【イベントレーポート】アイスランド大使館で初めて開催されたフードイベント!

2月17日にアイスランド大使館でフードイベントが開催されました。

以前LifTeでも紹介したアイスランド産のウィスキー「FLÓKI(フローキ)」の生産者が来日することに合わせておこなわれたイベントで、アイスランドラム、サーモン、そしてアイスランドの水なども提供されました。

アイスランド産のフード、ドリンクに可能性を大いに感じたイベントのレポートです。

※アイスランド産ウィスキー「FLÓKI」を紹介した記事はこちら

LifTe北欧の暮らし アイスランド大使館で開催されたアイスランドフードとドリンクのイベント 日本とアイスランドの国旗




良質な水から生まれるクオリティの高いアイスランドの食べ物や飲み物

LifTe北欧の暮らし アイスランド大使館で開催されたアイスランドフードとドリンクのイベント ステファン・ホイクル・ヨハネソン駐日アイスランド大使
まずはステファン・ホイクル・ヨハネソン駐日アイスランド大使より、挨拶と今回のイベントに関しての説明がありました。

「アイスランドの食材を日本で食べる機会はまだ多くはないですが、確実に少しずつ日本への輸出量も増えています。大使館でおこなうフードペアリングのイベントはこれが初めてのことです。良質な水から生まれるクオリティの高いアイスランドフード、そしてドリンクを是非楽しんでください」。

羊の糞で作ったウィスキーの他個性的なラインナップ!

LifTe北欧の暮らし アイスランド大使館で開催されたアイスランドフードとドリンクのイベント ウィスキー FLÓKI フローキ
今回のメインとなるアイスランド産のウィスキー「FLÓKI」は、羊の糞で燻製したものや、アイスランドの白樺を使用して作られたものなど、個性豊かなラインナップ。

アイスランドで育成が始まってまだ10年という貴重なライ麦を100%使用してつくられたウィスキーも提供されました。
LifTe北欧の暮らし アイスランド大使館で開催されたアイスランドフードとドリンクのイベント ウィスキー FLÓKI フローキ アイムヴァーク蒸留所
アイスランドから「FLÓKI」の製造元、EIMVERK DISTILLERY(アイムヴァーク蒸留所)の方も来日し、2009年の創業から現在までの歩み、そして製造のこだわりを説明してくれました。

アイスランドの原材料のみでウィスキーやジンをつくろうという想いで創業しており、最初のウィスキーができるまで実に5年以上の歳月を要したそうです。

実際に販売するまでの期間を要しましたが、こだわりを重ねた品質は多くの国で評価を受け、日本でも少しずつ認知度を上げています。

ゴールデングローブ賞のオフィシャルウォーターとして採用された「アイスランディック グレーシャル」

LifTe北欧の暮らし アイスランド大使館で開催されたアイスランドフードとドリンクのイベント アイスランディックグレーシャル ゴールデングローブ賞 ディオール
「FLÓKI」の他に用意されていたのがこちらのミネラルウォーター「アイスランディック グレーシャル」。

アイスランドの溶岩の層を通して、5000年間と言う歳月ゆっくりとろ過されてきた水は、 pH8.4の高いアルカリ性。

自然のまま何も加えられずボトリングされたとてもピュアなミネラルウォーターで、日本人の口に合う軟水は純粋な味わいが特徴。
LifTe北欧の暮らし アイスランド大使館で開催されたアイスランドフードとドリンクのイベント アイスランディックグレーシャル 水 ゴールデングローブ賞 ディオール
また、「アイスランディック グレーシャル」は、地熱と水力発電のみを使った完全サスティナブルなオペレーションを行なっています。

そして、ボトルは、BPAフリー(※)の再生プラスチックが使われ、ボトルやラベル、キャップ、またダンボールも全て100%リサイクル可能な物を使用しています。

環境に優しいものづくりの姿勢が評価され、第77回ゴールデングローブ賞のオフィシャルウォーターに、そしてディオールのスノーラインにも使用されています。

余計な物が足されていない水なので、「FLÓKI」の水割りを楽しむ人々から絶賛の声が上がっていました。

※人体への悪影響を及ぼす懸念があるプラスチックを使用していないということ

癖が無く楽しめるアイスランドラム

LifTe北欧の暮らし アイスランド大使館で開催されたアイスランドフードとドリンクのイベントで提供されたアイスランドラム
メイン料理のひとつとして用意されていたのが「アイスランドラム」。

ラム肉は近年ヘルシーで高タンパクということもあり、日本でも注目を浴びているお肉。

その中でもアイスランドラムは、西暦870年からアイスランドで飼育が始まり、そこから他の品種との交配がされずに現代まで残った、世界で最も古く純粋な唯一無二の羊の品種であったりとか、サスティナブルな飼育方法であったりなどの特徴がありますが、個人的なポイントは単純に味わい。
LifTe北欧の暮らし アイスランド大使館で開催されたアイスランドフードとドリンクのイベントで提供されたアイスランドラム
アイスランドラムは、臭みがなく、柔らかくきめの細かい上質な肉質が特徴。

これは、大自然のなかに放牧され、自然のハーブ、花、ベリー、苔などを自由に食べ、アイスランドのきれいな水を飲んで育ち、生産の月齢が若い(4-5ヵ月)ことに起因しています。

イベントではさまざまな調理方法で提供されましたが、どれも臭みがなく、ラムが苦手な人もアイスランドラムは食べられるという話も納得の味わい。

アイスランドラムは日本で流通しているラム肉のなんと2%程度という貴重なものなので、街中で見かけることがあれば是非トライしてみてください♪

脂がのった上質なアイスランド産トラウトサーモン

LifTe北欧の暮らし アイスランド大使館で開催されたアイスランドフードとドリンクのイベントで提供されたアイスランド産トラウトサーモン
イベントで提供されたもう一つのメイン料理は、アイスランド産のトラウトサーモン。

今回提供されたトラウトサーモンは、3日前にアイスランドで漁獲されたものを冷凍せずに空輸便で持ってきたそう。

水温がとても低いので、しっかり脂肪がため込まれた良質なトラウトサーモンが育つのです。

実際に食べてみると脂がしっかりのっていて、舌の上で溶けるような感覚を味わえます。

そして、その脂がまったくしつこくない。養殖だけど天然に近い味を楽しめるのがアイスランド産トラウトサーモンの特徴なのです♪


今回試食、試飲したものはすべてどの食品、飲料もアイスランドの恵まれた水や自然をベースにしていて、どれも印象に残るものばかりでした。

スーパーや量販店でも販売が開始されている物も少しずつ増えているので、気になった方は是非チェックしてみてください♪




関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

Translate

sponsored

sponsored

ページ上部へ戻る