エストニアの首都タリンで生まれたクラフトジン蒸留所「Junimperium Distillery(ジュニペリウム蒸留所)」が、ついに日本正規輸入が決まり、昨年末より国内で正式に販売がスタートしました。
世界中のジンファンから高い評価を集め、国際品評会でも最高賞を獲得してきた同蒸留所。
ジンの香りの中心となる「ジュニパーベリー(ヒノキ科の植物の実)」を主役に、その奥深さを丁寧に引き出した味わいが魅力です。
ジュニペリウム蒸留所とは

2019年、バルト三国最北の国・エストニアの首都タリンで誕生した、同国初のクラフトジン専門蒸留所。
国土の約半分が森に覆われるエストニアでは、野生のベリーやハーブ、季節の移ろいとともにある暮らしが今も息づいています。
ジュニペリウム蒸留所が目指すのは、北欧らしい自然観と、世界中から厳選した最高品質のジュニパーベリーを融合させたジンづくり。
実は、ジュニパーベリーを使っていないお酒は、法律上「ジン」と名乗ることができません。
ワインにブドウが、ビールに麦芽が欠かせないのと同じように、ジンにとってジュニパーベリーは必要不可欠な存在です。

近年のジンブームでは、フルーティーだったり香水のような香りを前面に出した、いわゆる“ジンらしくない”表現のものも増えてきました。
そんな中で、ジンの中心はあくまでジュニパーベリーにあるという原点に真正面から向き合っている点こそが、ジュニペリウム蒸留所が高く評価されている理由です。
ブランド名「Junimperium」は、Juniper(ジュニパーベリー) × Imperium(支配・帝国)を掛け合わせた造語。
その名の通り、素材選びから蒸留、ブレンドに至るまで、ジュニパーベリーへの敬意と探究心が貫かれた一本一本が生み出されています。
日本リリースの3銘柄

Blended Dry Gin(ブレンデッド・ドライジン)
ジュニペリウムの哲学を体現する、ブランドを象徴する一本。
世界最高品質とされるマケドニア、セルビア、イタリア産のジュニパーベリーに、エストニア産2種を加えた計5種のジュニパーベリーを贅沢にブレンド。
ジュニパーベリー以外のボタニカルは、それぞれを個別に浸漬・蒸留し、最後に精密にブレンドすることで、澄んだ透明感と重層的な奥行きを生み出しています。
松の枝葉を思わせる力強いジュニパーベリーの香りに、ハーバルなニュアンス、シトラスの軽やかさ、スパイスの余韻。
一口ごとに表情を変える味わいは、まさに“ジュニパーベリーの芸術”。
■容量:700ml
■アルコール度数:45%
■参考価格:6,930円(税込み)

Navy Strength Gin(ネイビーストレングス・ジン)
ブレンデッド・ドライジンをベースに、レモンピールを加え、香りの輪郭がよりはっきりと感じられる高アルコール度数のスタイルに仕上げています。
度数は59.26%。蒸留所の緯度に由来するこの数値が示す通り、パワフルでありながら驚くほどバランスの取れた飲み口が魅力です。
濃密なジュニパーの香りに、柑橘とスパイスの鮮烈さが重なり、カクテルでも存在感を放つ一本。
■容量:700ml
■アルコール度数:59.26%
■参考価格:7,920円(税込み)

Sloe Gin(スロージン)
蒸留と浸漬、二つの工程でスローベリーの魅力を引き出した、奥行きのあるスロージン。
エストニア産スローベリーを蒸留して得た澄んだ香りに、イタリア産ジャンボジュニパーのスピリッツへ果実をじっくり漬け込み、自然な甘酸っぱさを引き出しています。
果実の甘酸っぱさと自然なコク、後半に立ち上がるジュニパーの力強さが、美しく重なり合います。
ストレートやソーダ割りはもちろん、デザート感覚で楽しむのもおすすめ。
■容量:700ml
■アルコール度数:30%
■参考価格:7,260円(税込み)
ジュニパーベリーというジンの原点に立ち返り、その香りと奥行きを真正面から磨き上げてきたジュニペリウム蒸留所。
流行に流されることなく、本質を大切にする姿勢は、北欧らしいものづくりの価値観そのものです。
ジンを飲み慣れている人にも、これから知りたい人にも。
「ジンって、こんなに奥深かったんだ」と気づかせてくれる一本を、ぜひ日本で味わってみてください。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)







この記事へのコメントはありません。