冬の北欧出張に行く前にスノーブーツを確認したら、ゴムの部分にひび割れが。。。
今回の出張は、スウェーデンの中央部にも行くので、スノーブーツのひび割れは死活問題。
ということで、早速、修理をしてみました!
スノーブーツ ひび割れ修復で必要なのはこれ!
スノーブーツのひび割れを修復するために必要な物は多くありません。
・黒ゴム接着剤
・ヘラ(接着剤を伸ばすため)
・サンドペーパー
・除菌シート
・マスキングテープ
これがあればしっかり修復が可能です。
今回は、ホームセンターなどで購入でき、ECサイトでも販売されている“ロックタイト 黒ゴム接着剤”を使用しました。この接着剤が固まるとゴムになります。
作業手順は、上記のような流れ。早速修復作業を見ていきましょう!
①アルコールを使い修復箇所を拭き、汚れとゴムのコーティングをおとす
まず作業に入る前に必要なのは修復箇所の汚れを除去することです。
汚れや埃がついたまま修復を行うと、表面に凹凸ができて接着剤がしっかり吸着しません。
また、スノーブーツには元々ゴムにコーティング処理がされているので、このコーティングを落とさないとこちらも接着剤がしっかり吸着しない原因となります。
そのため今回はアルコールが入っている除菌シートを使ってきれいに拭き取ります。
②修復箇所付近をサンドペーパーなどで荒らす
次は、修復箇所付近をサンドペーパーなどで荒らす作業です。
自転車のタイヤパンク修理でも見たことがあるかもしれませんが、このサンドペーパーで荒らすことによって、修復箇所が均一化されて接着剤が吸着しやすくなります。
POINT
1点だけここで気をつけたいのは【あまり削り過ぎないようにする】こと。
この作業は、あくまで補修剤が吸着しやすくするためなの作業。スノーブーツのゴムが薄くなってしまっては意味がないので、表面がざらつく程度の弱めにヤスリ掛けすることがポイントです。
③接着剤を塗るエリアをマスキングテープを貼って囲う
修復箇所を中心として、少し広めにマスキングテープを貼って囲います。
④マスキングテープで囲った内側に接着剤を塗る
マスキングテープで囲いができたら、その内側に接着剤を塗っていきます。
POINT
ここでのポイントは、【厚めに塗る】こと。
薄く塗ってしまうと、修復後またその箇所がひび割れを起こす可能性があります。そんな悲劇を繰り返さないように、少し厚めに接着剤を塗ることがポイントです。
ヘラなどで満遍なくマスキングテープの囲いの中を均一に接着剤を伸ばしていきます。
⑤マスキングテープを剥がす
囲いの中全体に満遍なく接着剤を伸ばすことができたら、マスキングテープを剥がします。
POINT
ここでのポイントは、【塗った部分が乾く前に早めにはがす】こと。
接着剤は意外に早く乾きます。乾いた後にマスキングテープを剥がしてしまうと接着剤がテープにくっついてしまうので、剥がすのと一緒に接着剤も剥がれてしまいます。
⑥1晩程度置いて乾燥させる
マスキングテープを綺麗に剥がしたら、あとは1晩置いて乾燥させるだけで修復完了です。
作業時間は両足1箇所ずつの修復で、大体30分程度でした。
無事修復完了!
修復をしたスノーブーツを履いて、実際北欧出張に行ってきました!
12日間の行程で、スウェーデンの雪が多い中央部もいきましたが、道中再度ひび割れすることもなく、スノーブーツの内側が濡れるということもなく、とても快適でした♪
気に入ったものを手入れすることで、より愛着も沸きますし、何よりも長く使い続けるのはサスティナビリティとも言えます。
みなさんもお気に入りのスノーブーツがあれば、ひび割れをチェックして、もしひび割れがあれば修復にトライしてみてください♪
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