スウェーデンを代表する陶芸家リサ・ラーソンの作品展「ゆめのきおく展/リサ・ラーソン」が、1月26日(金)より渋谷のギャラリー「のこぎり」で開催!
一点物の制作もおこないながら、大量に工場で作られる製品も手がける彼女の軌跡をたどる作品展。
リサ・ラーソン好きには堪らないイベントをご紹介♪
「ゆめのきおく展/リサ・ラーソン」
リサ・ラーソンは猫の「マイキー」をはじめとするグラフィックデザインでも知られるアーティストですが、今回の個展は彼女の本業である陶芸作品にフォーカスした展示。
彼女は数多くの一点ものも制作していますが、「私は工場で量産するにはどこをどのように作ればいいのか自然にわかるのだ。それは私の特別な能力だ」と後に本人が語っているように、彼女の天才性は工場で作られる量産品にこそあります。
コマーシャルなマスプロダクションという不自由から、彼女はとてつもない自由を創り出してきました。
今回の展示は、表現者としてのプライドとパッションを全く失うことがなかった一人の天才の夢の軌跡を追うものです。
本展ではヴィンテージや現行品の陶芸作品を中心に代表作が展示・販売されます。
また、これまで未公開だった量産前の原型も展示されます(こちらは展示のみ)。
会場内では2024年の日めくりカレンダーの1枚1枚にアートディレクターの佐々木美香さんがコメントを書き込んで展示もおこなう予定。
本展では、陶器作品をモチーフにした関連商品や日本生産の陶磁器も販売されます。
販売可能な作品は会期中にも随時追加されていき、購入した作品は全てその場で持ち帰りが可能です(有料での配送もあり)。
貴重な量産前の原型もお披露目される「ゆめのきおく展/リサ・ラーソン」は、無料で入場できるリサ・ラーソン好きの方は要チェックのイベントです。
会場となるギャラリー「のこぎり」は、月・火が休廊日(祝日の場合は開廊)となります。土日祝日は予約不要ですが、水、木、金曜日は下記のサイトから予約が必要となります。
気になった方は下記のサイトから詳細をご確認ください。
リサ・ラーソン(陶芸家)
1931年、スウェーデンのスモーランド地方・ハルルンダ生まれ。Stig Lindberg(スティグ・リンドベリ)に見出され、スウェーデン最大の陶芸製作会社Gustavsberg(グスタフスベリ)社で活躍。
1980年に独立。以後、現在に至るまで精力的に創作活動を続けている。日本で一番有名な北欧の猫キャラクター「マイキー」の生みの親としても知られる。2022年、スウェーデンの芸術と工芸を刷新し、豊かにした長年の優れた仕事に対して政府から勲章を授与された。
「ゆめのきおく展/リサ・ラーソン」開催概要
■会期:2024年1月26日(金)-3月3日(日)
■会廊時間:12時-19時
■休廊日:月・火(祝祭日開廊)
■会場:のこぎり
■住所:東京都渋谷区猿楽町5-17第一西尾ビル2階
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