2024年冬の出張3日目は、ヘルシンキの西にあるサウボという街に向かいます。
サウボは、アルヴァ・アアルトが手がけた病院施設サナトリウムがあるパイオミ近くのエリア。ヘルシンキ中心部から車で2時間40分ほどの距離。
そこに住むアーティストを取材し、ヌークシオ国立公園にあるホテルへ向かいます。
※2024年 北欧旅日記 2日目<前編>の様子はこちら
フィンランド内での長距離移動時の休憩によく使われるABCストア -①
フィンランドの人口は550万人ほどで、日本と比較すると25分の1程ですが、国土面積は日本と比較すると80%程の広さがあります。
鉄道も各所に整備されていますが、車で移動する方も多く、日本と比較すると車の保有率は若干低いくらいです。
それゆえに高速道路も張り巡らされていて、サービスエリアもあります。とはいってもフィンランドでは高速道路はすべて無料なので、誰でも気軽にいける少し大きめなスーパーという印象でしょうか。
店内ではお菓子や、ガム、そして長距離運転で必要な車に関するアイテム、そして子ども向けの絵本などのアイテムが販売されています。
アーノルドも入っている!
ショップ内にはイートインのコーナーもあり、軽食も販売されているのですが、フィンランドのドーナツチェーン「Arnold(アーノルド)」もありました!
日本でも時々ポップアップショップで販売されているドーナツで、記事に牛乳、卵を一切使わないのが特徴。
ドーナツは、素朴な味わいでほっこりでした。
ピヴェ・トイヴォネン
ABCストアを後にして、さらに30分ほど車を走らせた場所にあるのが、本日の取材先、フィンランド在住のアーティスト「ピヴェ・トイヴォネン」のアトリエ。
森の中にある住居兼アトリエで、創作活動にはもってこいの場所です。
アトリエ
幼い頃から動物が好きだったという彼女のアトリエに入ると、鳥が飾られ、床にはきつね、くじら、いるかなどさまざまな動物がカラフルに描かれていました。
アトリエ自体がインスピレーションの源になることもあるのだとか。
サウナ&おもてなし
彼女が幼い頃からずっと好きだったもう一つの物が「サウナ」。ここには2つのサウナがあり、毎週必ずサウナに入って身も心もリフレッシュさせるという。
そして、彼女が現在手がけているアートは、このサウナと動物が掛け合わさった作品。
取材では、この作品がどのように生まれてくるのか、どんなサウナが好きなのかを聞きました。
取材の内容は、雑誌「LifTe北欧の暮らし」vol.05で読むことができます♪
国立公園の敷地内にある自然あふれるホテル「Haltia Lake Lodge(ハルティア・レイク・ロッジ)」 -②
サウボでの取材を終えて、宿泊先まで車で移動。
この日の宿泊先は、ヘルシンキの北西部にあるヌークシオ国立公園の敷地内にあるホテル「ハルティア・レイク・ロッジ」。
ここは2021年8月にオープンしたばかりのホテルで、まだ新しい匂いが残る清潔感あふれます。
ヌークシオ国立公園は、ヘルシンキからのアクセスも良く、フィンランドで最も人気のある国立公園としても知られ、さまざまなアクティビティを体験することができますが、宿泊者であれば、フロントを通してアクティビティに参加することができます。
また、「ハルティア・レイク・ロッジ」は、2022年に"ヨーロッパで最もサスティナブルなホテル"に選出されています。
客室に設置されたランプシェードは空き缶、ハンガー掛けは使用しなくなったスキー板を活用していますが、再利用していると思えないほど洗練された出来栄えです。
大自然とサスティナブル、そして北欧デザインを体験できる場所が「ハルティア・レイク・ロッジ」なのです。
「K-supermarket」で購入した大きいサンドイッチ
その日の晩御飯はホテルで予約をしていなかったので、途中の「K-supermarket」で購入したサンドイッチを部屋で食しました。
サンドイッチの名前は「Maxi patonki kinkku」、翻訳すると「最大のハムバケット」。名前が語るように300gの大きなサンドイッチで食べ応え充分。
甘めのソースが良い味を出していて満足する味わいでした。
日本では販売していないスキルの塩キャラメル味!
そして、「K-supermarket」で発見したイーセイスキルの"キャラメル味"も実食!
イーセイスキルは、アイスランドの国民食スキルをもとにしてつくられた高たんぱくで脂肪0の乳製品。日本でも販売されていますが、フィンランドではかなりの種類のフレーバーが販売されています。
今回購入した"塩キャラメル味"は、日本でも食べることができる"バニラ味"をさらに濃くした味わいで、日本でも販売されたら確実にファンが喜びそう。
そして付属するスプーンが木製だったのにもびっくり!
※【2024年北欧旅日記4日目】に続く
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