東側のカタヤノッカエリアにある、この立派な建物の「Katajanokkan Kasino」。カタヤノッカエリアは、ムーミンの作者"トーベ・ヤンソン"が生まれ育った場所としても有名な場所で、ヘルシンキ中心部に近いロケーションながら閑静な住宅街です。
※カタヤノッカエリアを紹介した記事ははこちら
【サウナ専門施設ではないけど、充実した内容!】
「Katajanokkan Kasino」は、サウナ専門施設ではなく、レストラン営業が主で、宴会やパーティ、そしてウェディングも行っています。この施設の地下にあるのが貸し切り可能なサウナです。サウナ専門施設ではないですが、シャワースペース、タオル、ドライヤー、サウナペーパー(サウナに入る際にお尻に敷く紙)などの基本的設備は全て揃っています。
【サウナブッフェでお腹も満足!】
そして、要望があれば別途費用で「サウナブッフェ」も注文が可能。フィンランドの人々がサウナに入った際に食べる伝統的な料理が並びます。料理以外にも、フィンランドビール、ロンケロなども冷蔵庫から出して飲むことができます(飲料も別途費用)。サウナに入り、外気浴をし、料理を食べる、そして飲む。最高なループを誰の目を機にすることなく体験ができる最高な施設です。
|中心地で、居心地がよく、遅くまでやっているバーレストラン「The Plaza Wine & Craft Beer」
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サウナの後向かったのは、4日目前編でもご紹介したカンピショッピングセンターの近くにあるバーレストランの「The Plaza Wine & Craft Beer」。ワインセレクションに定評があるバーレストランですが、ランチの営業もしています。ここの良い点は、店内が広く落ち着ける内装になっているところと、金曜日、土曜日は深夜3時まで(それ以外の日でも深夜1時まで)営業している点。比較的早めに閉まってしまうレストランが多い中で、食事も取れてお酒も楽しめる場所って意外に貴重。
|ベジタリアンメニューも充実!ヘルシンキで人気のピタパン!「Fafa's Helsinki Sokos」
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この日最後に訪れたのは「The Plaza Wine & Craft Beer」から徒歩数分の所にある「Fafa's Helsinki Sokos」。ここは簡単にいうと"ベジタリアンやヴィーガンの人も利用しやすいファストフードショップ"。特に人気なのがヘルシーなラファエル(中東発祥のコロッケみたいなもの)が入ったピタパン。勿論お肉好きな方向けにチキンやビーフのピタパンなどの用意もあります。そしてここは朝6時まで営業しているので、深夜に小腹が空いたときには強い味方です!
|意外に遅くまで運行しているヘルシンキのトラム!
「Fafa's Helsinki Sokos」を出たときは深夜1時前。今回宿をカタヤノッカエリアに取っていたので、流石にトラムで帰るのは難しいかなと思っていると、まだ走ってる。詳しくは調べてはいないですが、ストックマン付近からカタヤノッカに向かう4番トラムは深夜2時過ぎまで運行していました。トラムすごい!と思いながら家路について4日目が終了しました。
|訪れたスポットはここ!
今回ご紹介したお店は、下記のmap内で赤くナンバリングしてマーキングしています。訪れた際は是非ご参考になさってください。
※番号は、各ショップをご紹介している上記記事内の数字とリンクしています(ex:map-①)
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