3月11日(火)から14日(金)にかけて、東京ビッグサイトで開催されていた「FOODEX JAPAN 2025」。
世界各国から、日本未上陸の食品や、最近流通を開始したばかりの新商品が発表される場として、食品メーカー、レストラン、ホテル業界などからも大きな注目を集める展示会です。
今回も北欧各国から興味深いフード、そしてドリンクが紹介されていたので、編集部注目のアイテムをご紹介します。
🇸🇪イケアでも6月に発売開始!スウェーデンで愛されるノンアルドリンク「Kullamust(クラムスト)」
スウェーデンブースで注目したのは「クラムスト」。
スウェーデン南部のスコーネ地方で生産されていて、100%ストレート果汁を使用し、保存料や添加物を一切加えていないナチュラルジュースは、スウェーデンで長年愛されています。
ノンアルコールながら、ワインのような奥深い味わいが特徴で、食事にもぴったり。
FOODEXの会場では、定番の「Äpple(アップル)」と、エルダーフラワーやグレープ、シトラスをブレンドした「Svart Fläder」が試飲でき、多くの人が「これはただのリンゴジュースじゃない!」と驚く様子を見せていました。
特に「Svart Fläder」は、華やかな香りと爽やかな酸味が絶妙なバランスで「食事と合わせても楽しめそう!」との声も。
このKullamustが、2025年6月より日本のIKEAで販売決定!北欧ならではのナチュラルで贅沢な味わいを、自宅でも手軽に楽しめるチャンスです。
IKEAで見かけたら、ぜひ試してみてください!
🇩🇰フルーツたっぷりのナチュラルな味わい デンマーク「Fynbo(フィンボ)
デンマークブースで注目を集めたのが、プレミアムジャムブランド「フィンボ」。
フルーツ含有量50%以上の贅沢なジャムは、人工添加物不使用で素材本来の味を活かしたナチュラルな仕上がり。フェアトレード&オーガニック認証を取得した製品も多く、環境に配慮したサステナブルなジャム作りが特徴。
今回の展示会では、オレンジマーマレード(Orange)、いちごジャム(Strawberry)、ブルーベリージャム(Blueberry)などが紹介され、来場者から「フルーツ感が濃厚」「甘さ控えめで食べやすい」と好評。
特に、爽やかな苦味が魅力のオレンジマーマレードは、トーストやヨーグルトにぴったり!
北欧らしいピュアな味わいを楽しめるFynboのジャム。今後の日本展開にも期待が高まります。
160年以上の歴史を持つノルウェー乳製品ブランド「TINE(ティーネ)」の伝統のチーズ
ノルウェーのブースで特にお薦めしたいのが、ノルウェーを代表する乳製品ブランド「TINE(ティーネ)」。
中でも話題となったのが、「Brunost(ブルーノスト)」。見た目は茶色く、口に入れるとキャラメルのような甘みとコクが広がる、独特のノルウェーチーズです。
ブルーノストは、牛乳やヤギ乳を長時間煮詰めて作ることで、ミルクの自然な糖分がキャラメル化し、濃厚でクリーミーな味わいに仕上がります。
ノルウェーでは、薄くスライスしてパンやワッフルにのせるのが定番。一度食べるとクセになる味わいで、チーズ好きにはたまらない逸品。
北欧の伝統的なチーズ文化を伝えるTINEの製品は、既に、日本国内の一部輸入食品店で取り扱いがあります。
🇪🇪 エストニアのPõhjala(プヤラ)が贈る「バルトラガー」!元大相撲力士・把瑠都氏とコラボした白樺香る特別なラガービール
エストニアのブースで特に人気があったのがエストニアを代表するクラフトブルワリー「プヤラ」。
今回登場したのは、日本の大相撲で活躍したエストニア人力士・把瑠都氏とのコラボビール「バルトラガー(Balt Lager)」。
エストニアの自然を象徴する白樺を使用し、ほのかに漂う木の香りが特徴的な、まさに北欧らしいビールです。
バルトラガーは、一口飲むと爽やかな白樺のアロマが広がり、モルトのやさしい甘みとホップの苦味がバランスよく調和。
飲みやすさと個性的な風味を兼ね備えた、印象に残る仕上がりとなっています。プヤラはビール醸造だけでなく、レストランやサウナも併設する体験型ブルワリーとしても有名。サウナ上がりに楽しむビール文化を世界に広めています。
北欧の自然と日本の相撲文化が融合した「バルトラガー」、これは一度試してみる価値あり!
🇱🇻 ラトビア発「MONS(モンズ)」!ナッツ&フルーツを贅沢に使ったチョコレートスナックKARRÉが話題
ラトビアのブースで編集部が注目したのは、プレミアムスナックブランド「モンズ」。
ナチュラル素材にこだわる「KARRÉ(カレ)」シリーズは、全粒の種(ホールシード)とフルーツをダークチョコレートで贅沢にコーティングしたヘルシーなスナック。
特に人気が高かったのが「クランベリー×ダークチョコ」のフレーバー。
甘酸っぱいクランベリーのジューシーさと、深みのあるビターチョコのバランスが絶妙で、口の中でじんわりと広がる果実の風味が印象的でした。
カリッとした種の食感がアクセントになり、甘すぎず、大人のスナックとしても楽しめる味わいです。
カレは、罪悪感ゼロで楽しめるナチュラルスイーツとして、健康志向の人にもぴったり。ラトビア発の新感覚スナック、日本上陸にも期待が高まります!
🇱🇹 リトアニア発「OKTAVA(オクターヴァ)」!ピアノをモチーフにしたチョコチーズケーキ
リトアニアのブースで注目したのは、スイーツブランド「オクターヴァ」。
特にこちらの鍵盤をイメージしたパッケージの冷凍チーズケーキ「スィローク(Sūrelis)」が人気です。
この製品は、濃厚なチーズフィリングをチョコレートでコーティングしたもので、アイスクリームのような滑らかな口当たりと、外側のチョコレートのパリッとした食感が特徴です。
日本では、カルディの冷凍コーナーで販売されており、バニラ味やストロベリー味など、さまざまなフレーバーが楽しめます。手軽に本格的なリトアニアのスイーツを味わえると、スイーツ好きの間で話題となっています。
🇫🇮フィンランド発「Bonne」!ムーミンデザインのオーガニックスムージーが話題
フィンランドのプレミアムジュースブランド「Bonne(ボネ)」。
Bonneは、北欧のピュアな水とフルーツを活かした100%ナチュラルなジュースを製造し、オーガニック認証を取得した製品も展開しています。
今回の展示では、ムーミンデザインのオーガニックスムージーが話題に。
バナナ&ブルーベリー、洋ナシ&リンゴ、マンゴー&アプリコットなど、子ども向けに開発されたやさしい味わいのスムージーが並びました。
さらに、洋ナシ&リンゴの爽やかなジュースも試飲され「自然な甘みで飲みやすい!」と好評。
北欧らしいサステナブルなジュース作りで人気のBonne、日本での展開にも期待が高まります!
世界の最新トレンドが集まるFOODEX JAPAN。
今回紹介した北欧ブランドの中には、すでに日本で購入できるアイテムもあります。輸入食品店などで見かけたら、ぜひ手に取ってその魅力を味わってみてください。
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